先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ民族と 深い絆今なお

2012-05-31 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2012年05月31日

 北海道の名付け親として知られる幕末の蝦夷(えぞ)地探検家、松浦武四郎(1818~88)=現在の松阪市出身=の功績をたたえる記念碑が、北海道新ひだか町のアイヌ民俗資料館に建てられた。アイヌの人たちによる武四郎の記念碑建立は、弟子屈(てしかが)町の歌碑に次ぎ二つ目。
 武四郎は蝦夷地調査の過程でアイヌの人たちと交流した。「心情の率直で純朴なことは、たとえようがない。アイヌの人たちの美しい心を知ってほしい」という言葉を残している。
 今回の記念碑建立は、松阪市で毎年開かれる「武四郎まつり」に昨年2月、道内の「静内民族文化保存会」の会員が招かれたのがきっかけだった。
 アイヌ民族と武四郎の結びつきを多くの人に知ってもらおうと、保存会の会員が所属する北海道アイヌ協会新ひだか支部(大川勝支部長)の有志が、アイヌ民族の英雄シャクシャインゆかりの地、新ひだか町に建てることにした。
 碑文には「アイヌ民族と武四郎の絆は今なお輝いている。民族を超えて、ともになし得た功績をたたえる」と記した。
 150冊にのぼる蝦夷地の調査記録や28分冊の地図を残した武四郎は、約9800に及ぶアイヌの地名を調べた。安政の大獄が始まった1858(安政5)年には、静内川などをさかのぼり、同町周辺のアイヌコタン(集落)を訪ねて回ったとされる。
 松浦武四郎研究会(事務局・札幌市)によると、道内には、武四郎の銅像や顕彰碑などが確認できるだけで50カ所以上ある。間宮林蔵や伊能忠敬など、ゆかりのあるほかの人物の碑に比べても突出した数という。
 今月12日の除幕式に招かれた松浦武四郎記念館(松阪市)の山本命(めい)学芸員(36)は、武四郎が3度訪ねて記録した当時の静内の様子について講演。山本さんは「アイヌ民族の思いや武四郎とのきずなの深さを知り、改めて武四郎の存在の大きさに触れた」と話している。(森山敏男)
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001205310003

インド・ジャドゥゴダ ウランが染みる村

2012-05-31 | 先住民族関連
週刊朝日 5月31日(木)7時12分配信

 インドで唯一、ウラン鉱山がある小さな村。危険を知らされなかった村民たちの周囲では"異変"が起きていた。フォトジャーナリストの木村肇氏が取材した。
*  *  *
 ジャールカンド州ジャドゥゴダ。インド東部の都市カルカッタから西に300キロ。インドで唯一のウラン鉱山がある村だ。稼働中の19基、建設中の8基の原発を抱えるインドの核開発の基礎を支えてきた土地でもある(11年1月時点)。人口の28%がアンタッチャブル(カースト制度からも外れ、激しい差別をうけている人々)にすらなれない先住民とされ、自給自足の生活を送る者も多い。
 いまだ手つかずの自然と野生動物が残るジャドゥゴダに、インド国営のウラン公社、通称UCIL(Uranium Corporation of India Ltd.)がやって来たのは1962年だ。その5年後には鉱山が本格稼働を開始。74年には、インドで初めて核実験が行われた。
 日本がジャドゥゴダの調査を始めたのは2001年のこと。京大原子炉実験所の小出裕章氏がフィールドワークを行った。02年の調査報告書によると、当時稼働していたウラン鉱山は三つ。工場でウランを精製する際に生じる鉱滓(こうし=鉱石から金属を製錬する際などに生じる非金属性の不純物)を廃棄するための鉱滓池(テーリングダム)は二つあり、三つ目を建設中だった。その周辺半径5キロ内に15の村が存在し、約3万人が生活を営んでいる。
 08年、IDPD(India Doctors for Peace and Development、平和と発展をめざすインド医師連盟)はダム周辺半径2.5キロの住民(3690人)を対象にした調査報告書「Black magic」を発表した。それによると、46%の住民がUCILで働いており、そのうちの約3分の2が鉱夫だった。同地区の先天性異常者率は4.42%(163人)で、30~35キロ離れている対象地区(5077人)に比べて約2倍高い。また、半径1キロ以内の七つの村では、47%の女性が月経不順で、18%が5年以内に流産か死産を経験しているという結果も出ている。
「1人目の子は流産したのよ」
 ダムから約2.5キロの村に住むドニヤン・オラムさんが目を伏せながら、ぽつりと語った。彼女には26歳の息子と24歳になる娘がいるが、2人とも言語障害と下半身不随を患っている。
※週刊朝日 2012年6月8日号
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120531-00000006-sasahi-soci

柳宗悦展:「暮らしの美」 三次の奥田元宋・小由女美術館で開幕 /広島

2012-05-31 | アイヌ民族関連
毎日新聞 5月30日(水)12時35分配信

 日本民藝館(東京・駒場)の初代館長を務めた柳宗悦(むねよし)(1889~1961)展が29日、三次市東酒屋町、奥田元宋・小由女美術館で開幕した。7月8日まで。6月3日休館。
 宗悦の没後50年と日本民藝館開館75周年記念展で、サブタイトルは「暮らしへの眼差し」。無名の職人の手で生み出された日用の工芸品に「驚くべき美」を見出した思想家で、独自の審美眼で新しい美の概念と工芸理論を展開した。36(昭和11)年に日本民藝館を開設し、手仕事の復権を目指す民芸運動を繰り広げた。
 展覧会には、宗悦の直観で見出された日本本土や沖縄の諸工芸品、朝鮮半島の陶磁器類、アイヌや台湾先住民の衣装や装身具、棟方志功らの作品など約350点を展示、暮らしと結びついた美の世界を紹介する。三代目日本民藝館館長を務めた長男、柳宗理(むねみち)(1915~2011)の収集品やデザイン作品も展示し、親子の間に受け継がれた美への思いも。
 宗悦は日本民藝館開館に際し、36年10月10日の大阪毎日新聞(現毎日新聞)に「民芸の集成を思い立ってから10年余り、やっと望みが叶いました。欧州を巡ってみて日本の民芸は内容といい質といい決して遜色はないという確信を得たので、美しいもの芸術的にすぐれたものを唯一の条件として集めたので、規模は小さいが中味は整っているという自信があります」と、その熱い思いを語っている。
 入館料は一般1000円、高校・大学生500円(中学生以下無料)。【小原勝】
5月30日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120530-00000145-mailo-l34

アイヌ文化伝承へ資格者急増

2012-05-26 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞社ニュース 2012年05月26日 14時10分

 アイヌ古式舞踊の伝承グループ「帯広カムイトウウポポ保存会」(酒井奈々子会長)の20〜30代の若手会員10人が今年度、アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)のアイヌ文化活動アドバイザーの資格を新たに取得した。同保存会には、既に酒井会長のほか4人のアドバイザーがおり、一気に15人に増えた。同会はアイヌ文化の次世代の担い手に期待するとともに、地元で伝承活動の依頼が増えることを願っている。
 アドバイザーは、アイヌ文化の専門的な知識や技術、経験を持つ人に同機構が委嘱、地域の行事や教育現場などの要請に応じて派遣され、踊りや刺しゅうなどのアイヌ文化を教えたり、講演の講師を務める。
 新規の10人は、いずれも舞踊やムックリ(口琴)など器楽演奏の分野で取得した。弓の舞など男性の踊りを堂々とした動作で披露する、酒井会長の長男学さん(34)は、「ゆくゆくはアイヌ界の『学』といわれるぐらいの踊りを目指す」と発奮する。妻の真理さん(30)は、「私たちが子供の頃にあった嫌がらせや差別を気にせず、息子たちが踊れるような環境をつくりたい」と、双子の心君、礼君を思いやる。
 斉藤幸生さん(34)は「当初は、職場に踊りをやっていると言えなかった。まだまだアイヌ文化への社会の理解は浅いと思うので、広げていきたい」と話す。長岡小百合さん(30)は「アイヌ語も踊りもまだまだ覚えることはいっぱいある」と意欲を見せる。
 同保存会は昨年、小学生以下の子供部会が発足。祖父母や親に連れられ、子供も真剣に踊りを学んでいる。家族ぐるみで、入会した竹山順一さん(29)は「自分の子供も好きでやり続けるようになってほしい」、姉の美奈さんも「歌と踊りを取ったら生きがいがなくなる。アイヌ民族伝統の歌と踊りを引き継いでいきたい」という。
 酒井会長は「私たちが代々、偉大なフチ(女性の尊称)たちから文化を引き継いだように、若者たちにも引き継ぎ、十勝にアイヌ文化を根付かせていきたい」と話している。
 この他の新規アドバイザーは次の通り。(敬称略)
荒田文恵、吉根とみ子、酒井真由美、荒田裕樹
帯広カムイトウウポポ保存会
 伏古コタン(現在の帯広市西15〜17北1以北の地域)出身のアイヌ女性が中心となって1964年に設立。道内で最も活動の歴史が古い。84年、国の重要無形民俗文化財指定。2009年、ユネスコ無形文化遺産にアイヌ古式舞踊が登録された。現在、33人の大人と11人の子供で活動する。
http://www.tokachi.co.jp/news/201205/20120526-0012655.php

日旅北海道とJR北、着地型専業の旅行会社設立

2012-05-26 | アイヌ民族関連
サーチナニュース 【経済ニュース】 2012/05/25(金) 11:37

 日本旅行グループの地域会社、日本旅行北海道とジェイ・アール北海道バスは4月17日、着地型専業の旅行会社「北海道オプショナルツアーズ」(通称・HOTバス、落合周次社長=日本旅行北海道社長)を共同設立した。札幌発着の日帰りバスツアーを7月15日から運行。北海道を訪れる個人客らの利用を見込む。多言語音声ガイドシステム搭載の専用バスを採用し、日本人客ほかインバウンド客にも対応する。
 ツアーは旅行業2種免許を取得した新会社が手掛ける募集型企画旅行。さっぽろテレビ塔に開設した「HOTバスセンター」をバスの発着拠点とする。初年度は1日1コース、「富良野・美瑛」「日高」「登別、白老、洞爺湖」「支笏湖、洞爺湖」の各コースを日替わりで週4コース運行する。
 アイヌ関連施設など、北海道固有の文化を紹介する施設への入場ほか、個人では行きづらいという日高では乗馬など体験プログラムを盛り込んだ。ランチにもこだわり、「白老牛」など地元産素材を生かして独自開発したというオリジナルコースと、道産ワインのセットをレストランなどで提供する。
 4コースとも大人8800円。8月15日までは開業記念特別価格8千円で販売する。全国の旅行会社、航空会社、在札幌のホテルからの申し込みほか、6月15日に開設するインターネットサイトでも予約を受け付ける。
 ジェイ・アール北海道バスの55人乗りバス2台をツアー用に改修。外国人客の利用を想定し、日、英、韓、中の4カ国語の音声ガイドシステムを搭載した。
 フリー参加型の日本人客ほか、東アジアを中心としたインバウンド富裕層、コンベンションなどで札幌を訪れるMICE参加者などの利用を見込む。
 今後はコースを拡充し、札幌近郊の夜を巡るオプションコースや、季節やイベントに応じた限定コースも開設する。
 本社所在地は札幌市中央区大通西1丁目、さっぽろテレビ塔1階。(情報提供:観光経済新聞社)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0525&f=business_0525_085.shtml

ジョニー・デップ、養子入り アメリカ先住民コマンチェ族の名誉家族として

2012-05-25 | 先住民族関連
インフォシーク 05/24 12:53

 ネイティブ・アメリカンのトントと白人のローン・レンジャーの冒険を描く映画『ザ・ローン・レンジャー(原題) / The Lone Ranger』で、トントを演じているジョニー・デップが、先住民族のコマンチェ族から名誉家族として養子に迎え入れられた。
 3月にはエンターテインメント・ウィークリー紙のインタビューで、「僕はアメリカ先住民の血を引いているのだと思う。曾祖母はチェロキー族かクリーク族として育ったんだ。僕が、(両民族が居住する)ケンタッキー州出身だというのも筋が通っている」と、自分と先住民とのつながりについて語っていたジョニー。ネイティブ・アメリカンの権利を守る団体の創設者であるラドンナ・ハリス会長のいとこが、本作で文化面のアドバイザーを務めた縁もあり、ジョニーはハリス会長の養子となることに。
 ハリス会長はシカゴ・トリビューン紙で、「(ジョニーが)先住民の血を引いていることを知り、ちょうど母の日あたりに、わたしの子どもたちに、彼を養子にしましょうか、と話しました。コマンチェの大統領が彼を名誉家族として受け入れ、ジョニーはわたしたち家族の一員となりました」といきさつを語っている。ジョニーはコマンチェ族の言葉で「形を変えるもの」という意味の「マー・ウー・メイ」という、俳優にちなんだ名前を与えられた。
 先住民のトント役に白人のジョニーが起用されたことに対し、ネイティブ・アメリカンから批判の声が上がったこともあったが、先月には、ニューメキシコやアリゾナに居住する先住民族・ナバホ族から記念品が贈呈されるなど、薄くとも同じネイティブ・アメリカンの血をもつジョニーに対し好感がもたれ始めているよう。今回の養子縁組で、ジョニーは正式にネイティブ・アメリカンの家族の一員として迎え入れられることになり、映画にも熱が入りそうだ。(竹内エミコ)
http://woman.infoseek.co.jp/news/celebrity/story.html?q=cinematodayw_N0042415

平和「こどもミュージカル」:8月6日・長崎公演を計画 出演者を募集 /長崎

2012-05-22 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2012年05月22日 地方版

 北海道で活動する「札幌こどもミュージカル育成会」の会長、細川眞理子さん(80)が、故郷の長崎市で平和などをテーマにした作品の公演を8月6日に計画。参加する県内の子どもたちを募集している。札幌市と福島県川俣町の子どもたちも参加予定で、連携して平和を訴える。
 細川さんは、長崎市出身。原爆投下時は福岡県に疎開していたが、長崎医科大で被爆して奇跡的に生き残ったおじがおり、「核」の恐ろしさは頭にあったという。
 約30年前から、自然を愛するアイヌ民族の教えを題材にミュージカルを作り、子どもを集めて上演してきた。福島第1原発事故で長崎原爆にも通じる惨状が再び起きたことで、平和や自然の大切さを訴える作品を制作したという。細川さんは「歌を通して平和を訴えたい」と話している。
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20120522ddlk42040496000c.html

道アイヌ協:副読本「正しい歴史を」 研究機構に 道アイヌ協申し入れ

2012-05-22 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2012年05月18日 23時54分

 財団法人「アイヌ文化振興・研究推進機構」(札幌市)が小中学生向け副読本「アイヌ民族 歴史と現在」の全面改訂を決めた問題で、道アイヌ協会は18日の総会で「歴史的事実に基づき歴史を正しく記述すること」を求める決議を行った。道アイヌ協会は近く同機構に申し入れる。
 道アイヌ協会は「政府がアイヌの人たちにことわりもなく(北海道を)一方的に日本の一部とした」との副読本の記述は、歴史研究でも明らかとし、同機構が「誤解を招く」と見直しを決めたことに反発。さらに、執筆に当たった編集委員会の了解も得ていないなど、内部手続き上の不備もあるとしている。副読本の内容をめぐり道議会で議論されたが「政治的介入に屈せず、アイヌを先住民族と認めることを求めた国会決議などを踏まえるべきだ」としている。
 同機構の副理事長でもある道アイヌ協会の加藤忠理事長は「副読本は子供たちへの普及啓発を図る大切なもので、歴史的事実に基づきていねいな作業をしてほしい」と話している。【千々部一好】
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20120518hog00m010003000c.html

縄文遺跡 世界遺産登録の一助に あす岩手でアイヌ舞踊や歌 千歳保存会

2012-05-21 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 05/19 16:00)

 【千歳】千歳アイヌ文化伝承保存会(石辺勝行会長)が20日、岩手県一戸町の御所野遺跡で古式舞踊などのアイヌ文化を披露する。縄文遺跡を世界遺産に登録する活動の一環で、石辺会長は「千歳も遺跡の多いマチ。世界遺産登録の一助になれれば」と練習を重ねている。
 保存会は、アイヌ民族以外も入会できる団体で、現在会員は36人。アイヌ語と刺しゅうの教室を月2回ずつ開催するなど、アイヌ文化を伝えていこうと活動している。道外での公演は7年ぶり。
 岩手県で公演するのは8~69歳のメンバー12人で、2種類のリムセ(舞踊)とウポポ(座り歌)、ホリッパ(踊り歌)、カムイユカラ(動物神話)を披露する。
 一方、2015年度に世界遺産登録を目指している縄文遺跡は道内4カ所のほか、青森、秋田、岩手の3県に計11カ所。今回の御所野遺跡もその一つだ。公演を主催する御所野縄文博物館の高田和徳館長は「アイヌ文化を学び、発信を深めたい」と狙いを語る。
 縄文とアイヌ文化について、伊達市噴火湾文化研究所の大島直行所長(考古学)は「自然に畏敬の念を持ち共存する自然観や、決して争わない社会観など、現代人が失った高い精神性が共通点」。その上で「アイヌ民族がその精神性を縄文から受け継ぎ、現代まで継承してきたことが、縄文遺跡の価値を高めることにつながる」と解説する。
 保存会が披露するカムイユカラは、千歳川のサケを自分たちだけのものと思っている人間にキツネが談判する話。またリムセは、動物の霊をあの世に送るイオマンテなど祝いの席で踊ることが多い。「送り」は縄文からの思想といわれている。
 「しっかり練習して恥ずかしくない踊りを披露したい。岩手に行くメンバーの心にも残るような公演にしたい」と石辺会長。アイヌ文化と縄文、互いの魅力を高め合う公演になりそうだ。(鈴木誠)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/373550.html

アイヌ副読本:筆者ら「改訂、再検討を」 「歴史歪曲」財団に申し入れ /北海道

2012-05-18 | アイヌ民族関連
毎日新聞 5月17日(木)11時1分配信

 財団法人「アイヌ文化振興・研究推進機構」(札幌市)が小中学生向けに作製した副読本「アイヌ民族 歴史と現在」の全面改訂を決めた問題で、現在の副読本の執筆者らで作る「副読本問題を考える市民の会」(清水裕二代表)が16日、同機構に対し、改訂の必要性などについて検討し直すよう申し入れた。
 同問題では、副読本の「政府はアイヌの人たちにことわりもなく、(北海道を)一方的に日本の一部としました」などの記述が誤解を招くとされた。
 申し入れで市民の会は改訂にあたっては副読本の編集委員会を開き、十分な検討を行うことを求めた上で、「改訂は歴史を歪曲(わいきょく)するものだ」として、現行の副読本の速やかな学校への配布と、編集委員会や道民に対する謝罪を主張。清水代表は「編集委員会の意見も聞かず、話を進めるやり方は許せない。今後、署名活動も行いたい」としている。
 同機構の西田俊夫専務理事は「今の副読本に間違いがあるとは思っていないが、誤解を招く箇所がある。新しい編集委員会を作り、今年度中に全面改訂する方針は変わらない」と話している。【千々部一好】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120517-00000009-mailo-hok

アイヌ音楽と共演 大城美佐子、アルバム「北と南」

2012-05-18 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2012年5月17日11時5分

 民謡の王道を歩くベテラン大城美佐子が、アイヌ楽器トンコリの奏者OKI(オキ)との共演アルバム「北と南」を出した。
 「先輩が残してくれた読み人知らずの歌を伝えるのが仕事」という大城は以前から「新曲は嫌い」と公言し、ポップス調の曲や異ジャンルとの共演には慎重だが、アイヌ文化を背景に持つOKIからの熱心な申し出に重い腰を上げた。
 「去年試しに彼のトンコリと私の三線(さんしん)を一緒に弾いてみたら『合うね』ってことになって。衣装をみても沖縄とアイヌには共通したところが多い。沖縄には北から学んだと思えるものがたくさんあります」
 収録したのは師匠知名定繁譲りの「ランク節」など10曲。大城は「記念ライブもしたいね」と話す。(篠崎弘)
http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY201205160342.html

アイヌ言葉で戦没者供養 糸満

2012-05-18 | アイヌ民族関連
沖縄タイムス 2012年5月17日 09時30分

 【糸満】沖縄戦に動員され戦死したアイヌ民族の日本兵を含む全戦没者を追悼する供養祭「イチャルパ」が15日、市真栄平の南北の塔前で開かれた。伝統にのっとる様式で火の神に酒などを供え、アイヌの言葉でみ霊を慰めた。
 川村アイヌ民族記念館館長(北海道)の川村シンリツ・エオリパック・アイヌさん(61)らが砂の上で火をたき、酒をささげアイヌの言葉で「仲間みなが繁栄し、幸せに暮らせるように神の国から守ってください」などと祈願した。
 川村さんは復帰40年に触れつつ「沖縄だけに基地を押しつけ続ける現状はおかしい。基地をなくさなければ平和な世はこない。北と南で連帯し訴えていきたい」と話した。
 「アイヌ民族と連帯する沖縄の会」主催で、「5・15平和活動」の一環として毎年この時期に実施している。13回目の今年は北海道を中心に県内外から約50人が出席した。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-05-17_33845/

「着地型専業」会社が発足、日本旅行北海道など出資

2012-05-17 | アイヌ民族関連
トラベルビジョン 2012年5月16日(水)

 日本旅行グループの地域会社である日本旅行北海道は、ジェイ・アール北海道バスと共同出資で、着地型専業の旅行会社「北海道オプショナルツアーズ」(HOTバス)を発足した。第2種旅行業の登録で、北海道への国内外の観光客向けのバスツアーの催行や、道産品の販売、フェア・イベントの開催などを事業とする。4月17日に設立し、すでに拠点のHOTバスセンターを開設。7月15日からのツアー催行に向け、営業を開始した。
 基盤となるバスツアーは初年度は4コースを設定。日替わりで運行する。車内には日本語、英語、韓国語、中国語の多言語音声ガイドシステムを搭載し、起点のバスセンターから約9時間で道央地区の観光地を訪問。各コースとも8800円の設定で、いずれも地元産の素材を用いたオリジナルのコースランチも提供する。また、道産ワインのウェルカムドリンクや、北海道の文化紹介としてアイヌ関連施設への入場を盛り込んだ。
 主に、東アジアからの富裕層や国内外からのMICE参加者、フリー参加型の日本人観光客を主要客層と見込み、初年度は月間1000人、年内6000人の集客をめざす。国内・海外の旅行会社や札幌内のホテル、今後開設する同社ウェブサイトを主要な販路とし、6月15日から販売する予定だ。
 今後は札幌近郊でのナイトオプションコースの設定や季節やイベントに応じた期間限定コースも計画。また、道内の観光資源の活用や団体企業とのタイアップ企画にも取り組んでいく。HOTバスの概要は以下の通り。
▽HOTバス概要
商号:北海道オプショナルツアーズ株式会社
代表者:代表取締役社長 落合周次氏(日本旅行北海道代表取締役社長)
本社:札幌市中央区大通西1丁目さっぽろテレビ塔1階
事業開始日:2012年7月15日運行開始予定
おもな株主:株式会社日本旅行北海道(80%強)、ジェイ・アール北海道バス(10%)、他
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=53395

日本旅行グループなど、北海道観光客向け着地型専業の旅行会社を発足

2012-05-17 | アイヌ民族関連
日本経済新聞 (プレスリリース)2012/05/16

札幌発着来道客インバウンド顧客向け
「着地型専業旅行会社」
北海道オプショナルツアーズ(株)発足
多言語音声ガイドシステム搭載の専用バスでインバウンド客に対応
各地の優良産品をメイン食材にした上質なオリジナルコースランチを独自開発

 日本旅行グループの北海道地区における地域会社、(株)日本旅行北海道(本社:札幌市・社長:落合周次)では、ジェイ・アール北海道バス(株)(本社:札幌市・社長:山口力)との共同出資で、北海道に訪れる観光客向けの2次交通としてのバスツアーの設定募集や、魅力ある道産品の販売をおこなう着地型専業の旅行会社を発足しました。法人名称は「北海道オプショナルツアーズ(株)」で、7月15日の運行開始に向けセンターを開設し営業を開始しました。
 初年度にあたる今シーズンは、1週に日替わりの4コースを設定し、さっぽろテレビ塔1階の「HOTバスセンター」を起点にして、多言語(日・英・韓・中)音声ガイドシステムを搭載した観光バスで、約9時間の行程で道央地区の魅力ある観光地を巡ります。
 旅行代金は各コースとも一律おとな8,800円(*1)で、各コースに地元産素材を活かし独自開発した「上質なオリジナルコースランチ」を提供します。また近年注目が高まる「道産ワイン」のウェルカムドリンクも全コースにセット。米は道産米の利用を指定し、知名度の向上と普及の一助を目指しています。
 コース特徴としては、個人では普段行きづらいとされる「日高方面」も設定し、牧場風景の見学に加え「乗馬体験」や「道営競馬の観戦」など、サラブレッド馬産地ならではの体験を盛り込んでいます。
 一方、各コースの見学地には北海道固有の文化紹介として「アイヌ関連施設」への入場(3コース)を盛り込み、国内外からの来道客をご案内します。
 対象顧客としては、東アジアを中心としたインバウンド富裕層、コンベンション等で札幌を訪れる国内外からのMICE参加者などのほか、国内各地から来道するフリー参加型の日本人顧客の集客を見込んでいます。
 ご予約に関しては全国の旅行会社や航空会社、在札の各ホテルからの申し込みのほか、6月15日に開設するインターネットサイトでの個人予約も受け付けます。「http://www.hotbus.co.jp」

 今後の展開については、札幌近郊の夜を巡るナイトオプションコースの設定や、季節やイベントに応じた期間限定コースも計画しており、道内各地に眠る未開発の観光資源の活用や、さまざまな団体企業との観光振興タイアップ企画にも取り組んで行きます。
 なおバス運行は出資者でもある「ジェイ・アール北海道バス(株)」が担当します。
 (*1)8月15日まで出発の1ヶ月間に限り、開業記念特別価格として8,000円にて受付いたします。

 会社概要や各コースの内容詳細に関して以降をご参照ください。

【会社の概要】
 商号:北海道オプショナルツアーズ株式会社(通称:HOTバス)
 代表者:代表取締役社長落合周次((株)日本旅行北海道代表取締役社長)
 設立月日:平成24年4月17日
 本社所在地:札幌市中央区大通西1丁目さっぽろテレビ塔1階
 事業開始日:平成24年7月15日から運行開始予定
 事業内容:旅行業法第2条の定めによる旅行業(旅行業2種免許)
 おもな株主:株式会社日本旅行北海道・ジェイ・アール北海道バス株式会社、他

【事業の概要等】
 さっぽろテレビ塔を発着地とした、募集型企画旅行契約による観光バスツアーの募集催行事業
 HOTバスセンターを利用した道産物販売・フェアやイベントの開催

【営業体制(予定)】
 営業日:年中無休(年末年始、メンテナンス日を除く)営業時間:8:00~19:00

「設定コース概要(予定)」
 <月・火出発>
 富良野・美瑛丘とアートの絶景ドライブ《名物富良野ポークご賞味と後藤美術館》
  主な見学地ファーム富田→後藤純男美術館→美瑛の丘めぐり→旭山動物園
  昼食素材 富良野ポーク・上富良野米
 <水・木出発>
 アイヌ文化探訪とサラブレッドの日高路《乗馬・競馬レース体験と新冠産黒豚をご賞味》
  主な見学地二風谷アイヌ文化博物館→レ・コード館→ホロシリ乗馬クラブ→門別競馬場
  昼食素材 日高新冠産黒豚・ななつぼし
 <金出発>
 登別・白老と洞爺湖有珠山ジオパーク《アイヌ古式舞踊鑑賞と道産ブランド白老牛をご賞味》
  主な見学地アイヌ民族博物館→登別地獄谷→昭和新山熊牧場→有珠山西山火口
  昼食素材 白老牛・ななつぼし
 <土・日出発>
 支笏・洞爺湖二大カルデラ湖めぐり《大自然の神秘と熊ウオッチング》
  主な見学地サッポロピリカコタン→洞爺湖火山科学館・ビジターセンター→昭和新山→支笏湖
  昼食素材 留寿都産豚肉・蘭越米
★昼食のメイン素材は肉類に統一しています。札幌は海鮮類の集積地でもあり、夕食時に海鮮類をお召し上がりになる方が多いため、肉類に統一しました。

「道産品の販売品目概要(予定)」
 (1)一次加工品:おつまみ等の燻製乾物類、ご当地色の缶詰類、手作りチーズ、牛乳、ヨーグルト等の乳製品加工品、ジャム、漬物
 (2)菓子類:あめガムチョコせんべい等の車内嗜好品類、道産の特色ある菓子羊羹の類
 (3)グッズ等:市関連(スマイルバッジ)、道関連(きゅんちゃんグッズ)、交通関連(チョロQ)
 (4)飲料等:サッポロ珈琲館の名水冷珈、道内の名水(ペットボトル)、
 (5)その他:どさんこ商品研究所とのコラボレーションによる新進道産品の陳列販売

 ※以下の資料は添付の関連資料を参照
 ・資料(1)
 ・資料(2)
 ・パンフレット
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=309731&lindID=5

先住民に聖地返還を…米、国連宣言無視から一転

2012-05-16 | 先住民族関連
MSN産経ニュース 2012.5.15 09:45

 国連特別報告者が米先住民の権利の保護状況に関する現地調査を初めて実施し、米政府に対し「聖地」の返還など、先住民が抑圧で受けた傷が癒やされる措置を講じるよう求めた。米国は2007年に採択された「先住民族の権利に関する国連宣言」を無視していたが、オバマ政権になって一転、支持を表明。担当の特別報告者を受け入れた。きょうのテーマは「先住民に聖地返還を」とした。(SANKEI EXPRESS 内畠嗣雅)

米、国連宣言を無視
 国連人権理事会(本部=ジュネーブ)は現在、北朝鮮やミャンマーなど人権状況に問題のある10の「国」、児童虐待や国内避難民など35の「テーマ」についてそれぞれ、「特別報告者(special rapporteur)」などの肩書の担当者を任命(学者、元外交官ら)。現地調査の上、報告、改善のための提言をまとめさせている。提言に拘束力はないが、対象国への圧力にはなる。
 米国はいつもは、特別報告者が調べるような国々の人権状況を「弾圧がある」などと非難し、制裁をちらつかせて改善を要求する役回り。ところが、先住民のテーマでは逆に調べられる立場となる。

 世界に3億7000万人いるとされる先住民の人権や文化、経済的権利を保護する「先住民族の権利に関する国連宣言」は07年9月の国連総会で採択された。賛成は日本など143カ国。米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国が反対した。宣言の採択に伴い、国連人権理事会は先住民問題をテーマの一つとした。

いまも抑圧の傷
 ロイター通信によると、先住民問題担当の国連特別報告者、ジェームズ・アナヤ氏は12日間かけて、首都ワシントンとアリゾナ、アラスカ、オレゴン、ワシントン、サウスダコタ、オクラホマの各州を訪れ、各地の先住民代表、米政府当局者らと面談した。アナヤ氏は今月4日、「米先住民は抑圧の歴史によって今日も深く傷ついており、米政府は傷を癒やすためのたくさんの措置を講じる必要がある」とのコメントを発表した。
 「抑圧」とは土地、資源の収奪、言語の喪失、条約の不履行(米政府は先住民各部族と条約を結んだ)、人種差別、残虐行為などを指す。南西部ではウラン採掘により先住民の土地、水資源が汚染された。アナヤ氏は傷を癒やすための措置の一つとして、先住民が「聖地」とみなす土地の返還を挙げた。

 初期の米大統領の巨大な胸像が彫られたラシュモア山のあるブラックヒル(サウスダコタ州)はスー族の聖地であり、1867年に米政府とスー族が交わした条約で、スー族側への帰属が示されていた。だが、一帯で金が発掘され、その後の法律で米国への帰属と改められた。米最高裁は1980年、米政府に非があったとする判決を下し、補償金の支払いを命じた。スー族側はあくまで聖地の返還を求め、補償金の受け取りを拒否している。

報告者受け入れ
 ブッシュ共和党政権下で、「先住民族の権利に関する国連宣言」を無視した米国だったが、政権が民主党に代わり、バラク・オバマ大統領(50)は2010年12月、宣言への支持を表明した。米国初の黒人(アフリカ系)の大統領であるオバマ氏は、先住民を含む人種的少数派(マイノリティー)重視で一貫している。
 先住民問題を担当する国連特別報告者のアナヤ氏は米国の法学者で、ニューメキシコ州出身。米先住民のアパッチ族、プレペチャ族の血が流れており、子供のころから先住民問題への意識は高かったという。アナヤ氏による正式な報告、提言は今年9月、国連人権理事会に提出される。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120515/amr12051509580002-n1.htm