先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

文化庁:アイヌの姿、多言語で紹介 北海道に開設の博物館

2015-07-31 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2015年07月30日 19時32分
 文化庁は30日、アイヌ民族への理解を促進し、新たな文化の創造を目指す国立の「アイヌ文化博物館(仮称)」(北海道白老町)の基本計画を公表した。アイヌの人々の信仰や暮らしについて、アイヌ語や日本語に加え、英語や中国語、韓国語などで紹介。子ども向けに伝統楽器の演奏や、織物づくりなどが体験できるスペースも設ける。
 計画によると、博物館は2020年東京五輪・パラリンピックに合わせて開設する。建物は15、16年に設計し、延べ床面積は8600平方メートル。うち2500平方メートルが展示室で、海外の博物館と協力した世界の先住民族に関する展示も計画している。
 このほか調査室(1000平方メートル)と収蔵庫(1500平方メートル)を設け、博物館の専門家とアイヌ文化の伝承者が協力して研究や資料の保存、人材育成に当たる。博物館の運営にはアイヌの人々が参画する。(共同)
http://mainichi.jp/select/news/20150731k0000m040056000c.html


台北映画賞授賞式レポート(上) 台湾映画259作品がグランプリを競う

2015-07-31 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2015/07/28 18:38

6月26日から台北市内で開催されていた「第17回台北映画祭」(台北電影節)の閉幕に際し、「台北映画賞」(台北電影奨)の授賞式が7月18日、台北市の中山堂で行われた。同賞は国産映画の推進と発展を目的としたもので、審査の対象作品は全て台湾映画。今年応募されたのは、フィクション長編51作品、短編117作品、ドキュメンタリー58作品、アニメーション33作品の計259作品。バラエティー豊かな作品の中から、厳正な審査の上、受賞者・作品が選ばれた。
◇最多受賞はチャン・ツォーチ(張作驥)監督の「醉・生夢死」 6部門制覇
今回、最多受賞となったのは、チャン・ツォーチ監督の「酔.生夢死」。グランプリ(百万首奨)、最優秀フィクション長編(最佳劇情長片)、最優秀主演男優賞(最佳男主角奨)、最優秀助演男優賞(最佳男配角奨)、最優秀助演女優賞(最佳女配角奨)、メディア賞(媒体推薦奨)の6部門を制覇した。
同作は酒に溺れる母親、失恋しアメリカから台湾に戻ってきた同性愛者の兄、ヤクザと揉め事を起こすなど退廃した生活を送る弟の人生模様を描く。
受賞理由は「写実的なストーリー軸の中に高度に奔放な内なる精神が描かれ、作者は大胆な表現で生に必死になる登場人物を作り出した。セクシーで大胆、かつ創作精神に満ち溢れた作品」。
チャン監督は女性への性的暴行により、現在服役中。審査員を務めた香港の映画監督のフルーツ・チェン(陳果)氏は記者からこのことが影響を与えたか聞かれると、事件について知らなかったようで、純粋に作品のみを見て評価したと話した。
主演男優賞でリー・ホンチー(李鴻其)の名前が呼ばれると、プレスルームでは歓声が上がり、その支持の高さがかいま見られた。ホンチーはステージに立つと「撮影は大変だった」と声を詰まらせ、「この賞はチャン監督のものです」と監督への感謝を示した。ホンチーは元々は制作スタッフ。初めての映画出演で受賞したことに「考えてもいなかった。ずっと先のことだと思っていた」と満面の笑みを見せた。
同作で母親役を演じ、助演女優賞を受賞したルー・シュエファン(呂雪鳳)は、プレゼンターから名前を呼ばれ、ステージに立つと「ハハハ」と笑い、喜びをこらえきれない様子。感謝を述べると、涙を見せた。シュエファンは歌仔戯(台湾オペラ)の出身の女優。取材エリアでは「歌仔戯の役者が賞をとるのは非常に難しい」と今回の受賞に感慨深げだった。
取材中にメディア賞の受賞が発表されると、シュエファンは大興奮で記者らに対し「あなた方はわたしの恩人です」と握手を求める場面もあった。
助演男優賞のチェン・レンショウ(鄭人碩)もホンチーと同様、制作スタッフをしていたところをチャン監督に抜擢されての出演。「この賞は励みになった」と喜びを見せた。同作では男性同士の過激なラブシーンも披露。相手役を演じたホアン・シャンホー(黃尚禾)も犠牲は大きかったと話し「シャンホーも賞をもらうべきだ」と共演者への賞賛を示した。
◇最優秀監督賞はツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督に
監督賞(最佳導演奨)は短編映画「無無眠」のツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督が受賞。同作は夜の東京の駅前や電車、大浴場が舞台。日本人俳優の安藤政信も出演している。「ツァイ監督は非凡な才能を再度発揮し、観客を異なる都市空間に誘い、時間の中を異なる速度での移動を感じさせた。身体同士が近づくゆっくりさ、電車が移動するゆっくりさなどあらゆる場面で欲望が表現されている」と評価された。
ツァイ監督は海外にいるため式を欠席したが、スタッフに託したコメントでは「嬉しすぎる。ありえない。審査員にご飯をおごります」とユーモア混じりに話し、会場を笑わせた。
◇台湾原住民を主人公にした「太陽的孩子」が観客賞受賞
観客の評価を基に決定される観客賞(観衆票選奨)には、チェン・ヨウジエ(鄭有傑)監督と勒ガー・舒米監督の「太陽的孩子」が選ばれた。(ガー=口へんに戛)
同作は家計を支えるため台北で働いていた台湾原住民(先住民)アミ族の女性が父親の病気を機に故郷に戻り、集落の豊かな自然を守るため奔走する姿を描いた。勒ガー・舒米監督の母親が実際に行った取り組みが基になっているという。
主演の阿洛・カー力亭・巴奇辣は、高評価を下してくれた観客に対し「すごく感謝」と笑顔。受賞は先住民にとって素晴らしいことだと話した。また、プレミア上映会後に多くの観客から感想を伝えられ、感動したエピソードも語った。(カー=上の下にト)
主演女優賞(最佳女主角奨)を獲得したのは、日本人女優の永作博美。チアン・ショウチョン(姜秀瓊)監督作品「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」(寧静[口加][口非]館之歌)での演技が「人物に十分なバックグラウンドがない状態にもかかわらず、独特な個人的魅力と奥深く細部を正確に表現した演技で、役柄に生き生きとした魂を吹き込み、キラキラとした印象深い女性を作り出した」として評価された。同作は同映画祭で実施されたもう一つの部門、国際新人監督コンペティション部門で観客賞を受賞している。
記者から永作が選ばれた理由を聞かれたチェン審査員は、「作品を見てみてください」と述べ、演技が素晴らしかったことをほのめかした。
(後編に続く)
http://japan.cna.com.tw/topic/column/201507280001.aspx

学校の先生、マチを学ぶ夏 石狩でセミナー

2015-07-31 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/30 16:00

八幡墓地にある樺太アイヌ民族の碑の前で説明する市教委の工藤文化財課長(左から2人目)
 【石狩】夏休み期間中、教職員に研さんを積んでもらおうと、石狩市教委主催の教職員研修「サマーセミナー」が市内各地で開かれている。道央の物流拠点である石狩湾新港の見学や、石狩の歴史スポットを巡るものなど多彩な内容で、受講者から「授業づくりに役立つ」と好評だ。
 サマーセミナーは毎年、市内小中学校の教職員約420人を対象に開いている。今年は28日~8月5日で計11講座。石狩市手話条例やインターネットのトラブル対策などを学ぶ講座もある。市教委は少なくとも1人1講座の参加を呼びかけているが、今夏は1人で5講座を申し込んだ人もいるなど人気が高い。
 初日の28日は、市教委の工藤義衛(ともえ)文化財課長が「石狩の発祥の地 秘話めぐり」と題して、八幡や本町にある記念碑や歴史的な建物を案内。定員を上回る32人が参加し、1875年(明治8年)の千島樺太交換条約で北海道に強制移住させられた樺太アイヌ民族の墓や碑がある八幡墓地などを約2時間かけて巡った。
 参加した花川小の阿部純一教諭(26)は「アイヌ民族の歴史は北海道に住んでいる人は必ず学ぶべきで、今後の授業でも生かせそう」と話した。
 講座内容は、受講者へのアンケートを参考に毎年一部を入れ替えている。セミナーの企画を担当する市教委の浜本賢一参事は「小中学校の教職員は石狩管内の各地を異動することが多く、地域の歴史や授業に役立つ施設を知らない人もいる。授業で実践できる内容を心がけている」と話す。(山中いずみ)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0162522.html

デザインや立地、公募で決定=国立アイヌ博物館で基本計画-文化庁

2015-07-31 | アイヌ民族関連
時事通信-(2015/07/30-17:09)
 アイヌ民族の文化伝承のため北海道白老町に建設する国立の「アイヌ文化博物館(仮称)」について、文化庁は30日、基本計画を公表し、建物のデザインや用地計画を一括で公募すると発表した。同庁は「周囲の自然やアイヌの精神性を調和した施設にしたい。年内にもアイヌも加わった選考委員会で設計を決める」としている。
 基本計画によると、建物の総床面積は当初案より少し広くなり、約8600平方メートル。道内各地の集落を比較するテーマ展示は、一定期間ごとに展示内容を変えて各地の文化を紹介し、リピーター獲得を目指すとした。
 博物館の建設場所は、当初想定の区域より範囲を広げ、この範囲内で場所や建築デザイン、地下利用や耐震対策などを一括して提案してもらうことにした。詳細は9月にもまとめ、募集を始める。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201507/2015073000717&g=soc

美の国の宝 九博に集う 10周年記念展

2015-07-31 | アイヌ民族関連
西日本新聞=2015年07月30日 14時34分
 九州国立博物館(福岡県太宰府市、九博)は29日、10月18日~11月29日に開催する開館10周年記念特別展「美の国 日本」(西日本新聞社など主催)の概要を発表した。正倉院宝物6件、国宝33件、重要文化財30件をはじめ全94件が出展される。
 正倉院宝物は九博の開館記念展以来、九州で10年ぶりに展示される。世界最古の5弦の琵琶(びわ)「螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)」、聖武天皇が愛用した「鳥毛篆書屏風(とりげてんしょのびょうぶ)」、8世紀初頭に現在の福岡県糸島市辺りで作られた日本最古の戸籍「筑前国嶋郡川辺里戸籍」など、九州初出展の至宝が並ぶ。正倉院宝物の展示は10月18日~11月3日。
 ほかに国宝の火焔(かえん)型土器(新潟・十日町市教育委員会)や重要文化財の遮光器土偶(東京国立博物館)など、縄文時代から鎌倉時代までの文化財が集まる。
 島谷弘幸館長は「原点に立ち返り、『美の国日本』を見つめ直したい」とあいさつ。楠井隆志展示課長は「日本の美の原動力は大陸との交流にあった。琉球やアイヌ文化の美にも注目し、広域的な視野からの展示にしたい」と語った。
http://www.nishinippon.co.jp/feature/kyuhaku/article/185428

街角:白老 教員対象にアイヌ文化講座 /北海道

2015-07-31 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2015年07月30日 地方版
 小中学校の教員らを対象にした「アイヌ文化講座」が、白老町のアイヌ民族博物館で行われた。同町などが主催し、ふるさと学習の指導などに役立ててもらうのが目的。初回は苫小牧駒澤大の岡田路明教授(アイヌ文化)が講演し、北海道の開拓とともにアイヌ民族の生活圏は失われ、アイヌ文化は衰退したと説明。「アイヌ民族には生活の知恵がある。基本を知り、アイヌ文化の復興に理解を深めてほしい」と語った。
http://mainichi.jp/edu/news/20150730ddlk01100286000c.html

噴火湾航路で遊覧船が試験運航

2015-07-30 | アイヌ民族関連
読売新聞 2015年07月30日
 来春開業する北海道新幹線の利用客を胆振・日高地方に呼び込もうと、室蘭港(室蘭市)と森港(森町)を結ぶ「噴火湾航路」を往復する遊覧船の試験運航が29日、行われた。
 官民で組織する「北海道新幹線×日胆地域戦略会議」(会長・岩倉博文苫小牧市長)が、来月5日に実施するモニターツアーを前に、航路の安全性を確めるために実施。関係者約25人を乗せ、室蘭市のKKエルムの遊覧船「ベルーガ」が室蘭港を出港し、約1時間半かけて45キロ先の森港に入った。森港の沖合約5キロの海上では、周辺にある定置網を避ける航路を全地球測位システム(GPS)に登録し、当日に備えた。
 日胆地域には、温泉やアイヌ文化などの観光資源はあるが、新幹線の札幌延伸ルートから外れている。同会議は「噴火湾ルートは陸路より移動時間が短い上に、ルートそのものに観光資源化の可能性がある」と期待している。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150729-OYTNT50448.html

オーストラリア・ケアンズ、7月31日~8月02日「ケアンズ先住民族アートフェア」開催

2015-07-30 | 先住民族関連
トラベルビジョン-2015年7月29日(水)
 オーストラリア・ケアンズでは、2015年7月31日~8月02日までの3日間、先住民族の文化を紹介する「ケアンズ先住民族アートフェア」が開催されます。
期間中はアボリジニやトレス諸島の伝統的なダンスや各種パフォーマンス、民芸品や美術品の展示、マーケット、ファッションショー、各種キッズ・アクティビティなどがお楽しみいただけます。
 この時期、ケアンズにご滞在中の方は、是非お立ち寄りください。
※ケアンズ先住民族アートフェア (Cairns Indigenous Art Fair)
 期間: 2015年7月31日(金)~8月02日(日)
〔スケジュール〕
 7月31日(金) --- 09:00~20:00まで
 8月01日(土) --- 09:00~22:00まで
 8月02日(日) --- 10:00~15:00まで
 会場: ケアンズ・クルーズライナー・ターミナル
 入場料: 無料 (7月30日の前夜祭、7月31日夜のファッションショーのみ有料。)
 詳細:
 公式サイト: URL http://ciaf.com.au/ (英語)
 YouTubeページ: URL https://goo.gl/8UA5Ku
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=68475


白老町内3小の児童59人が海外の先住民族と交流

2015-07-30 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年7月29日(水)朝刊】
 白老・アイヌ民族博物館で28日、オーストラリアとノルウェーの先住民族の音楽家4人と、町内の萩野、竹浦、虎杖3小学校の児童59人が踊りや歌などを通して交流を深めた。
 来館したのはオーストラリアの先住民族アボリジニの音楽グループ「ヤーワ」の男性3人と、ノルウェーの先住民族サーミの女性歌手、エーリン・コーヴェンさん。4人は30日に札幌で開かれる先住民族の音楽家によるイベント「イランカラプテ・ミュージック・フェスティバル2015」に出演する。小学生は町教委が主催する「ふれあい地域塾」の一環で来館した。
 「ヤーワ」のリーダー、ジュプルさんは「カンガルーの心臓に合わせて演奏します」と解説して、アボリジニの伝統楽器・ディジュリボーンを演奏。ルークさんはタカの踊りとカンガルーの踊りを披露した。
 サーミの伝統的な服を着たコーヴェンさんは「2歳の娘を思い浮かべて歌います」と説明して歌を披露。歌を聞いた子どもたちに「どんな娘だと思いますか」と尋ねると「元気な子」「ママのいうことをよくきく子」「明るい子だと思います」といった声が返ってきた。
 音楽家と子どもたちはアイヌ民族の踊りを一緒に輪になって踊り、チセ(伝統的家屋)の横で記念写真を撮って交流を締めくくった。萩野小3年の浅井龍斗君は「楽しかった」、竹浦小4年の能登大輝君は「(演奏や歌が)上手だと思いました」と話した。
 子どもたちは音楽家との交流に先立ち、同博物館職員によるトンコリやムックリの演奏、古式舞踊を観賞、遊びを取り入れたネズミの踊りを体験し、歓声がチセの中に響き渡った。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/07/29/20150729m_08.html

クロスホテル札幌が新制服披露 3年ぶりリニューアル、アイヌ文化を発信

2015-07-30 | アイヌ民族関連
札幌経済新聞-2015年07月28日
 クロスホテル札幌(札幌市中央区北2西2、TEL 011-272-0010)は7月23日、オープン8周年記念イベントでスタッフの新しい制服デザインを発表した。制服のリニューアルは3年ぶり。

オリジナル文様について説明する峰江さん
 ファッションプロデューサーの峰江卓也さんが制服デザインを、アイヌ文化継承者でアイヌ文様デザイナーToyToyの小川基さんが文様デザインを担当した。
 新制服は赤と黒を大胆に使ったデザイン。男性は黒のスーツにインパクトのある赤いシャツで、胸元にオリジナル文様をあしらった赤いポケットチーフを挿す。女性用は黒と赤をパズルのように組み合わせたデザインのジャケットとスカートで、首にオリジナル文様のスカーフをあしらう。
 同ホテルの十字型のロゴと伝統的なアイヌ文様を融合させたオリジナル文様を取り入れているのが特徴。アイヌ文様には「人を護る」などの意味があり、宿泊客の安心と安全を守る気持ちも制服に込めているという。
 峰江さんは北海道のクリエーティブカルチャーを発信する「クリエイティブ北海道」の代表で、北海道の伝統と文化、ストーリーを持つ北海道ブランドを生み出す新たなプロジェクトチーム「mina an ikor(ミナ アン イコル)」を発足している。今年4月にはプロジェクトチーム名と同じ名称のブランドで、小川さんがデザインしたオリジナルのアイヌ文様をモチーフとしたストールの販売を始めた。
 現在の制服も同ホテルオープン5周年のときに峰江さんがデザインしており、今年の冬に峰江さんが同ホテルのプランニングを担当しているクロスプランニング(中央区)のエグゼクティブプロデューサー南部修一さんに、「北海道の文化を未来へつなげるために、アイヌの伝統とアートを融合させた新たな魅力を持つ制服リニューアル」を提案したという。その際、南部さんがオーダーしたのは「振り切ったデザイン」と「大人の色っぽさ」だったという。
 南部さんは「北海道の伝統と文化、クリエーターの思いがこもった制服を身に着けることで新たなサービスが生まれると思った。ホテルのスタッフが北海道のコンテンツを身に着けて情報発信していく。旅行者が本当に求める北海道ネーティブだから提供できるサービスを培っていく」と話す。
 今後は運用前までにデザインの調整を行い、9月に着用開始を予定する。
http://sapporo.keizai.biz/headline/2341/

ノルウェーのシンガー/カンテレ奏者、シニッカ・ランゲランが拡張する伝統的奏法の新たな可能性

2015-07-30 | 先住民族関連
Mikiki-2015.07.28
構成・文/AYUO intoxicate 2015 June

 ここ最近見たヨーロッパのトラッドのジャンルで活動しているアーティストの演奏で最も強い印象を残したのはノルウェーのシンガー・カンテレ奏者のシニッカ・ランゲランのソロ・ライヴだった。
 カンテレとはフィンランドの鉄弦のハープのような音がする楽器で、中世ヨーロッパのプサルテリーと似ている楽器である。フィンランドでは長年5弦で5音階(ペンタトニック)のフレーズを繰り返し奏でながら演奏する楽器だった。初めて伝統的なカンテレを聴いた時は東洋的な響きのミニマル・ミュージックのように僕の耳には聴こえた。アイヌのトンコリの音楽を初めて聴いた時とも印象が似ていた。そして、日本の雅楽で使われている和琴とも似ている響きがした。
 しかし、シニッカ・ランゲランの演奏は中世からの伝統を残しつつ、全く新しいものになっていた。彼女の使っているカンテレは5オクターブもあって、グランド・ハープやピアノ程の響きがする。彼女はその楽器の為に様々な新しい奏法を研究した。カンテレは日本のお筝とも遠い親戚のような楽器なので、日本の筝奏者八木美知依からも数回レッスンを受けたという。ソロ・ライヴを見ていると普段その楽器では考えられないようないろいろな音が聴こえて来る。転調も出来るように、大きなペッグで弦を押して半音上げたり下げたりしていた。レパートリーも幅広い。中世音楽、昔から伝わっている伝統的な歌、キリスト教以前から残っているシャーマンの歌、近年の詩人の作品に作曲したオリジナル作品、ジャズ・ミュージシャンとのコラボレーションの影響が見えて来るアドリブ。トラッドのシンガーとしての表現力も優れている。言葉が分からなくても、そのドラマが伝わってくる。彼女にはノルウェー政府から一生続く文化の為の助成金が出ている。だから、ここまでの深い研究が出来るのだ。ノルウェーは文化を本当に大事にしている国だ。20世紀の初め頃から西洋音階にはないミクロな音階で歌われる伝統歌曲等も大事に記録されている。文化にはその時に流行っているものとは別に、必ず歴史的に重要な作品として残るものがある。そうした作品を追求して作っている人は科学者や医学者と同じように国や財団によって守られている。彼女の音楽と研究はノルウェーの文化的な歴史に残るものだと聴きながら思った。
 彼女の次のプロジェクトはアイヌのイオマンテ (カムイの世界に熊を送り返す儀式)の曲のレコーディングとのこと。ノルウェーのシャーマンが歌った熊の神に捧ぐ歌との共通点を発見したらしい。「昔の神話は新しい形をとって再び戻ってくる」とシニッカは語ってくれた。これからの活動も楽しみだ。
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/7515

売れるという理由だけで醜悪なヘイト本が生まれた構造。ヘイトスピーチは表現ではない!

2015-07-30 | アイヌ民族関連
週プレNEWS-[2015年07月28日]
「嫌韓」や「反中」をキーワードとする、いわゆる「ヘイト本」ブームが起きたのは2013年から14年にかけてのこと。この時期だけで、実に200点以上のヘイト本が刊行されたという。
しかし、ヘイト本は人種差別や排外主義を煽(あお)る内容を含んでおり、日本も批准する人種差別撤廃条約(人権及び基本的自由の平等を確保するため、あらゆる形態の人種差別に関する国際条約)に触れかねない。
この現象に疑問を突きつけ、ヘイト本が大量に世に送り出されたカラクリを明らかにすることで、この醜悪なブームを批判、検証しようとしたのが『さらば、ヘイト本! 嫌韓反中本ブームの裏側』だ。
そのカラクリとはどのようなものだったのか? また、そのカラクリが生み出したものはなんだったのか? 著者のひとりである木村元彦(ゆきひこ)氏と発行人の木瀬貴吉氏にそれぞれ書き手(ライター)、作り手(編集者)の立場から語ってもらった。
―ブームとなった「ヘイト本」ですが、「差別を助長する」との批判が高まったこともあって、ブームは下火となっています。なぜこの時期に、あえてこの本を出そうと考えたのでしょう?
木瀬 確かにヘイト本は今や「オワコン」(終わったコンテンツ)となっています。でも、ブームが去ろうとしているからこそ、出版人自らがこのブームを検証する必要があると思ったんです。その理由はふたつです。
1点目は、出版業界の一部が他者への憎悪扇動に手を貸してしまったことです。しかも、ヘイト本の売れ行きが好調なこともあって、本来ならすぐにでも「本で差別に加担するな!」と声を上げるべきなのにそうはならなかった。出版業界はその反省をしないといけない。
2点目は、検証しないままでやり過ごしていると新たなヘイト本が登場しかねないという危機感です。韓国、中国のヘイト本は下火になりましたが、今度は沖縄、アイヌへのヘイト本が出てくるかもしれません。「反米軍基地を叫ぶ沖縄は反日だ。けしからん」という声があったり、作家の百田尚樹氏は「沖縄の地元紙2紙は潰(つぶ)すべき」と暴言を吐いた。これらの声に応えるかのように沖縄ヘイト本が刊行され始めています。
アイヌに対しても、近頃では「アイヌ民族はいない」という主張が聞かれるようになった。嫌韓反中とアンチ沖縄、アイヌ軽視は同じ地下茎でつながっているんです。だからこそ、なぜブームになったのかをきっちりと検証し、新たなヘイト本が登場した時に「それはダメ!」とストップをかけられるよう、対抗できる言論を準備しておかなければいけないと考えています。
木村 ヘイト本の言説を聞いて、思い浮かべたのが『シオン賢者の議定書』と呼ばれる偽書です。20世紀初頭にロシア秘密警察が捏造(ねつぞう)したもので、内容はユダヤ人が世界征服をたくらんでいるというもの。これが世界中に広まったことで反ユダヤ感情が増幅し、後のナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺、ホロコーストにつながったのです。デマを流布して憎悪を煽るヘイト本は、この議定書と本質においてなんら変わりはありません。
その代表が『マンガ嫌韓流』(晋遊舎)です。この本によって「在日特権」という今では安倍政権さえも明確に否定しているデマ言説がバラまかれ、それを根拠として「在日特権を許さない市民の会」(在特会)というヘイト団体が生まれたのです。しかし、出版界はその責任を感じている様子がない。それはダメだろうという思いが執筆の動機になりました。
―木村さんは、実際にヘイト本を作った編集者に直接取材されています。
木村 2名の編集者から話を聞くことができました。そこでわかったことは、ふたりは信念からヘイト本を作ったわけではなく、もっぱらヘイト本という鬱屈(うっくつ)した感情のぶつけ場所としての潜在的マーケットがあり、発刊すれば売れるという理由だけで作っていたということでした。
ひとりは編プロ勤務で、発注元の出版社から「韓国に批判的な読者が留飲を下げる目的で作る」という企画書を示され、その注文をこなすためにろくに休日もないまま、ひたすら原稿の量産に追われ続けていた。ヘイト本ブームの背景には嫌韓反中という結論ありきの本が売れるというマーケットリサーチの下、出版不況の中で版元の下請け、孫受けの編プロがクライアントの注文通りに本作りをさせられていたという実態があったんです。
木瀬 『マンガ嫌韓流』に関わった編集者からは「原作はネットから拾ったなんの確証もない流言を寄せ集めて作った」という証言も木村さんが引き出しています。どのようなメカニズムでヘイト本が作られたのか、編集の現場ごとにそのいくつかのパターンを知ることができると思います。
木村 『マンガ嫌韓流』はネット上の流言飛語を元に作ったと、作り手自らが認めたわけです。その言葉を聞いた時、ヘイト本の終わりを告げる墓碑銘にできると思いましたね。日本に表現の自由がある以上、韓国が嫌いと表明するのは自由だし、ウサ晴らしのできる留飲本がいくら出版されても別に構わないし、読みたい人が読めばいい。でも、ウソやデマを流通させるのは日本の社会を壊す度(ど)し難い行為。
―ヘイト本が出版されないようにすることはできますか?
木瀬 障害者の差別を禁止する法律はあるのにヘイトスピーチを禁ずる法律がないのはおかしいと私は思います。国際条約である人種差別撤廃条約に則(のっと)って、人種差別をなくすための国内法を制定すべきではないでしょうか。
そうした環境が整えば、出版業界も何が人種をもとにした差別や扇動にあたるのか、その基本法をモノサシに判断することができるようになります。出版社もコンプライアンスを重視しますから基準となる法律があれば、いくら売れるからといってもヘイト本を出さなくなります。ヘイト本が誰でも入れる書店にうずたかく積まれる現象はなくなるはずです。
木村 確かに言論の自由が保障されている以上、ヘイトスピーチを規制すべきではないという意見は根強い。でも、それはヘイトスピーチを表現と認めているからです。ヘイトスピーチは表現ではありません。ウソやデマが混じった憎悪の扇動であり、暴力と認識すべきです。表現ではない以上、法律で規制することは可能なはずです。
(インタビュー・文/姜誠 撮影/岡倉禎志)
●木村元彦(きむら・ゆきひこ)
1962年生まれ、愛知県出身。疾走プロダクションなどを経て、フリージャーナリストに。旧ユーゴの民族紛争を中心に取材。代表作に『悪者見参』『オシムの言葉』など
●木瀬貴吉(きせ・たかよし)
1967年生まれ、滋賀県出身。ピースボートなどを経て、2013年に出版社「ころから」を創業。『九月、東京の路上で』などアンチレイシズム関連書を積極的に刊行する
■『さらば、ヘイト本! 嫌韓反中本ブームの裏側』
大泉実成、梶田陽介、加藤直樹、木村元彦/著 木瀬貴吉/パブリッシャー
ころから 900円+税
他民族を嘲笑したり、排外主義をあおるヘイトスピーチの登場と時を同じくして、嫌韓反中本も数多く出版された。2013年から14年にかけて最盛期を迎え、その数はこれまでに200冊以上に及ぶとされる。こうした「ヘイト本」はなぜ量産されたのか。そのブームを支えた出版社とその本に携わった編集者を、同じ出版業界に生きるジャーナリストたちが直撃、その構造に迫る
http://wpb.shueisha.co.jp/2015/07/28/51312/


北海道】アイヌ文様を使って文字を作る。

2015-07-30 | アイヌ民族関連
電通報-2015/07/27

「伝統工芸×デザイン」をテーマに、優れた日本のものづくりと電通のアートディレクターがコラボレーションして作品を制作し、新たな価値を世界発信するプロジェクト「Good JAPAN innovation」。第4回の伝統工芸は、北海道のアイヌ文様です。
文字を持たなかったアイヌ文化。そこにもし文字が存在したら? それが共通言語だったら? 当時のコミュニケーションは変わっていたかもしれないし、新しいコミュニケーションが生まれたかもしれない。私、川村はそんな考えを抱き、アイヌ文様で文字(フォント)を作ろうと考えました。こちらがその作品です。
今回協力してくださった津田命子(つだのぶこ)さんはアイヌ文化の研究者であり、実際に刺しゅうによるアイヌ文様の再現・制作を通して、その成り立ちを研究している方です。
アイヌ文様の起こり
アイヌでは衣服の裾や袖の開口部分から魔物や病気が入ってくるとされており、アイヌ文様はそれを避けるため衣服に鎖やとげなどの文様を施した、「魔よけ」であったようです。地域や時代によって柄や衣服の形状が異なるなど発展していきましたが、文字を持たなかったため、そのデザインや手法は研究半ばにあり、様々な説があるようです。
定規も筆記用具もない時代に、どうやって文様を構成していったのか?
布を半分に折り、折り目をつけ、その折り目に糸で目印をつけるといったことを繰り返し、その目印をつないで文様を構成していく。曲線さえも目印で作った四角の対角をアールでつないでいきました。あとは手で測る。そうして作った下書き代わりの糸を頼りに実際の文様を施していったのです。
アイヌ文様の種類とデザイン
ルウンペ、チヂリ、カパラミプなど刺しゅうの手法も様々です。
今回は津田さんのアドバイスもあり、フォントを作るに当たって向いているのはルウンペではないかという話になりました。
ルウンペはテープ状に切り分けた布を置き縫い留めて、上から刺しゅうします。曲線もテープを切ることなく、折り曲げていくというもの。ルウンペの意味は「ル(道)ウン(ある・持つ)ペ(もの)」だそうです。
アイヌ文様の特徴としてイカラリ「イ(それ)カ(上)ラリ(押さえる)」、キラウ(角)、オホ(鎖縫いをする)など少し変わった縫い方や形があり非常におもしろいです。それにならい、それぞれの文字にその特徴を入れていきました。
チヂリやカパラミプなど興味があれば調べてみてください。
デザインについてはルールのようなものがあるような、ないような。津田さんに教わりながらデザインしましたが、当たり前ですが感覚的なところも多く、にわかにトライをした私にはまだまだ理解できるものではありませんでした。
実際に縫ってみて
刺しゅうのやり方も津田さんにご指導いただきました。津田さんの出版されている本を見て多少は学んでいたものの、やはり直接教わるのは、とても分かりやすい。また、本には書いてないような、こんなやり方もあるよ、というようなことも教わりました。それを実践したわけですが、縫い目のそろい方などを気にしているとすぐに何時間もたってしまうほど緻密な作業になり、こんなに肩が凝ったことないくらい凝りました(笑)。これを衣服のサイズでやっていたアイヌの方たちの集中力はスゴい。
母から子へ、その手法が受け継がれていく中で、曲線が出てきたりと変化していったアイヌ文様。今は再現という形でしかないのが本当にもったいない。良き伝統工芸が失われないことを祈っています。
アイヌの歴史や文様のことなど、様々なことを教えていただいた津田命子さん、ありがとうございました。
プロフィール
津田 命子 ツダ ノブコアイヌ文化研究家
1945年北海道鵡川町生まれ。北海道アイヌ総合センター学芸員などを務め、実際の制作からアイヌ文様を研究する。
川村 志穂
株式会社電通 マーケティング・クリエーティブセンター アートディレクター/プロモーションプランナー
2006年入社。グラフィックを中心に、マスからイベントやプロモーション全体まで企画制作を行う。
http://dentsu-ho.com/articles/2818

ペルーの孤立先住民族、食料など求めて外部の村民と接触

2015-07-30 | 先住民族関連
AFPBB News- 2015年07月28日 13:28 発信地:リマ/ペルー

【7月28日 AFP】ペルーで孤立した生活を送ってきた先住民が週末、食料や必需品を探し求めて、アマゾン(Amazon)盆地の村民と接触したと、リマ(Lima)の地元紙が27日、報じた。
 村民が撮影した動画は、マドレデディオス(Madre de Dios)川の土手でマシコ・ピロ(Mashco-Piro)の人々が村民と接触する様子を捉えている。
「村民の代理人は、先住民の言葉でコミュニケーションを取るのに成功し、彼らと20分以上、会話をした」と、リオデマドレ(Rio de Madre)地方の先住民グループ連盟の代表は、ペルー紙コメルシオ(El Comercio)紙に話している。
 同連盟の代表によれば、マシコ・ピロの人々は、キャッサバやオオバコ、マチェーテと呼ばれるナイフのような道具、ロープなどを欲しがり、川岸に沿って平和的に撤退したという。
 動画は、村民がマシコ・ピロの人々と会話し、食べ物を手渡す様子を映している。
 マシコ・ピロの人々が孤立した生活を送るジャングルから姿を現し、外部の村民と接触したのは、今月23日以来、2度目。彼らは、森林伐採によるストレスを受けているのではないかという懸念を生んでいる。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3055737


留学生アイヌ文化学ぶ 新ひだか(動画)

2015-07-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/27 10:58

 【新ひだか】道内の大学で学ぶ留学生が25、26の両日、町内を訪れ、静内民族文化保存会(大川勝会長)の指導で古式舞踊などアイヌ文化を体験した。
 北海道国際交流・協力総合センター(札幌)が、留学生の北海道に対する理解を深めてもらおうと毎年、道内各地で実施している。東胆振・日高地方では初開催という。
 今回は、北大や北見工大などで学ぶアジア、欧州、南北アメリカの学生22人と、ボランティアの日本人学生4人が参加。25日に新ひだか町入りし、新ひだか夏まつりに参加し、阿波踊りを体験した。
 26日は午前中、町博物館で町の歴史を学んだ後、シャクシャイン記念館で同保存会の舞踊を見学。エレムンコイキ(ネズミ捕りの踊り)ではお菓子を狙うネズミ役を体験するなどして楽しんだ。返礼としてパラグアイの留学生が同国の民族舞踊を披露した。
 道教大岩見沢校で音楽教育を学んでいるドイツからの留学生ミヒャエル・ドゥモーさん(27)は「阿波踊りを体験した翌日、それとは違うアイヌ舞踊に触れ、とても面白かった」と話していた。(飯島秀明)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0161346.html