先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ民族 政府に認定機関を-紙議員が奨学金で質問書

2013-06-28 | アイヌ民族関連
しんぶん赤旗-2013年6月27日(木)
 日本共産党の紙智子参院議員は24日、政府に対し北海道外に居住するアイヌ子女への奨学金事業と民族の認定に関する質問主意書を提出しました。
 アイヌ民族への奨学金事業などは北海道内のみが対象で全国的施策が遅れています。
 紙議員は、政府のアイヌ政策推進室作業部会が、施策の対象となる民族の認定を行う機関を北海道アイヌ協会に設置しようとしていることについて、透明性、客観性ある組織となるよう政府の下に直接設置すべきと指摘しています。
 道外アイヌの生活実態調査で年収、生活保護の指標などがいずれも全国平均より相当低い水準にあることを指摘し、奨学金は積極的差別是正措置として給付制にすべきだと求めました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-06-27/2013062705_02_1.html

先住民の親権回復訴訟、米最高裁が差し戻し

2013-06-28 | 先住民族関連
AFPBB News 2013年06月26日 18:56 発信地:ワシントンD.C./米国
6月26日 AFP】北米先住民の子を養子として育てた夫婦から親権を取り戻したいとして、生物学上の父親が起こしていた訴訟で、米連邦最高裁は25日、実の父親が北米先住民であることを理由に親権を戻すことを命じた下級審の判決を破棄し、審理を差し戻した。
 マット・カポビアンコ(Matt Capobianco)、メラニー・カポビアンコ(Melanie Capobianco)さん夫妻は、養子縁組を結んだ北米先住民の子どもをベロニカ(Veronica)と名付け、生後まもなくから育ててきた。だが、子どもの誕生前に一度は養子縁組を認めた先住民チェロキー(Cherokee)出身の実父、ダステン・ブラウン(Dusten Brown)さんが考えを翻し、親権を求めて訴訟を起こした。
 ブラウンさんは、北米先住民の子どもが家族から引き離される事態を回避するために設けられた1978年のインディアン児童福祉法(Indian Child Welfare Act、ICWA)に基づいて娘の親権の回復を求めた。サウスカロライナ(South Carolina)州の裁判所は2011年、生物学上の父親の親権を認める判決を下した。
 だが今回、連邦最高裁判事は5対4でカポビアンコ夫妻を支持。サミュエル・アリト(Samuel Alito)裁判官は、ICWAが生物学上の父親を無条件に擁護するものであってはならないと述べた。「そのようなことが許されれば、ICWAの下でインディアンと認定される可能性のある子どもを養子にしようとしている養父母候補者たちは、間違いなくちゅうちょするだろう」
 ただし、最高裁はカポビアンコ夫妻にベロニカちゃん(3)の親権を付与することもせず、サウスカロライナ州の裁判所に審理を差し戻した。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2952757/10965339

教皇、アルゼンチンの先住民族の指導者とお会いに

2013-06-28 | 先住民族関連
バチカン放送局-2013-06-25 17:32:08
教皇フランシスコは、24日、アルゼンチンの先住民族コムの指導者フェリックス・ディアス氏とお会いになった。
ディアス氏は夫人と共に、同じくアルゼンチン出身の人権活動家でノーベル平和賞受賞者のアドルフォ・ペレス・エスキベル氏、およびフォルモサ教区・先住民族司牧における司教代理フランシスコ・ナサール神父に伴われてバチカンを訪れた。
バチカン広報局長のフェデリコ・ロンバルディ神父によれば、ディアス氏は教皇にアルゼンチンとラテンアメリカの先住民族の困難な状況を語り、先住民族の居住地や文化的アイデンティティーなどをはじめとする権利の保護の問題に憂慮を表明。このたびの出会いを教皇の関心と支援のしるしとして感謝を述べた。
http://ja.radiovaticana.va/news/2013/06/25/%E6%95%99%E7%9A%87%E3%80%81%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%85%88%E4%BD%8F%E6%B0%91%E6%97%8F%E3%81%AE%E6%8C%87%E5%B0%8E%E8%80%85%E3%81%A8%E3%81%8A%E4%BC%9A%E3%81%84%E3%81%AB/gia-704797

伝統の音とロックが融合 アイヌ民族と高校生バンド、平取で音楽祭

2013-06-25 | アイヌ民族関連
北海道新聞(06/23 15:15)
 【平取】アイヌ民族の芸術グループや、地元高校生バンドが演奏する音楽祭「ウレクレク~風の谷の響」が22日、町内の二風谷生活館で開かれ、会場は観客約200人の熱気に包まれた。
 道アイヌ協会平取支部青年部(貝沢昌幸部長)が主催。音楽を通じて町内外の人たちとの交流を広げようと始まり、今年で3回目。
 平取高生のバンド2組がアニメ主題歌などを元気に演奏した後、道内でアイヌ文化の伝承活動をする2グループが、舞踊や音楽を披露。札幌在住の若者でつくる「アイヌ・アート・プロジェクト」は、風を表現した伝統曲「マクナレラ」を、現代楽器でロック風にアレンジした曲などを披露し、会場を盛り上げていた。(田鍋里奈)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/475311.html

アイヌ民族 祈りの儀式...旭川

2013-06-25 | アイヌ民族関連
(2013年6月23日 読売新聞)
 アイヌ民族の伝統儀式「チノミシリ カムイノミ」が22日、旭川市のアイヌ文化の森にある「伝承のコタン」で行われた。
 「チノミシリ カムイノミ」はアイヌ語で「聖なる地でのお祈り」という意味。儀式は旭川アイヌ協議会などの主催で行われた。伝統衣装を着た人たちが伝統民家「チセ」の中で、ヒエで造った酒を火や家などの神々にささげたり伝統舞踊を披露したりした。
 6月3日に完成したチセの新築祝いを兼ねて行われた今回の儀式。同協議会の川村兼一会長(62)は「チセの解体、新築作業には20歳代の若者が参加してくれた。今後も儀式や技術を若い人に継承していきたい」と話していた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130623-OYT8T00006.htm

江戸時代ロシア貿易の内情暴露 総首長のアイヌ語、現代語訳

2013-06-25 | アイヌ民族関連
ピヤラ アイヌ民族の今
北海道新聞(2013/06/11)
釧路の奥田幸子さん 「息遣い感じた」
釧路アイヌ語の会(合沢寛会長)の事務局長奥田幸子さん(63)が、江戸幕府が18世紀後期に初めて蝦夷地(えぞち)に調査隊を送った時に聞き取ったアッケシ(厚岸)の総首長イコトイと根室・ノッカマップの総首長ションコのアイヌ語を、ローマ字化、現代語訳した。奥田さんは「言葉から、イコトイやションコなど歴史上の人物の息遣いが感じられた」と話している。(小野孝子)

 奥田さんが現代語訳したのは、調査の記録文書である「蝦夷地一件」(二)に登場するイコトイとションコが幕府側に語った言葉。中でも注目されるのは、イコトイが幕府の調査隊の宿泊所をひそかに訪れて話した内容だ。
 イコトイは「松前藩の役人と運上屋(商人)が、『幕府にはロシア人と交易していることを話すな、話せば首を切り落とす』と言った」と、口止めされていることを告げた。
 背景には、松前藩が、幕府による鎖国政策下で、アイヌ民族がロシアと交易していることを知られたくない立場だったことがある。
 しかし、イコトイは幕府側に「ロシア人は毎年ウルップ島(得撫島)まで来て、絹や木綿、砂糖、薬などを持ってきて商いをしている。ロシア人が持ってきた綿とコメを交換した」と交易の実態を暴露している。
 幕府がロシアの南下状況などを探るため調査隊を送った1785年(天明5年)は、蝦夷地探検家松浦武四郎が初めて蝦夷地調査に入る60年前。和人に過酷な労働を強いられていたアイヌ民族による武力蜂起「クナシリ・メナシの戦い」が起きる4年前だった。「蝦夷地一件」(二)は、当時使われていたアイヌ語が文章として残っている貴重な資料の一つだという。
 作業は、文章を単語に区切り、一語ずつアイヌ語辞典で調べながらローマ字の音に置き換えた上で、分かりやすい現代語に訳した。「江戸時代に確かに交わされていたアイヌ語を知りたい」という気持ちから解読に取り組んだ。
 2007~08年に合沢会長と共同で「加賀家文書」(1857年)のアイヌ語を訳したこともある奥田さんは「長年、道東で話されていたアイヌ語の貴重な資料を掘り起こし、訳すことで、将来に引き継いでいきたい」と話している。
 アイヌ語に詳しい札幌大の田村将人特命准教授(樺太アイヌの歴史)は「和人の通訳が記録したため、資料のアイヌ語の正確性に疑いがある」としたうえで「こうした取り組みの積み重ねで、江戸時代の釧根地方のアイヌ語を復元できる可能性が高まる」と話している。
 現代語訳は5月上旬、釧路市内で開かれた釧路アイヌ文化懇話会の例会で発表された。
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/piyar/200456.html

おもてなしバッジ登場 白老・アイヌ民族博物館で販売

2013-06-25 | アイヌ民族関連
北海道新聞(06/22 16:00)
【白老】アイヌ民族博物館(若草町)は、アイヌ語で「こんにちは」を意味する「イランカラプテ」などが記されたオリジナル缶バッジを作製した。
 同館は本年度から、「イランカラプテ」をキーワードとした来館者へのおもてなし運動を展開。同館周辺の誘導看板も「イランカラプテ」と書かれたものに一新し、缶バッジもその一環で作製した。
 直径32ミリでへカチ(男の子)とマッカチ(女の子)が描かれた2種類を用意した。
 全職員が胸に缶バッジを着けており、同館は「イランカラプテのあいさつで、心と心を触れ合わすのがアイヌ民族の歓待のマナー。入場者の満足度を高めたい」としている。
 缶バッジは計約500個を作製。同館内ミュージアムショップで1個100円で販売している。(俵積田雅史)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/475167.html

アイヌ民族博物館に1800万人 37年で大台到達

2013-06-21 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2013年 6/20)
 白老町アイヌ民族博物館の入場者が累計1800万人の大台に乗った。1976(昭和51)年の開館から37年。職員が民族衣装姿で出迎える中、19日に1800万人目の入場となった福島県棚倉町から来た夫婦2組のグループに、記念品などが贈られた。
 2夫婦はそばうちクラブの仲間。道内旅行の最後の観光地として同博物館に立ち寄り、午前11時ごろに入場ゲートをくぐったという。1800万人目となったことを伝えられ、一様に驚いた様子だった。出迎えに、博物館職員のほか、町や町観光協会からも職員が参加した。
 一行には記念品として「サッチェプ」と呼ばれるサケの薫製と、ガマの葉を使った手作りのタペストリー調の敷物が贈られたほか、アイヌ伝統舞踊の見学や、伝統食を集めた「オハウセット」なども振る舞われた。
 同館誘客戦略室の阿部実範さんは「開館以来の入場者数を平均すると年間で60万人超になる。ただ、近年は20万人を下回っているため、これからの来場増に期待したい」などと話した。
http://www.tomamin.co.jp/2013s/s13062001.html

ウレシパクラブの学生が国際先住民族フェスティバルに参加します

2013-06-21 | アイヌ民族関連
札幌大学-2013.06.19
7月8日(月)~15日(月)の8日間、札幌大学ウレシパクラブ(以下、ウレシパクラブ)に所属する学生18名が海外研修として、ノルウェーのマンダーレンで開催される国際先住民族フェスティバル「Riddu Riddu(リドゥリドゥ)」に参加します。
「Riddu Riddu」の今年度のメインテーマがアイヌ民族です。「Riddu Riddu」に参加し、ウレシパクラブのアイヌ文化学習活動の成果を海外の舞台で発表することにより、日本の先住民族としてのアイヌの存在およびその文化に対する国際的理解の深化を図ります。また、各国の先住民族と交流を深めることや、現地のトロムソ博物館を訪問し、北方地域の先住民族サーミについて学び知見を深めることも目的とします。
なお、この研修に参加する18名の学生のうち、3名は国際先住民族フェスティバルから招聘されての参加となります。
研修期間 平成25年7月8日(月)~15日(月)
研修地 ノルウェー(マンダーレン、トロムソ)
◆札幌大学ウレシパクラブとは
平成22年4月から札幌大学で開始した、毎年一定数のアイヌ子弟を受け入れ、未来のアイヌ文化の担い手として育成するとともに、大学内に多文化共生コミュニティのモデルを創り出す仕組みを整える活動である「ウレシパ・プロジェクト」を推進する組織。ウレシパとは、アイヌ語で「育て合い」を意味する。2013年4月には一般社団法人化。
※このプレスリリースのダウンロードはこちらから→ http://www.sapporo-u.ac.jp/news/20130619ridduriddu_HP%28282K%29.pdf
http://www.sapporo-u.ac.jp/news/topics/2013/0619202439.html

サハリン先住民族の言語が消滅の危機に

2013-06-20 | 先住民族関連
ロシアNOW-2013年6月19日
ガゼータ・ル
サハリン先住民族の言語が消滅の危機にある。SakhalinMediaはこれについて、ロシア科学アカデミー民族学人類学研究所北方・シベリア部長ドミトリー・フンク氏の話を伝えた。
 「先住少数民族の言語状況は惨憺たるものだ」とドミトリー・フンク氏は言う。
 同氏によれば、現在、世界には約6000の言語がある。「望もうが望むまいが、今後100年間にそのうち約90%が消滅する可能性が高い。サハリンの諸言語については予測が困難だが、言語が消滅していくスピードから見ると、きわめて悲観的だ」とフンク氏は伝える。
とくに危機的なウィルタ語(オロッコ語)
 比較的最近に文字教本が出版されたウィルタ語(オロッコ語)は近く完全に消滅する可能性がある、とドミトリー・フンク氏は述べた。同氏の話だと、ウィルタ語が非常によくできる年配の女性が2人おり、1人はワールに、もう1人はノグリキに住んでいる。 ワールに住む女性は、今年、サハリンを離れようとしており、ノグリキの女性は、約3年後にはシベリアに去る予定だ。
 北方グループでこの言語を自由に操る人は、多く見ても10人以下。ポロナイスクにいる北方、南方グループは少数だ。(→この部分、ガゼータ・ルの原文を見ても、説明が足りないのか、よく分かりません。やむなく、そのままとしました)
 ドミトリー・フンク氏は、言語の消滅と闘う方法をこう語る。一つは、民族言語の教員を教授法セミナーに集め、外国語の集中的研究方法を話すこと。これらの言語は事実上、外国語になったので、その見地からアプローチしなければならない、とフンク氏は言う。今年、ショル語とテレウート語を話せない成人向けに、それらの言語の教材が作られた。
*元記事(露文)http://www.gazeta.ru/science/news/2013/06/18/n_2980009.shtml
http://m.roshianow.jp/arts/2013/06/19/43653.html

アイヌ写真展:前橋で22日から /群馬

2013-06-19 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2013年06月18日 地方版
 前橋市敷島町の絵本専門店兼ギャラリー「フリッツ・アートセンター」で22日から、アイヌの語り部、アシリ・レラ(日本名・山道康子)さんらアイヌ民族の生活を写した写真展「アイヌ、風の肖像」が開かれる。7月21日まで。
 レラさんは北海道平取町二風谷で暮らしながら、アイヌ文化の継承やダムの反対運動などの先頭に立って活動をしてきた。
 写真展は、レラさんと20年以上の交流がある写真家、宇井眞紀子さんが、二風谷でのレラさんらの生活風景を写した同タイトルの写真集などから、約50点を展示する。
 30日には、同センターでレラさんと宇井さんの対談も行われる。
 写真展は午前11時〜午後7時、火曜休。対談は30日午前11時から。入場無料、対談は要予約。問い合わせ、申し込みは同センター(027・235・8989)へ。【塩田彩】
http://mainichi.jp/feature/news/20130618ddlk10040226000c.html

アイヌ民族の大学進学、道外者奨学金創設へ

2013-06-19 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2013年6月17日
■アイヌ民族の大学進学後押し
■道外者向け奨学金創設へ
■政府の政策推進会議 作業部会で確認
 【泉賢司】道外に住むアイヌ民族の若者らの大学進学を支援するため、新たな奨学金制度を創設することが、14日に開かれた政府のアイヌ政策推進会議(座長・菅義偉官房長官)の作業部会で確認された。アイヌ民族の出身者であることの確認方法や実施主体などについて、さらに検討を進める。
 道内在住のアイヌ民族の子弟に対しては、道が奨学制度を設けているが、道外のアイヌ民族を対象にした制度はない。道や北海道大が行っているアイヌ民族の生活実態調査などでも、低所得などに起因する進学率の低さが指摘され、同会議でも道外アイヌの生活支援策の重要項目の一つとして検討が続けられてきた。… (続きは有料購読へ)
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW1306170100005.html

ロライマの農民が国道封鎖=先住民保護区制定に抗議し

2013-06-19 | 先住民族関連
ニッケイ新聞 2013年6月15日
 ロライマ州の農民が14日、州都のボア・ヴィスタとアマゾナス州、ヴェネズエラを結ぶ国道174号線を封鎖し、同州を孤立化させたと同日付フォーリャ紙サイトが報じた。
 国道を封鎖したのは同州の農業生産者運動参加者で、先住民保護区制定に不満を覚えている米作りや牧畜家、大豆生産者らが、国道にタイヤなどを集めて火をつけた。
 農民達は、先住民保護区制定が土地を巡る争いを生んだとし、保護区制定作業の停止と連邦議会に保護区制定のための権限を与える憲法改正案の承認を訴えている。
 先住民保護区制定や制定予定地内に住む農民の立ち退き問題は年々深刻さを増しており、南麻州で起きた先住民による農園占拠と立ち退き作業中の先住民の死亡事件は記憶に新しい。政府との会談を求めた先住民がブラジリアにある国立インジオ保護財団の建物に無断侵入といった事件も起きる中、連邦政府の対応が注目されている。
http://www.nikkeyshimbun.com.br/2013/130615-24brasil.html

アイヌ民族遺骨1635体 文科省最終報告 550体が戦後発掘、地域に返還も

2013-06-16 | アイヌ民族関連
北海道新聞(06/15 08:28、06/15 11:19 更新)
 文部科学省は14日の政府のアイヌ政策推進会議の作業部会で、全国の大学が保管しているアイヌ民族の遺骨に関する調査結果を最終報告した。個体ごとに特定できた遺骨は北大、札幌医大など9大学1635体。保管の時期や経緯が判明したのは今回が初めてで、全体の6割にあたる986体が研究目的で収集されていた。
 1635体のうち発掘・発見された時期は戦前が904体、戦後が550体、不明が181体。発掘・発見された場所は道内が1439体を占め、樺太(サハリン)135体、千島列島48体、不明が13体だった。
 部会長の常本照樹・北大教授は記者団に、戦没者遺骨の特定に用いられているDNA鑑定も参考にしながら、遺骨の個人名、遺族の特定方法を検討していくとした。また、特定困難な遺骨が多いことについて、常本教授は「地域を適正に代表する団体をつくるなど、何らかの方法で地域に返すことを検討しなければならないと考えている」と話した。<北海道新聞6月15日朝刊掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/473661.html

アイヌ遺骨:墓地から869体掘り出す 文科省最終報告

2013-06-16 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2013年06月15日 07時31分
 全国の大学が保管しているアイヌ遺骨を調べていた文部科学省は14日、前回発表時より2体多い1635体あり、うち半数以上の869体は大学の研究者が研究目的でアイヌの墓地から掘り出したとする最終報告書を政府のアイヌ政策推進会議作業部会に提出した。
 文科省によると、遺骨は大学の研究者が発掘した以外に、地方自治体が墓地改葬や道路工事などで発見した329体などが含まれ、経緯が不明なものも341体あった。
 遺骨は大半が箱に入れて保管されていたが、身元特定につながる資料は少なく、個人特定できたのはわずか23体。頭骨のみが1012体で全体の6割以上を占め、全身骨は541体だった。性別は男性329体、女性245体で、子供も202体含まれていた。保管時期は1873(明治6)年から戦前までが899体、戦後が609体で、残りは不明だった。大学別の保管数は▽北海道大1027体▽札幌医大251体▽東京大198体▽京都大94体▽大阪大39体▽東北大20体−−など11大学。札幌医大は前回より2体増えた。【千々部一好】
http://mainichi.jp/select/news/20130615k0000e040146000c.html