先住民族関連ニュース

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環境運動家デビッド・鈴木さん、未来を担う若者にメッセージ-エコサミットで

2014-04-29 | 先住民族関連
バンクーバー経済新聞-2014年04月29日
 リッチモンドの高校McMath Secondary School(4251 Garry Street, Richmond)で4月26日、環境保護を考えるイベント「REaDYサミット」が開かれ、カナダで最も有名な日系人ともいわれる環境運動家デビッド・鈴木さんが特別講演を行った。
 「We Are The Fraser」をテーマに掲げた同イベントは今年で3回目。先住民マスクィーム族の代表が、集まった約500人の参加者たちに「手をつないでフレーザー川の流れに身を任せ、ゆっくりと体を揺らす」ように促し、自然への感謝と祈りをささげて開会を宣言した。
 鈴木さんは「今日はデビッド鈴木財団の代表としてではなく、子どもを持つ親、孫を持つ祖父の一人として皆さんに話をしに来た」とし、「自分たち人間が生きていく上で最も大切なものは空気と水。『母なる地球』にとって、植物は呼吸を担う肺であり、川は体中を循環する血液のようなもの。それらを汚染してしまうことは、自分たちの体にも悪いことをしているのと同じ」と説明。「先住民の皆さんは、動物や植物のことを『私たちの親戚』と呼んでいる。親戚に優しく接するのは当たり前のことだろう」と小さな子どもたちにも分かりやすく訴えかけた。
 「リッチモンドはフレーザー川があるおかげで、大変恵まれた環境にある。家の中にずっとこもっているのではなく、積極的に外に出て自然と触れ合う機会をより多く持つことで、自分たちを取り囲む環境について理解を深め、関心を持ち、自然を大切にする心が育つ」と、自身の父親が昔よくキャンプなどに連れて行ってくれたことを振り返る鈴木さん。
 「若い世代が環境保護のためにできることは、友達や家族など周りの人たちに自分の知識や学んだことを知らせてあげること」「どんな最新技術も使い方を間違えると環境保護には逆効果になり得るので、常に自然界とのバランスを頭に置いて開発を進める必要がある」と、会場からの質問に答えながらアドバイスを送った。小学生からの「もし動物になるとしたら何がいいか」という質問に対し、「カモメになりたい。自由に空を飛び回って、おいしい魚をたくさん食べられるから」と答えて会場の笑いを誘う場面も。
 講演の最後に鈴木さんは「環境問題に関する取り組みには、『ここで終わり』というゴールがない。自分の活動の原動力は、子どもたちや孫たちのためにより良い環境を残してあげたいという思いのみ。これからも地道に続けていくしかない」と協力を呼び掛けた。
http://vancouver.keizai.biz/headline/1900/

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「イランカラプテ」広めよう アイヌ語で「こんにちは」 新千歳空港でキャンペーン

2014-04-27 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (04/26 16:00)
 【千歳】アイヌ語で「こんにちは」を意味する「イランカラプテ」を北海道のおもてなしの言葉として普及させるキャンペーンが25日、新千歳空港ターミナルビルで行われた。国や道でつくる「イランカラプテキャンペーン推進協議会」に日本航空が賛同し、旅客らにアイヌ文化をPRした。
 道と日航の職員ら約15人が参加。そろいのはっぴや民族の伝統衣装を羽織って、アイヌ文化を紹介する冊子やキャンペーン用のシールなどが入った1000袋を観光客らに配布した。
 日航は26日から5月11日まで、道外からの到着便の一部で「イランカラプテ」と機内アナウンスも行う。同社担当者は「沖縄の『めんそーれ』のようにイランカラプテが浸透するよう協力できたら」としている。(門馬羊次)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/535794.html

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空の旅人にイランカラプテ 新千歳空港でおもてなしキャンペーン

2014-04-27 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2014年 4/26)
 アイヌ語の「こんにちは」を、北海道の〝おもてなし〟の言葉として定着を図る「イランカラプテ キャンペーン」に連動したイベントが25日、新千歳空港国内線ターミナルビル2階のセンタープラザで行われた。道と日本航空(JAL)が共同でPRグッズを配り、空港利用者にアピールした。
 「イランカラプテ」の言葉を通して、来道者をもてなすキーワードとして普及させる取り組み。昨年8月から政府と道、道内自治体、大学などで組織する推進協議会がキャンペーンを主催している。
 JALは22日に同キャンペーンのサポーターに登録。イベントは道と共同による初の取り組みだ。
 会場にはアイヌ民族の伝統衣装を羽織った道職員と、JALのスタッフら15人がキャンペーンのポケットティッシュやシールを入れたグッズを空港利用者に配布。「イランカラプテ」の周知を図った。
 JALは26日~10月13日の期間中、北海道到着便の機内配布誌「JALるるぶハピリカ」で同キャンペーンを紹介。26日~5月11日に客室乗務員が機内アナウンスで「イランカラプテ」の意味を伝える。
http://www.tomamin.co.jp/20140412128

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直行便就航、タイ人観光客が3倍に増えた町

2014-04-27 | アイヌ民族関連
読売新聞 2014年04月25日 15時32分
 新千歳―バンコク線の直行便就航を追い風に、北海道白老町を訪れるタイ人観光客数が、2013年度には前年度比3倍に増えた。
 高級ブランド「白老牛」の生産・販売団体は新年度、タイでの商機拡大に乗り出す。
 外国人観光客対象の誘客イベントを行ったことがなかった白老町を今年3月、道の招きでタイの商社や旅行会社、メディア関係者が訪れた。歓迎レセプションでは、町内の白老牛生産者や食品加工業者が、町特産の「虎杖浜タラコ」を使ったおにぎりや鉄板で焼いた白老牛のステーキを提供。ツアーに参加した経営者は、舌鼓を打ちながら「白老牛は脂に甘みがある」と絶賛した。
 町によると、13年度にアイヌ民族の伝統家屋や伝統舞踊を見学できる観光施設「アイヌ民族博物館」を訪れたタイ人は2万2988人で、町の人口(約1万8000人)を上回った。直行便が就航した12年度(7611人)と比べると3倍で、町の経済を刺激する大きな要因となっている。
 今後もタイ人観光客の堅調な推移が見込めるとして、白老牛の生産者と販売店などで作る「白老牛銘柄推進協議会」は、今年度の事業計画に、タイでの試食販売とタイ語などによる白老牛のパンフレット作成を盛り込んだ。阿部高幸会長は「タイ人に評価してもらえたことが自信につながっている。まずは現地でおいしさを知ってもらい、販路開拓につなげていく」と語る。町特産のタラコを中心に、水産加工品を東南アジアで販売している「カネシメ松田水産」の松田幸男社長も「これからの市場としてタイは有望な国の一つ」と見通す。
 このところ、白老に限らず、洞爺湖温泉や登別温泉といった胆振地方の観光地ではタイ人観光客の姿が目立つようになっている。新千歳空港から近いため、観光ルートに組み込まれるケースが増えているのだ。
 3月に催されたタイからのツアーを企画した道経営支援局国際経済室は「牛肉を輸出するには国内と違った検疫をクリアするなど、展開するためには国内販売用とは違った手続きが必要になるが、タイでは富裕層が増えており、食材売り込みに挑む意義は大きい」としている。(山田靖之)
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140424-OYT1T50140.html

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連休前にごみ拾い ポロト湖周辺クリーン作戦に50人

2014-04-26 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2014年 4/25)
 白老町のポロト湖周辺の清掃活動が、23日に行われた。観光客にきれいな白老町を見てもらおうと、大型連休前に毎年実施している。白老町役場をはじめ、アイヌ民族博物館、白老観光協会、胆振東部森林管理署など地元の12団体から50人が参加した。
 参加者は午前9時にインフォメーションセンター前に集合。主催団体である観光協会の中村敏男会長が「白老が誇る自然を多くの人に見ていただきたい。(清掃活動を行う)きょうを起点に観光シーズンが始まる。皆さんを迎えるためにより一層きれいにしたい」と呼び掛けた。
 参加者は3班に分かれ、1周約6キロの湖畔周辺を念入りに清掃。斜面や草むらをかき分け、約1時間にわたってごみを分別しながら拾い集めた。
http://www.tomamin.co.jp/20140412050

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北極圏、原油流出に備える4つの対策

2014-04-26 | 先住民族関連
National Geographic News April 25, 2014  Christina Nunez,
 温暖化の影響で海氷の縮小が進行する北極圏では、大手石油企業による大規模な資源開発が準備段階に入っている。一方で、環境に回復不可能なダメージを与えかねない原油流出事故への対策は遅れていると、全米研究評議会(NRC)が4月23日に発表した報告書は指摘している。
 米国科学アカデミーの関連機関、NRCは183ページの報告書で、北極圏における石油・天然ガス開発の影響につ いて包括的に検討した。初回調査から10年以上経過した現在、海氷面積は最小記録を更新し、船舶の交通量が大 幅に増加。石油価格は急上昇し、シェル、エクソンモービル、コノコフィリップスなどの国際石油資本が、石油 や天然ガス採掘権の新たな取得に走っている。
 世界の未発見の石油のうち13%が北極圏に存在すると推定され、その3分の1がアメリカ領海内にある。2012年 に採掘を試みたシェルは、石油掘削リグ「クルック(Kulluk)」の座礁事故に見舞われ、北極圏における採掘事 業の難しさが浮き彫りになった。
 シェルをはじめ各企業は2014年の掘削計画を中断しているが、北極圏のエネルギー資源開発は、だれも後に引 けない所まで進んでいることはほぼ間違いない。
 NRCの報告書ではクルックの事故のほか、2010年のメキシコ湾原油流出事故、1989年のエクソン・バルディー ズ号原油流出事故を教訓として挙げている。大学や研究機関、環境団体、エネルギー業界の代表者で構成される 調査委員会は、北極圏での原油流出に備えてアメリカが取るべき対策をいくつか挙げているが、そのうち4つを 紹介する。
◆ 1. 原油流出のシミュレーションの実施
 原油の特性や流出への対応に関する従来研究の多くは、温暖な地域で行われてきた。極限環境で原油がどのよ うに反応するか、さらなる研究が求められている。コントロールされた形で、実際に少量の原油を流出させる調 査方法が最適だという。
 アメリカ、ニュージャージー州にある研究施設、オームセット(Ohmsett)では、氷で覆われた環境で流出の シミュレーションを行っている。しかし、調査目的の意図的な原油流出がアメリカ領海内で認められるケース は、ここ15年間で減少する一方だという。NRCは報告書で許可手続きの合理化を呼びかけている。
◆ 2. 北極圏に関するデータ収集
 北極圏での観測や地図作成の技術は10年間で飛躍的に発展したが、その一方で大きな課題が残っている。
 現在利用されている沿岸の海図は、ほとんどが1950年代に作成されたもので、NRCは「ほぼ時代遅れ」と指 摘。報告書に寄稿したアラスカ大学フェアバンクス校のマーク・マイヤーズ(Mark Myers)氏によると、「十分 な海底地形のデータは、海岸線の10%未満(約3540キロ)」にすぎない。データ不足は、座礁事故による原油流 出の可能性を高め、除去作業の妨げにもなる。
◆ 3. アメリカ沿岸警備隊の配備を強化
「北極圏におけるアメリカ沿岸警備隊のプレゼンスは、特に冬季に落ち込む」とNRCは警告。北極圏に最も近い アラスカ州コディアックの基地は、アラスカ州最北端のノーススロープ郡から1400キロ以上南に置かれており、 原油流出への迅速な対応力には限界がある。
 しかし、NRC報告書委員会のマーサ・グラボウスキ(Martha Grabowski)委員長は、「沿岸警備隊だけでは無 理だ。予算が足りない」と指摘。原油流出の事故対応は、民間との連携や地域社会の関与が欠かせないと報告書 も強調している。
◆ 4. 野生生物を守る仕組み
 北極圏には、ホッキョククジラやホッキョクグマ、ワモンアザラシなどの絶滅危惧種が多数生息している。原 油流出でダメージを受けた野生動物の治療と復帰には、距離的な悪条件、先住民による生存のための海洋哺乳類 の利用、安全性への懸念など、さまざまな問題が複雑に絡む。例えば、負傷したセイウチやホッキョクグマは、 原油にまみれたペリカンを扱うよりも危険性が高い。
 さらに、野生動物を安全な場所に留めおく仕組みが現状ではまったく欠けているという。原油の流出エリアか ら遠ざける方法について、「今後の科学的な研究、ルール確立やコンセンサスが望まれる」と報告書は強調して いる。
PHOTOGRAPH BY YONHAP. EPA/CORBIS

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ハゲの本塁打王、育毛剤CM出演で話題に/台湾プロ野球

2014-04-26 | 先住民族関連
中央社フォーカス台湾 2014年04月24日19時03分
(台北 24日 中央社)台湾プロ野球、統一の張泰山選手(37)が育毛剤の新しいCMに出演し、ちょっとした話題になっている。
先住民・アミ族出身の張はルーキーイヤーの1996年、フサフサとした黒髪が自慢のイケメンだったが、今はツルツルの頭から「電火球」(電球)などと揶揄されることもある。
今回のCMの中で張は、髪の毛を増やそうとしても手遅れである反面教師としてスーツ姿で登場。真剣な表情で「もう時間を無駄にしないで」、「努力はまだ足りない」と力説し、薄毛予備軍の男性に育毛剤の使用を勧める。
このCMが今月中旬にテレビやインターネットで公開されると、「禿げても格好いい」、「ユーモアたっぷりだった」、「すごく面白かった(爆笑)」などのコメントが相次いだ。
本塁打王を3度、打点王を4度獲得した張は、輝かしい実績より人懐っこいキャラクターが人気だ。野球中継の名アナウンサー、徐展元さんには、「このボールは、張泰山の髪の毛のようにもう戻らない」という独特の決めゼリフがあるが、徐さんは相手のプライドを傷つけないよう名前の使用を打診したところ、張は「いいよ。トレードマークだから」とアッサリ同意したという。
(林宏翰/編集:羅友辰)
http://news.livedoor.com/article/detail/8771475/

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「ヘラジカの贈り物」刊行記念イベント -北方狩猟民カスカと動物の自然誌-

2014-04-26 | 先住民族関連
IMA ONLINE-2014/04/23
ジャンル:自然 / 風景 トークショー
主催者:VACANT
開催期間:2014年6月16日 19:30~(開場18:30)
フォトグラファー:石川直樹
.カナダ北方の針葉樹林帯に古くから暮らしてきた狩猟民カスカ。文化人類学者の山口未花子が、カスカの古老より学んだ北の森の暮らしをまとめた本が出版されました。その出版を記念して、写真家の石川直樹さんを迎えて対談を開催する運びとなりました。
氷に閉ざされた極北の世界、深い森や大きな川や湖、極夜を彩るオーロラや白夜の森での狩猟について、文化人類学者と写真家という異なる視点から北の自然を語ります。
【山口未花子】
1976年生まれ、岐阜大学地域科学部助教。動物に対する深い関心から人と動物との関係について明らかにするため動物生態学や生態人類学、文化人類学の方法を学ぶ。2005年より、カナダ・ユーコン準州の先住民カスカの古老より動物に関する、さまざまな実践を学んでいる。著書に『ヘラジカの贈り物:北方狩猟民カスカと動物の自然誌』、共著に『人と動物の人類学』など。
【石川直樹】
写真家
1977年東京生まれ。2000年、Pole to Poleプロジェクトに参加して北極から南極を人力踏破、01年、7大陸最高峰登頂達成。著書に、『全ての装備を知恵に置き換えること』(集英社)、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか。写真集に、『POLAR』(リトルモア)、土門拳賞を受賞した『CORONA』(青土社)ほか多数。2011年、10年ぶり二度目のエベレスト登頂を達成。
http://www.straightree.com/
http://www.littlemore.co.jp/foreverest/
http://imaonline.jp/ud/event/5358a587abee7b28b1000001

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三井物産 環境・社会貢献部 地球環境室長・菊地美佐子氏「広報歴20年の発想『物産らしさ』伝えたい」

2014-04-24 | 先住民族関連
nikkei BPnet-2014年4月24日
谷口 徹也(日経エコロジー編集長)
「入社3年で寿退社」のつもりが、女性管理職第1号に。社内報の編集長など広報の経験を生かしCSR活動を改革する。
 「地球」の文字を冠する部署名はいかめしい。だが、それを率いる女性リーダーが重視しているのは「社内外との密なコミュニケーション」である。社内の経歴を聞くと、その発想の原点が分かった気がした。
 入社直後の配属は鉄鉱石部。日本船籍の輸送船を使って、オーストラリアの原材料を中国の顧客に売るようなグローバルな仕事である。体育会系の営業職場で鍛えられたのは本望。学生時代に米国での短期留学を経験し、「仕事をするなら世界を股にかけて」と思ったのが商社を志望する動機だったからだ。
 ただし、三井物産で長く勤めるつもりはなかったと打ち明ける。女性社員は一般職での採用が大半で、自身も例外ではなかったからだ。「3年くらい勤めたら寿退社して」という将来イメージが頭に浮かんでいた。
 だが、入社4年目に転機が訪れる。当時の上司の計らいで広報部門に異動したのだ。社歴や性別に関係なく、一人ひとりが責任ある仕事を任される職場。自身も20代で社内報の編集長になり、隔月刊ながら100ページを超す誌面作りを取り仕切った。毎朝放映する社内テレビのキャスターを務めたこともあり、役員や幹部への突撃取材もお手の物。「幅広い商社の事業を俯瞰できることが楽しかった」と振り返る。
 2006年の創業130周年記念行事では、広報部をいったん離れ、CSR推進部コーポレートブランド戦略室長として任に当たった。「三井物産らしさ」を伝えることを意図した企業広告の展開を企画。これらを含めれば、20年以上の経験を持つ生粋の広報ウーマンといえる。そして、寿退社どころか、現在社内に67人いる女性管理職の第1号にもなった。
 現在の役職に就いて、環境対応やCSR(企業の社会的責任)に本格的に取り組み始めたのが2009年である。グループ会社まで範囲を広げて、リスクを環境や社会問題などの側面から監査する重要な役割を担う。「最初は、大気汚染や水、廃棄物などへの対策といった仕事が多く、ISO14001の事務局のようだった。しかし、それから5年間ほどで、扱うテーマは人権や、NGO(非政府組織)との連携、途上国の先住民との対応など社会的な側面へと急速に拡大した」と感慨深げに語る。
 今春は、準備に1年間以上をかけた環境・社会貢献部のウェブサイトをリニューアルした。これまでは羅列的な活動紹介だったが、重視するテーマごとに分かりやすくくくり直したのが特徴だ。「伝える大切さ」をモットーに、新たな仕組み作りに思いを巡らせている。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/emf/20140417/263036/


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JAL、4月25日から「イランカラプテ」キャンペーンを展開

2014-04-24 | アイヌ民族関連
FlyTeam-2014/04/23 12:35
日本航空(JAL)は2014年4月25日(金)、札幌駅前通地下広場「憩いの空間」と新千歳空港国内線旅客ターミナルビル内センタープラザで北海道と共同で「イランカラプテ」キャンペーンのノベルティ配布、アイヌ衣服の展示を行います。
また、4月26日から10月13日までは、機内で配布する「JALるるぶハピリカ」での「イランカラプテ」キャンペーンを紹介するほか、5月11日までは機内アナウンスでも紹介します。「JALるるぶハピリカ」の配布便は羽田、伊丹、関西、名古屋(セントレア)、広島、福岡発着の新千歳線、または北海道便です。
「イランカラプテ」はアイヌ語で「こんにちは」を意味する言葉で、「イランカラプテ」キャンペーンは、北海道のおもてなしのキーワードとして普及することで、多くの人にアイヌ文化への興味、関心を抱いてもらうことが目的です。
なお、「イランカラプテ キャンペーン」の詳細は公式サイトhttp://www.irankarapte.com/index.htmlを参照ください。
期日: 2014/04/25 〜 2014/10/13
http://flyteam.jp/news/article/34582

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民族衣装をオバマ氏に贈呈 北海道アイヌ協会

2014-04-24 | アイヌ民族関連
日本経済新聞-2014/4/23 10:04
 北海道アイヌ協会(札幌市)は23日までに、同日から国賓として日本に滞在するオバマ米大統領に、在札幌米総領事館を通じてアイヌ民族の伝統衣装を贈った。多民族国家の米国のリーダーに知ってもらうことが、民族の人権改善にもつながるとして、加藤忠理事長が発案した。
 加藤理事長は2009年11月に大統領が来日した際、東京での演説会に招待された。人種的少数派の大統領が、多様な文化と人権の尊重を呼び掛ける姿に感銘を受けたという。
 衣装は紺色の木綿の布に、水色や朱色のアイヌ文様を縫い合わせたもの。北海道八雲町の刺しゅう愛好家団体「八雲アイヌ協会ユーラップレラの会」が制作。会員10人が約1カ月で完成させた。
 同会の椎久幸子会長は「アイヌ民族や八雲町のことを知ってもらいたいという思いを込めた。大統領にはぜひ、袖を通してほしい」と語った。〔共同〕
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2300X_T20C14A4CR0000/


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ブラジル:パイタル・スルイ族が先住民教育センターを開設

2014-04-24 | 先住民族関連
グローバル・ボイス日本語 (ブログ)-翻訳掲載 2014/04/23 0:08 GMT
(特に注意がない限り、リンク先はすべてポルトガル語です。)
パイタル・スルイ族 [en] がブラジル・アマゾンに設立した教育センターが、ようやく開校した。センターでは、この地域に住む先住民向けに専門講座を提供する。
2013年6月に開校したパイタル・スルイ教育センターでは、パイタル・スルイ族などアマゾンに住む先住民族向けに、環境保全を主眼とした技術専門講座を設ける。開校に先立ち、2013年3月、パイタル・スルイ族は開校を告知するビデオを公開した。
地元先住民たちは、法律や雇用の創出、収益、地図作成に関する講座を2年に渡って受けられるようになる。講座は毎日実施され、理論と実践の両面から学べる内容だ。登録者数に定員はあるが、スルイ族は各講座30名前後の登録を予定している。
パイタル・スルイ教育センターは、講座の開講に必要なブラジル教育大臣の正式承認を待っているところだ。
1969年に初めて部族外の人間と出会って以来、パイタル・スルイ族は数多くの苦難に直面してきた。ビデオインタビューの中で部族長が認めたとおり、道路の建設で彼らの土地が侵略されたり疫病による壊滅的な打撃を受けた結果、人口が5,000人から290人程度まで減少した。
パイタル・スルイ族は、建物や設備を拡張して国内初のブラジルパイタル・スルイ先住民大学地区にしたいと考えている。パイタル・スルイ部族長Narayamoga Almirは次のように語る。
Inicialmente os cursos serão destinados apenas para os indígenas, porém já estamos construindo uma Política Pedagógica do Centro, para que esses cursos sejam estendidos para toda a sociedade.
当初開講は先住民向けのみとする予定だが、講座の対象を社会全体に拡張できるよう教育政策センターも建設中だ。
2013年5月、スルイ族リーダー陣および、アマゾン保全チーム(Amazon Preservation Team。ポルトガル語でEquipe de Conservação da Amazônia もしくは ECAM)や先住民環境保護団体カニンデ(the Association of Ethno-Environmental Protection Kanindé)などパートナー組織の代表者たちはベネズエラ先住民大学 [en]を訪れた。ブラジル国内に同様の大学モデルを再現する方法を探るためだ。 公立大学として2010年に設立されたベネズエラ先住民大学はベネズエラ南部の5,000エイカーの熱帯雨林にあり、多様な民族出身の学生が学んでいる[ja]。
先住民環境保護団体カニンデのウェブサイトには次のように書かれている。
Já temos muitos indígenas fazendo curso superior nas faculdades e universidades espalhadas pelo Estado, mas com uma universidade indígena vamos fortalecer a relação dos índios com a terra e a natureza, já que o conteúdo vai valorizar a cultura dos indígenas.
ロンドニア州のあちこちで多くの先住民が大学の講座を受講しています。しかし先住民大学なら、先住民と大地や自然とのつながりを強化出来るのです。なぜなら、教育内容が彼らの文化を後押しするからです。
先住民大学は、開発への革新的な取り組みの長い歴史の中で一つの新たな成功例となるだろう。Almir Surui族長が率いるパイタル・スルイ族の人々が世界中の関心[en]を集めることになった訳は、人的資源と天然資源の持続可能な開発に向けた先見性のある50年管理計画だった。この計画は、森林破壊を防止して得た炭素クレジットを販売する [PDF]ことで彼らのコミュニティにお金が再投資されるという仕組みを採り入れている。2013年6月、パイタル・スルイ族は、炭素プロジェクトで2つの新興炭素市場基準に基づく認証 [en]を受けた最初の先住民族となった。
以下のビデオでは、彼らがグーグルアース(Google Earth)[en]をはじめとするいくつかの組織と手を結び、デジタル技術を用いて彼らのテリトリーの森林破壊状況を地図におこすまでの様子を紹介している。
また、彼らのテリトリーの文化地図もここからダウンロードしてグーグルアースで見ることができる。
この新しい大学によって、先住民たちが伝統的な価値観や彼らの大地とのつながりを取り戻すことが期待されている。スルイ族とつながりたいと思ったら、Associação Metareilá の Facebookページに「いいね!」をするか、彼らのブログをチェックしてみよう。
校正:Maki Ikawa
http://jp.globalvoicesonline.org/2014/04/23/26738/

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<動画>ボリビアで進むチョリータの社会進出、モデル学校も開校

2014-04-24 | 先住民族関連
AFPBB News-2014年04月22日 10:49 発信地:
【4月22日 AFP】ボリビアの先住民アイマラ(Aymara)族の女性たちは、今も伝統衣装を着用し続け­ている。チョリータと呼ばれる彼女たちは、首都ラパス(La Paz)周辺では多数派だが、最近まで長い間、差別を受けていた。しかし2006年、­先住民系のエボ・モラレス(Evo Morales)大統領が誕生すると、同国におけるチョリータの社会的ステータスは上­がった。チョリータたちは様々な分野に進出。初のチョリータ向けモデル学校も誕生して­いる。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/modepress/3013219

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タタール指導者、ロシア入国禁止=クリミアに戻れず

2014-04-24 | 先住民族関連
時事通信-(2014/04/22-20:13)
【モスクワ時事】ウクライナ南部クリミア半島を編入したロシア当局が、暫定政権に近い少数先住民族タタール系の指導者に5年間の「入国禁止」処分を通告したことが分かった。クリミア・タタール民族会議が22日、明らかにした。
 3月の住民投票は約9割のロシア系が編入に賛成したが、タタール系は棄権の動きを見せた。プーチン政権は21日、ソ連時代に追放されたタタール系を「名誉回復」するなど懐柔に努める一方、非協力者には露骨な嫌がらせを始めた形。
 入国禁止とされた指導者は、民族会議で議長を務めたジェミレフ氏(ウクライナ最高会議議員)で、ロシア国籍に変更していない。クリミアからウクライナ本土に渡り、22日に再びクリミアに戻ろうとした際に立ち入りを拒否された。

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サケの薫製「サッチェプ」GW前に登場 アイヌ民族博物館で人気

2014-04-22 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2014年 4/21)
 白老町のアイヌ民族博物館で18日、観光客に人気のサケの薫製「サッチェプ」の加工作業が始まった。香ばしさが漂う作業小屋で、職員が乾燥したサケを「押し切り」を使って一定の厚さで「サクッ、サクッ」と小気味よく切り分けていく。鮮やかな切り身の色が食欲をそそる。
 昨年12月に職員による仕込みが行われ、特製やぐらやチセ(伝統家屋)前で約1000本のサケを天日干し。ポロト湖からの寒風で乾燥させた後、年明けにチセ内の天井に移していろりの煙でじっくりいぶされた。
 同博物館伝承課の野本三治課長によると、サッチェプを心待ちにしているファンは数多く「道外にもリピーターがたくさんいますよ」。1日に20本ほどカット作業を行うが、「早いときには1、2時間ほどで当日分が売り切れることも」と野本さん。その人気はじわじわと広がっており、今年は「7月ごろにはなくなるのでは」と予想する。
 今シーズンは館内の売店オープンに合わせ、連休直前から販売を開始する予定。価格は昨年と同じ1袋(100グラム入り)500円。丸々1本は5000円(いずれも税込み)。
http://www.tomamin.co.jp/20140411927

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