先住民族関連ニュース

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アイヌ民族に関する新法案(要旨)

2018-12-31 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/31 05:00
 「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律案(仮称)」の要旨は次の通り。
 【目的】北海道及びその周辺地域の先住民族であるアイヌの人々が民族としての誇りを持って生活することができ、その誇りが尊重される社会の実現を図り、全ての国民が相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に資することを目的とする。
 【基本理念】アイヌ文化振興・環境整備に関する施策は、アイヌの自発的意思や民族としての誇りを尊重するよう配慮しつつ、講ぜられなければならない。施策は北海道のみならず、全国的な視点に立って講ぜられなければならない。何人もアイヌに対して、アイヌであることを理由として差別すること、その他の権利利益を侵害する行為をしてはならない。
 【責務】国や自治体はアイヌ施策を策定し、実施する責務を有する。教育活動などを通じて、アイヌの伝統等に関する国民の理解を深めるよう努めなければならない。国民はアイヌが誇りを持って生活し、その誇りが尊重される共生社会の実現に協力するよう努めなければならない。
 【基本方針】政府は施策の効果的な推進を図るため、その意義や目標を規定した基本方針を定めなければならない。
 【民族共生象徴空間】象徴空間の管理を指定法人に委託できる。国は派遣職員のほか、象徴空間の業務のため人的援助をする。
 【地域計画】地方自治体は基本方針に基づき、アイヌ文化振興・環境整備を図るための地域計画を作成し、首相の認定を申請できる。地域計画には《1》アイヌ文化の保存や継承《2》アイヌの伝統等の理解の促進《3》観光や農林水産業など産業の振興《4》地域間や国際交流の促進―などに資する事業を記載する。事業を実施しようとする者は自治体に計画作成を提案でき、自治体は作成するか否かを提案者に通知しなければならず、作成しない場合は理由を明らかにしなければならない。首相は計画が基本方針に適合する時などは認定し、公示する。計画変更には首相の認定を受けなければならない。首相や関係閣僚は自治体に計画の実施状況について報告を求め、必要な時は措置を講ずることを求めることができる。首相は計画の認定を取り消すことができる。
 【特別措置】《1》国は地域計画の認定を受けた市町村に交付金を交付できる《2》市町村が地域計画の認定を受けた時は、農水相は住民に国有林でアイヌ工芸品の製造などに利用する林産物を採取する権利を取得させることができる《3》農水相や都道府県知事は地域計画の実施のため、アイヌの伝統儀式や漁法の伝承などを目的とした、河川のサケの採捕が円滑に行われるよう適切に配慮する《4》地域計画に定められたアイヌ商品等需要開拓事業の商標登録については、登録料を軽減または免除することができる。
 【指定法人】国交相と文科相はアイヌ文化の振興等を目的とする一般社団法人または一般財団法人を、《1》象徴空間の管理《2》アイヌ文化を継承する者の育成やアイヌ文化の振興に関する業務《3》アイヌの伝統等に関する広報活動《4》アイヌ文化の振興等に資する調査研究―などを行う者として指定できる。指定法人は事業計画書と収支予算書を作成し、国交相と文科相に提出しなければならない。
 【アイヌ政策推進本部】アイヌに関する施策を総合的かつ効果的に推進するため、内閣にアイヌ政策推進本部を置く。本部は基本方針案の作成や基本方針の実施をつかさどる。本部長は内閣官房長官、副本部長はアイヌ政策総合担当相、本部員は外相、法相、文科相、厚労相、農水相、経産相、国交相、環境相ら。
 【付則】この法律は公布の日から1カ月を超えない範囲で施行する。指定法人は象徴空間管理の委託を受ける前でも必要な準備をできる。アイヌ文化振興法は廃止する。政府は新法の施行後5年を経過した場合、施行状況を検討し、その結果に基づき、所要の措置を講ずる。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/263378

アイヌ民族への視線 見直す好機 新法案に差別禁止明記

2018-12-31 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/31 05:00
 〈解説〉政府がアイヌ民族に関する新法案に差別を禁じる規定を明記したのは、民族差別をあおるヘイトスピーチをはじめ今なお根深い差別が残るからだ。新法制定を機に、道民はアイヌ民族が歩んできた歴史や現状をあらためて見つめ直すべきだ。
 政府が2015年度に行ったアイヌ民族に関する意識調査で、差別や偏見が「あると思う」と答えたアイヌ民族は72%に上ったが、国民全体では18%にとどまった。当事者の痛みに気付いていない日本国民の姿が垣間見える。
 一方、インターネットを中心にアイヌ民族の存在自体を否定しようとする差別的な言説が後を絶たない。14年に当時の札幌市議が「アイヌ民族なんて、いまはもういない」とネット上に書き込み、議会から辞職勧告決議を受けた。しかし、いまだに「アイヌには特権があり、われわれは収奪されている」といった言葉が、裏付けのないまま拡散し続けている。
 15年の意識調査でも、差別や偏見の原因として、アイヌ民族の78%が「アイヌの歴史に関する理解の不十分さ」と答えた。新法案では、国や地方自治体が「アイヌの伝統等」への国民理解を深める努力義務や国民の責務も明記した。
 新法制定時に廃止となる1997年制定のアイヌ文化振興法では、国の責務として「広報活動の充実」といった表現にとどまっており、より踏み込んだといえる。
 政府は20年に胆振管内白老町に開設する「民族共生象徴空間(ウポポイ)」を、国民がアイヌ民族の歴史や文化への理解を深めるための施設と位置づける。
 ただ、アイヌ民族や関係者の間には、政府に対する長年の不信感から「ウポポイを開設し、新法を制定しても、アイヌを利用して和人社会がもうけるだけ」といった批判が少なくない。政府には新法案が提出される来年の通常国会で、こうした疑念を払拭(ふっしょく)するような、民族の歴史と現状に向き合った議論を期待したい。(村田亮)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/263377

アイヌ民族差別 禁止を明記 新法案の全文判明 国や自治体に理解深める義務

2018-12-31 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/31 05:00

 政府が来年の通常国会に提出を目指しているアイヌ民族に関する新法案の全文が分かった。基本理念として、アイヌ民族に対する差別や権利侵害を禁止することを明記した。国や自治体が、アイヌ関連施策を実施する責務や、「アイヌの伝統等」に関する国民理解を深める努力義務を負うことも定めた。1997年制定のアイヌ文化振興法の内容も包含し、付則には同法を廃止することも記した。
 新法案は、総則や、2020年に胆振管内白老町に開設するアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の管理、アイヌ文化を生かした地域振興や産業振興の事業を各自治体がまとめる地域計画、文化伝承を目的としたサケの捕獲などに関する特別措置―など8章で構成。条文は38条から成る。
 総則では法律の「目的」としてアイヌ民族を先住民族と明記し、「民族としての誇りを持って生活することができ、その誇りが尊重される社会の実現」と規定。「基本理念」では、アイヌ関連施策がアイヌ民族の自発的意思を尊重し、全国的な視点で講じられる必要性を書き込んだ上で、「何人もアイヌに対して、アイヌであることを理由として差別すること、その他の権利利益を侵害する行為をしてはならない」と定めた。
 さらに「国や地方自治体の責務」として、アイヌ関連施策の実施や、教育や広報を通じて国民理解を深めることを挙げ、「国民はアイヌが誇りを持って生活し、その誇りが尊重される社会の実現に協力するよう努めなければならない」と国民の責務も記した。
 アイヌ文化振興法では、アイヌ文化の振興などを目的とした法人(アイヌ民族文化財団)を指定し、文化継承者の育成や調査研究などを担わせることを定めている。今回の新法案でも同様の規定を盛り込み、付則で文化振興法を廃止。指定法人の継承に関する経過措置なども定めた。
 新法案の仮称は「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律案」。アイヌ文化を活用した地域振興に取り組む自治体を対象とした交付金創設と、文化伝承を目的とした国有林内の樹木採取などの特別措置―も盛り込んだ。政府は来年3月中の成立を目指す。(村田亮、古田夏也)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/263371

アイヌ伝統漁再び 千歳川本流でサケ捕獲

2018-12-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/29 23:26 更新

木の柄の先端にかぎ針の付いた「マレク」でサケを捕る千歳アイヌ協会の会員(西野正史撮影)
 【千歳】千歳アイヌ協会は29日、千歳市の千歳川上流部で伝統漁具「マレク」(もり)を使ったサケの捕獲を始めた。若手への技術伝承のため、道から来年1月末までに50匹を上限とする許可を受け、初日は3匹を捕った。協会によると、千歳川で1990年にマレク漁が復活後、本流で行うのはこれが初めて。
 許可区間は市水明郷の王子製紙第4発電所ダムの下流700メートルで、温かな湧き水を求めて厳冬期もサケが自然産卵する。期間は12月15日~1月31日。
 この日は協会会員ら5人で産卵床を壊さないよう注意しながら、雄1匹、雌2匹を捕らえ、年配者が10代の若者に突き方を教えた。捕らえたサケを鳥獣にも分け与えるため、頭部を切り落として現地に残した。1月中にあと2~3回行い、捕獲したサケはトバに加工して儀式で用いる。
 千歳川では1990年から、例年9月のサケを迎える儀式で1日だけ、農業用水取水口などでマレクでの捕獲が行われてきた。協会は技術伝承の機会を増やそうと、サケマスふ化増殖団体の同意を得た上で、道の許可を受けた。
 千歳アイヌ協会の中村吉雄会長は「歴史的な一歩。関係機関と協調しながら将来は期間や区間を拡大できれば」と話した。(中川大介)係機関と協調しながら将来は期間や区間を拡大できれば」と話した。(中川大介)
◆マレクのクは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/263209

災害ない新年願って 東胆振、日高 官公庁や企業 仕事納め

2018-12-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/29 05:00
 東胆振・日高地方の多くの企業や官公庁は28日、仕事納めとなった。各職場では年末の訓示が行われ、胆振東部地震の発生など激動の1年を振り返り、新年への期待を新たにした。
 苫小牧市役所では岩倉博文市長が庁内放送で職員にあいさつ。2月の平昌冬季五輪で苫小牧ゆかりの選手が出場した女子アイスホッケー日本代表の健闘などを挙げ「今年は多くの話題を世界に発信できた。来年も明るい話題を届ける市政運営に努めたい」と述べた。
 白老町では戸田安彦町長が職員50人に訓示。2020年4月に開設するアイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」について「町内の機運を高めることが一番の仕事。アイヌ文化とどう関わることができるか考えていこう」と呼び掛けた。
 新ひだか町では大野克之町長が三石、静内両庁舎であいさつ。三石庁舎では職員約40人を前に、胆振東部地震による停電や断水への対応をねぎらい「来年は新たな気持ちで、災害のない年になれば」と語った。
 浦河町の日高振興局では松浦英則局長が庁内を回り、各部署の職員を激励。地域政策課では職員約20人に対し、新年度から日高管内産の春ウニや桜の名所を生かした新たな観光PRに取り組むことを挙げ、「地域のために心を一つにし、笑顔を忘れずに頑張ってほしい」と話した。(金子文太郎、川崎博之、中橋邦仁)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/262967

台湾先住民ツォウ族の村に嫁いで 結婚・移住手続き編

2018-12-30 | 先住民族関連
ニッポン。コム[2018.12.29] 品川 真紀【Profile】

嫁ぎ先の阿里山・楽野村の風景(筆者撮影)
台湾と関わって20年以上になるが、私が台湾先住民族の文化に触れたのは実はごく最近のことだ。がむしゃらに50回以上も彼らの村や祭典を訪れるうち、これが自分のライフワークだと感じるようになり、2017年のある時、私の目の前に一人のツォウ族の男性が現れ、運命に引き寄せられるまま、私たちは結婚することになった。
昨今、日台カップルは珍しくない。私の身辺にも数多くいる。しかし私は山に住む先住民族に嫁いだ。必要な書類さえそろえていれば問題なく手続できるだろう一般的なカップルとは訳が違った。私の予想をはるかに超える大変な出来事の連続だったのだ。
台湾での婚姻届の手続きからつまずく
結婚は当人らの思いだけでは形にならない。必要な書類を提出して初めて成立する。
私は書類を準備するに当たり、まず個人のブログ等に紹介されている先輩らのアドバイスを参考にした。どうやら台湾で先に手続きをする方が書類も少なく済むらしい。台湾での必要書類は私の戸籍謄本1通、台北駐日経済文化代表処もしくは日本各地にある台湾の弁事処より発行された婚姻要件具備証明(独身証明書)およびパスポートの3点。私は戸籍謄本を持って台北駐大阪経済文化弁事処へ出向き、翌日に交付された独身証明書を持って台湾へ向かった。
台湾での結婚手続には事前に台湾の戸政事務所(日本の役所に当たる政府機関)で入手した「結婚書約」(婚姻届)が必要で、結婚の証人となった二人の署名捺印もなければならない。まずは婚姻届を完成させ、帰国前日の午前中に阿里山郷にある嘉義県竹崎戸政事務所阿里山弁公室を訪れた。
そこは1日に何人訪れるか分からない静かな事務所で、早速書類を提出すると、何と2日かけて取得した有効なはずの独身証明書が違うという。そんなはずはない、私は取得した際に窓口担当者に間違いはないか何度も確認した。おまけにパソコンの婚姻登録システム上のフォームでは日本人名の入力ができないとまで言われた。戸政事務所のシステムの問題ならこちらはどうすることもできない。私は全く想定外の事態にいら立ち、「書類は日本の事務所に直接確認して、入力方法に関してはそちらで尋ねるなりして、何とかしてほしい」と伝え、一旦引き下がった。午後に連絡があって再び出向くと、独身証明書と入力の件は解決したが、今度は私の戸籍謄本の中国語訳がいるという。それは私が事前に調べた情報にはなかった。しかもこれは必須書類で、独身証明書を取得する際に窓口で言われなかったのかとまで問われた。
言われなかったのだ――。
そこで事務所と話し合い、ひとまずは日本の公証役場で証明してもらったものを、訳文は後日提出し、届自体はこの日の受理となった。こうしてほぼ1日かけて台湾での結婚が成立し、夫の戸籍謄本の配偶者欄に私の名前が入った写しが発行された。
日本では国籍の表記でつまずく
台湾での手続きが完了すると、今度は3カ月以内に日本での結婚手続きを行わなければならない。夫の来日に先立って私の本籍地の役所へ出向き、必要書類に関して確認。この際に一つ問題が浮上した。婚姻届の夫の国籍を「中国」と書かなければならないということだ。
1日目は説明だけ聞いてそのまま帰宅したが、納得がいかず数日後にもう一度役所へ向かった。中国と書かなければならない根拠を示してもらったが、到底納得のいくものではなかった。夫は台湾で一番古くから住んでいる人々であり、彼らとは関係がない中国と書くことを夫のアイデンティティーが許さなかった。窓口担当者も初めは逃げ腰だったが、私の押しと粘りと熱弁に少しずつ動かされ、法務局に国籍を「台湾」と記入していいかどうか確認を取ってくれた。回答が来るまでの間、担当者はインターネットで個人的にいろいろ調べていたようで、何だか台湾や先住民族に興味を持ってくれたように感じた。そして法務局からの回答で、記入は「台湾」でよいが、入力時に「中国」と読み換えるとのことであった。戸籍法がそうであるのでやむを得ない。お互いに最大の譲歩をした形で合意に達した。そしてまた行き違いが発生してはいけないので役所にあらかじめ婚姻届を提出する予定日時を伝え、来日した夫とそろって役所へ向かい、夫の戸籍謄本と日本語訳文を付けて提出し、受理された。法務局での手続を経て約1週間後、私の戸籍謄本には夫の国籍は「中国」と記載されていたが、「婚姻の方法」という項目には「台湾の方式」とあった。こうして無事に日本での結婚の手続きは終わった。
戸政事務所での経験から念を入れて行動する
次は台湾で生活するために必要な手続き、配偶者ビザと外国人にとって身分証明書代わりとなる居留証の申請である。まず台北駐日経済文化代表処のホームページから「一般ビザ申請書」を作成する必要がある。また、申請時には「無犯罪証明書」と「健康診断書」も併せて提出しなければならない。そこで初めに無犯罪証明書の取得に動いた。これは所轄の都道府県警本部での申請となる。ビザ申請に必要であることを証明するため、ビザ申請書の写しを持参した。鑑識課に通され、全ての指の指紋を採取された。2週間後、結果の入った封筒が交付され、ビザ申請の際には未開封のまま提出するように求められた。
一方、健康診断書は書式が決まっており、病院の指定もあった。日本でも台湾でも可能だが、台湾の方が費用は格段に安く予約も不要とのことなので台湾で受けることにした。しかし台湾では結果が出るまで5~10日程度かかるらしく、後述するが、居留証の申請ではビザ取得から14日以内に行う必要があり、スケジュール管理に注意を要した。検査項目は胸部X線撮影、はしかの抗体と梅毒の有無。ぎょう虫検査の項目もあったが、日本人は不要だった。私が受診した嘉義市内の病院では1580元(約5800円)だったが、日本では3万円程度かかるようで、金額の差に驚いた。
以上2点と一般ビザ申請書、そして夫の戸籍謄本の写しをそろえて台北駐大阪経済文化弁事処へ向かった。その他パスポートの写しや写真が必要だったが、代表処や弁事処などによって必要な提出物が少し違うという。ビザと併せて私は自分の戸籍謄本が正式なものであると証明する書類の発行を依頼した。ところがその窓口では「これは不要の場合がほとんどですよ。それでも証明書の発行を申請しますか?」と言われ、ふと、阿里山での独身証明書のやり取りを思い出した。あの時この証明書を取得していれば訳文は必要なかったのではないか。そのことに気付いた私は「いえ、絶対発行してください。それがなくて以前大変なことになりましたから」と言って申請した。翌日無事にビザは発給され、申請した際に提出した証明写真も返された。これを台湾で居留証申請の際に提出するようにとのこと。また申請に当たってはビザ取得から14日以内に最寄りの移民署で申請しなければいけないと注意された。
ハプニングは続いたが、最終的に居留証を取得する
再び台湾に向かった私は、嘉義市移民署へ向かった。ところが、移民署はビザに添付された住所から別の場所に移転していた。なんと最新情報ではなかったのだ。しかしこれまでの苦労を思えばゴールはもうすぐ。気を取り直して、翌日改めて移転先へ向かった。すると今度は阿里山郷の住民は嘉義市では取り扱いできない、嘉義県移民署に向かえとのこと。しかも証明写真は持参した青背景のものでは受理できないので白背景で撮り直せときた。この辺りまで来ると、さすがに怒り心頭だったが、後日改めて嘉義県移民署へ向い、約2週間後、無事に居留証を取得した。苦労が多かった分、喜びもひとしおだった。
こうして恐らく国際結婚カップルの多い都市部では経験しなかっただろう数々の困難を乗り越え、どうにか台湾での生活をスタートさせることができた。しかし驚きや困惑はこれからであった。都会育ちの日本人女性が阿里山のツォウ族集落での暮らしになじむまで、まだ多くの困惑が待ち受けていたのだ。
https://www.nippon.com/ja/column/g00626/

「ゴールデンカムイ」最新16巻が発売 大英博物館も注目[コミックスベストセラー]

2018-12-30 | アイヌ民族関連
ブックバン 12/29(土) 8:00配信
 12月26日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『3月のライオン(14)』が獲得した。
 第2位は『ゴールデンカムイ(16)』。第3位は『ONE PIECE(91)』となった。
 2位の『ゴールデンカムイ(16)』は明治時代の北海道を舞台にした伝奇マンガ。コミックスは累計830万部を突破し、2016年には第22回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」を受賞した話題作だ。今月5日にはイギリス・ロンドンにある大英博物館の公式Twitterのヘッダー画像に、同作のヒロインでアイヌ民族の少女「アシリパ」が使われたことでも話題になった。同博物館で来年5月から公開される展示会「Manga マンガ」のプロモーションの一環だが、世界で最も権威のある博物館のひとつである大英博物館が同作に注目していることにSNSでは驚きが広がっている。ファンからは「さすが解ってる!」「さすが世界を代表する博物館」などその慧眼を称える声が溢れ、またアニメ版でアシリパ役を務める声優の白石晴香さんも「す、すごい…」「見ただけで鳥肌が立ちました」と感動の声をあげている。
https://twitter.com/britishmuseum/status/1070250078831566848
1位『3月のライオン(14)』羽海野チカ[著](白泉社)
夏まつり以降、急接近したあかりと島田と林田。不思議な3人の関係は時にすれ違い、時に重なり合いながら三月町や川本家を舞台に周囲の人々も巻き込んでいく。そして秋も深まる頃、零にとって最後となる駒橋高校の文化祭を迎えるが、奇しくも同じ日に開催される職団戦の会場に零はいた。クラスの出し物に奮闘するひなたと立会人を務める零。それぞれの場でそれぞれの思いを抱えながら過ごす秋の一日が始まる――。(白泉社ウェブサイトより)
2位『ゴールデンカムイ(16)』野田サトル[著](集英社)
この旅は…取り戻す、金塊の謎を解く、父の記憶を辿る旅。杉元、鶴見、土方一行は、それぞれの戦いへ。幕末の人斬り、ハラキリ、少女団。射線が死線! ロシアVS山猫スナイパー対決開始!!  いつも以上に何でもござれ! 樺太闇鍋ウエスタン・第16巻!!! !!! ! 
3位『ONE PIECE(91)』尾田栄一郎[著](集英社)
ワノ国に上陸したルフィは、ある少女と出会い、物語は動き出す!!  散らばった仲間は何処に!? そしてこの国に隠された衝撃の事実とは!? 波乱必至のワノ国編本格始動!!  “ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!! (集英社ウェブサイトより)
4位『進撃の巨人(27)』諫山創[著](講談社)
5位『乙嫁語り(11)』森薫[著](KADOKAWA)
6位『五等分の花嫁(7)』春場ねぎ[著](講談社)
7位『かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦(12)』赤坂アカ[著](集英社)
8位『古見さんは、コミュ症です。(11)』オダトモヒト[著](小学館)
9位『転生したらスライムだった件(10)』伏瀬[原作]川上泰樹[漫画]みっつばー[キャラクター原案](講談社)
10位『寄宿学校のジュリエット(11)』金田陽介[著](講談社)
〈コミックスランキング 12月26日トーハン調べ〉
Book Bang編集部 2018年12月29日 掲載
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181229-00562237-bookbang-ent

高橋知事、今年の漢字は「共」

2018-12-29 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/28 15:29
 高橋はるみ知事は28日の記者会見で、今年1年を表す漢字として「共」を挙げた。胆振東部地震などの自然災害に触れ、「道民が支え合い、共同しながら対処して、ここまで乗り切ることができた」と語った。
 また、胆振管内白老町に2020年に開設するアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」の愛称がウポポイに決まったことや、手話を言語に位置づける「手話言語条例」の制定を踏まえ、「共生を目指す社会づくりに向け、一つのきっかけとなった年だった」と振り返った。(村田亮)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/262872

完成間近のケベック水力発電ダム、地元民には葛藤も

2018-12-29 | 先住民族関連
AFPBB News12/28(金) 17:04配信

【AFP=時事】極寒の夜、重機が岩を削るごう音がカナダ北方の森に響きわたる――。カナダ・ケベック(Quebec)州のはるか北で、米国の北東部に送電するための「クリーンエネルギー」を発電する4基の巨大な水力発電ダムがもうすぐ完成する。
 ケベック州のコート・ノール(Cote-Nord)地方の荒野を500キロ以上流れるロメイン川(Romaine River)は、4基目かつ最後の発電所の建設とともに、北緯51度の位置に建てられた文字通りの「壁」に到達しようとしている。
 電力公社ハイドロケベックの建設チームは、発電所の場所を確保するために山を徹底的に削り、発電用に貯水するための全長500メートル、高さ90メートルの堤防を建設中だ。2009年に始まったダムの建設が完成すれば、先住民が所有権を主張する、カナダで最も長い、ありのままの自然が残された川に流れる冷たく透き通った水を手に入れることとなる。
 ケベックには余剰電力がある。政府は、ケベックのダムで発電された電力を隣国の米国に売り、さらに少しでも地球温暖化を軽減する目的だ。
 ダムが完成するのは2019年。建設エリアは数キロにわたり、セメント工場や作業員用の診療所、事務室、採石所、ダイナマイト貯蔵所で埋め尽くされている。
 地域の住民にとって水力発電計画は、良くもあり悪くもある。人里離れ、経済不振の地域に新たな雇用を生んだという利点がある一方、先住民たちが古くから狩猟してきた場所が破壊されている面もある。
 先住民族イヌー族の一員であり、ダム建設現場の監督を務める男性は、「最初は反対していたが、職が必要だった。最初の給料をもらったとき、建設に対する考えが変わった」と振り返る。
 イヌー族の族長であり、セントローレンス川(Saint Lawrence River)北岸の保護地区に住む男性の父親は、ダムの建設に猛烈に反対しており、巨大な水力発電ダムに対して「環境破壊」だと激しく非難をしてきたグリーンピース(Greenpeace)などの環境保護団体から支持を得ている。
 大学の学費を支払うために建設エリアのカフェテリアで働く24歳のイヌ―族の女性は、「私たちが自然に対してしていることを思うと、悲しくなるし痛ましい」と訴え、「でも時代は変わった。どの家庭にも今では電力が必要だ」と語った。
 ケベック州では1970年代から、供給電力の9割を水力発電が占めてきた。2021年にフル運用が始まると、4基の発電所は計1550メガワットの電力を発電する。一つの市、もしくは供給予定である150万の家庭に送電するには十分な電力量だ。【翻訳編集】 AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181228-00000025-jij_afp-int

災厄をはらい、生きる力を授ける来訪神 : 古代より日本各地に伝わる民俗伝承

2018-12-29 | アイヌ民族関連
ニッポン.コム 12/28(金) 15:57配信 小川 直之
トシドン、ナマハゲなど10件の「来訪神」がユネスコの無形文化遺産に登録されることになった。実は、この10件以外にも、日本各地には多くの来訪神行事が存在している。地域によって見た目の違いはあるが、共通しているのは、大晦日などの年の代わり目や、夏から秋への季節の変り目に現れ、災厄をはらい、生きる力を与えてくれることだ。
無形文化遺産代表一覧表への記載の意義
2018年11月29日のユネスコ無形文化遺産保護条約第13回政府間委員会で、日本が提案していた「来訪神:仮面・仮装の神々」の、無形文化遺産代表一覧表への記載が決定した。
2009年に登録された「甑(こしき)島のトシドン」に、国内で重要無形民俗文化財に指定されている民俗行事9件を加え、ユネスコに提案していたものである。条約にいう5分野の無形文化遺産のうち、「社会的慣習、儀式及び祭礼行事」に含まれる「年中行事(儀式rituals)」としての記載である。
代表一覧表に記載されている日本の無形文化遺産の件数は21件で、この件数は条約締結国178カ国(2018年10月現在)の中では中国に次いで多い。代表一覧表に記載されることで、「来訪神」行事は、「保護し将来に継承すべき無形文化」として国際的に位置づけられ、その継承や広報などを通じて世界各地の文化がもつ多様性と人類文化に内包されている創造性を尊重する活動が必要となる。
また、「来訪神」の行事は、広義には神祭りの一つであり、日本人の精神世界を表現しているが、少子高齢化が進む現代においては、この行事によって地域の人々の連携が深まり、地域コミュニティーの持続に重要な役割を担うことが期待される。
「来訪神」が訪れ来る日
「仮面・仮装の神々」という副題の通り、来訪神は、地域社会の行事として人間が仮面を着けたり、仮装したりして、外界から集落や家々に訪れ来る。宗教経典に記されているような神ではなく、いわば民俗信仰として伝承され、継承されている神で、神の出現は、1年のうちの特定の日に限られている。
大晦日のトシドン、小正月のスネカ、正月の決まった日や節分にやってくるアマメハギなど、「年の変わり目」であることが多い。「米川の水かぶり」は2月初午(はつうま)だが、この地方には水かぶりと同様の仮装でカセドリと呼ばれる来訪神行事を旧暦の小正月に行っているところがある。
悪石島のボゼは、正月と並んで1年の大きな節目であるお盆の時、メンドンは夏から秋へと移る節目、パーントゥも12月最後の丑の日と9月上旬で、それぞれ新年の直前と夏から秋への季節の節目である。
吉田兼好の『徒然草』(1330年頃)第19段には、京都で大晦日の夜、暗闇の中で松明(たいまつ)をともして夜中過ぎまで家々の門をたたき回る行事があるとの記述がある。何のために家々を回るのかは記されていないが、その内容は来訪神の行事であったといえる。
奈良時代初期に編さんされた『常陸国風土記』の「筑波郡」の項には、祖神(みおやのかみ)が秋の収穫祭である新嘗の晩に福慈の岳(富士山)と筑波岳を訪れた物語が記されている。福慈の神は祖神の宿泊を断り、筑波の神は快くもてなしたため、福慈岳には雪霜を降らせて人が登れなくなり、筑波岳は多くの人が登って歌い舞い、飲み食いする山にしたという。
『常陸国風土記』の祖神も外界からの来訪神であり、来訪神信仰が古代から存在していたことを示している。さらに、来訪する神を歓待することが重要であることを示唆しており、トシドンやナマハゲなど現代の来訪神も家々でもてなされている。
そして『徒然草』や『常陸国風土記』からは、神の来訪は古くから、秋の収穫祭の時や年の変わり目であったことが読み取れる。
日本各地に現れる「来訪神」
日本の来訪神行事は、ユネスコに登録された10件以外にも、現在行われているものがいくつもあるし、過去のものも含めると数多くあり、日本の民俗行事としては一般的だった。北海道のアイヌ文化にはこうした行事が確認できないので、北海道を除くと図のようにほぼ全国的に確認できる。特に、東北や九州、沖縄には来訪神の伝承とその祭りが多く残っている。
東北地方北部から北陸地方には「ナマハゲ」「アマハゲ」「アマメハギ」「ナモミ」系の名称の来訪神が多い。東北地方南部から関東、さらに九州には「カセドリ」系の名称、来訪時に戸をたたく音がもとになった「ホトホト」「コトコト」「パタパタ」などの名称が近畿地方西部から九州北部と関東の一部に見られる。
この中には仮面・仮装はしないが、訪れた家の人に見られないようにして木製の農具のミニチュアを家の中に放り込み、縁側などに置かれた餅やお金を貰って帰るという行事もあった。
福を授け災厄をはらう
大晦日の晩にやってくる甑島のトシドンは、訪れた家の子どもの普段の生活態度を尋ね、子どもをほめたり、叱って諭したりし、最後にその子の背中に「歳餅」と呼ぶ大きな丸餅を載せる。子どもはこの餅をもらって1つ歳をとるという。これは、いわゆる「お年玉」であり、餅によって新しい年を生きる力が授けられるのである。
ナマハゲやアマメハギ、アマハギは、手に包丁(模型)を持って訪れ、いろりに当たりすぎて手足にできるナモミなどと呼ぶ火斑をはぎ取ると考えられている。子どもたちの怠惰を戒め、諭す意味を持つ。カセドリの「かせ」は、「かさ(瘡)」とか「(漆に)かせる」などのように、湿疹や皮膚病の意味にも解釈できる。このことからは、来訪神は新年にあたって病気などをはらいに来るともいえる。
宮古島のパーントゥは、からだ中に塗った聖なる泉・ンマガリの泥を集落の人々や家の壁などになすり付ける。泥を付けられると、災厄がはらわれ、福がもたらされるという。薩摩硫黄島のメンドンは、手にスッベと呼ぶ枝葉を持ち、これで叩かれると魔がはらわれる。悪石島のボゼが持つ棒(ボゼマラ)の先で赤泥を付けられると悪魔ばらいになるとか、女性は子宝に恵まれるという。
石垣島「マユンガナシ」は、家々を訪ね、農作物の作り方や家の寿ぎを詞章のようにした神口(カンフツ)を唱える。
来訪神は地域ごとに様々なバリエーションがあるが、いずれにも共通しているのは、行為や言葉などによって人々に生きる力や知恵を授けたり、災厄をはらったりしているということだ。これによって人々は、豊かで健やかな生活が続くことを信じたのである。
「去来神」と「常世」
「来訪神」とは、期日を定めて集落や家々に訪れ来る神である。日本人の神信仰からいえば、「来訪神」は「去来神」の一つの姿である。「去来神」は、祭りが行われる日に神々の世界から人間界に訪れ、祭りが終わると神々の世界に帰っていく。
お盆に迎え火を炊いて迎える先祖や、正月に門松を飾って招き入れる歳神は「招来神」と呼び、姿かたちが無い。一方、神々が自ら訪ね来る「来訪神」は、目に見えるかたちで現れる実体的な存在である。
「来訪神」の仮面・仮装は、いうまでもなく日本人が考える神のイメージであり、笠や蓑を着けるのは遠方から旅をして訪れ来る姿、鬼などの面は神としての異形性―人間とは異なる存在の表現である。
「来訪神」も「招来神」も、『万葉集』など日本の古典にある言葉でいえば「常世」から訪れ来ると考えられていた。「常世」は、海の彼方にあるとか、山に、または森の中に、さらには天にあるなど、その場所はいくつもが想定され、一方ではこの場所は、死者の霊魂が行き着く他界でもあった。
最後に「来訪神」について2点付け加えておくと、民俗学・国文学者であり、歌人でもあった折口信夫(1887-1953、歌人としての号は釋迢空)は、来訪神を「まれびと」と名付け、「まれびと」が発する呪詞・寿詞が後に文学に、その動作が芸能へと昇華するという壮大な文化理論を提示している。
また、オーストリアのミッテルドルフには12月5日に出現するクランプス、スイスのウルネシュ村の大晦日のクロイセ、中国南部の広西壮族自治区には春節にやってくるマンガオという神が伝えられている。仮想・仮面の神々は、日本に限らず、実は、世界各地に見ることができるのである。
【Profile】
小川 直之  OGAWA Naoyuki
國學院大學文学部教授。博士(民俗学)。1953年、神奈川県生まれ。國學院大學文学部卒業。1994年國學院大學専任講師、助教授を経て、2003年より現職。現在、中国・南開大学外国語学院客員教授、柳田國男記念伊那民俗学研究所所長。ジャワハルラル・ネルー大学客員教授(インド)なども歴任。『日本の歳時伝承』(角川ソフィア文庫・2018年)、『日本の食文化1 食事と作法』(編著、吉川弘文館・2018年)、『折口信夫 死と再生、そして常世・他界』(編著、アーツアンドクラフツ・2018年)など多数。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181228-00010001-nipponcom-cul

百年記念塔の解体正式決定 道が「構想」を策定

2018-12-28 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/27 18:12
道が解体する北海道百年記念塔。跡地にはモニュメントを作る
 道は27日、道立野幌森林公園(札幌市厚別区)にある北海道百年記念塔と北海道開拓の村、北海道博物館の今後のあり方を示す構想を策定し、道ホームページで公表した。外壁の剥落など危険性が指摘されていた百年記念塔については「老朽化の進展を完全に防ぐことは困難」と結論付け、解体する方針が正式に決まった。解体時期は未定。
 百年記念塔は北海道命名100年に当たる1968年に着工し、高さ100メートル。「全ての先人に対する感謝と輝く未来創造の決意」が建設の基本的な考え方だったが、当時の100年記念事業は開拓者である和人の歴史観が強くにじみ、先住のアイヌ民族への配慮に乏しいとの批判もあった。
 地元住民などから残すべきだとの声も出たが、今後50年間の維持費が約28億円に上ることなどから、道は「将来世代の負担軽減の観点から解体もやむを得ない」と判断。跡地には「互いの多様性を認め、未来志向に立った北海道を象徴」するモニュメントを作ると明記した。
 明治~昭和初期の道内の建築物52棟を集めた開拓の村は、開拓の歴史を体験的に学べる野外博物館の役割だけでなく、積雪寒冷地の歴史的建築物を修繕する人材の育成拠点としても活用する。
 2015年にリニューアルオープンした北海道博物館は、20年に胆振管内白老町に開設される「民族共生象徴空間(ウポポイ)」との共同研究などの連携も図る。(小林史明)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/262593

十勝のキリスト教史に足跡 渡辺カネ 聖書など資料 初公開 浦幌町立博物館で27日から

2018-12-28 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/27 05:00

初公開する資料を前に「多くの人に見てほしい」と語る持田学芸員
【浦幌】町立博物館は27~30日の行事で、晩成社の幹部の一人、渡辺勝と妻カネにまつわる聖書などの未公開資料9点を初公開する。帯広百年記念館所蔵だが、これまで詳しく調査されていなかった。カネは入植直後から定期的にキリスト教の集会を開くなどしており、十勝のキリスト教史に残した足跡を知る資料として注目されそうだ。
 資料は、カネが横浜で入手した英語と日本語の聖書や、明治から昭和初期にかけて道内に滞在した米国人宣教師ピアソンから1912年(大正元年)に届いたクリスマスカードなどで、渡辺家から同記念館に寄贈された。同博物館の持田誠学芸員が道東の宗教史を調査する中で、これらの未公開資料を借り受けて調べていた。
 カネは入植後、開拓者やアイヌ民族の子供たちに読み書きを教えるなど晩成社の開拓で重要な役割を果たしたことは知られている。持田さんの調査では、カネは週に1度、キリスト教の集会を自宅で開いたり、本州からの伝道師を受け入れるなどしていたという。持田さんは「カネの人物像の解明は進んでいない。晩成社の開拓の側面を知る上でカネの宗教観は研究課題になり得る」と話す。
 資料は、27日午後7時からの夜学講座「道東におけるキリスト教会の形成史」で公開。28日午後6時から町図書館と共催で開く町民座談会でも披露し、29、30の両日はロビーで展示・解説を行う。会場はいずれも同博物館。問い合わせは同博物館(電)015・576・2009へ。(米林千晴)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/262477

第3回北のまんが大賞「つながる空」最高賞 札幌・さとうさん作 剣淵舞台、自然や家族テーマ

2018-12-28 | アイヌ民族関連
北海道新聞 12/27 11:22 更新

「第3回北のまんが大賞」で知事賞に輝いた「つながる空」のオリジナル原稿
 道は26日、北海道をテーマにした漫画・イラストのコンテスト「第3回北のまんが大賞」の入賞作品を発表した。48作品の応募があったまんが部門では、さとうさん(38)=札幌市在住=の「つながる空」が最高賞の知事賞に輝いた。
 作品は5~10月に公募。少女漫画「キャンディ・キャンディ」作者のいがらしゆみこさんら道内在住の漫画家やイラストレーター、東京の出版社社員らが審査した。
 つながる空は、都会でサラリーマン生活を送る男性が、上司との衝突を機に故郷の上川管内剣淵町へ帰り、自然の雄大さや家族の大切さに気付く―というストーリー。審査員からは安定した絵柄と構成、読後感の良さなどが評価された。
 今回新設された「北海道150年部門」(イラスト部門)は68作品の応募があり、知事賞には、かとう綾子さん(47)=同=の「いらっしゃいませ150年、おかえりなさい150年」に決定。中学生以下が対象の「U―15部門」は漫画とイラスト計23作品が集まり、高木花子さん(14)=同=の4コマ漫画「マウ!」が知事賞に選ばれた。
 各部門の知事賞と次点の札幌市長賞は今後、公式サイトhttps://www.akarenga-h.jp/manga/contest/で公開する。表彰式は来年1月27日に道庁赤れんが庁舎で行われる。(小林史明)
 札幌市長賞の受賞作品は次の通り。
 ▽まんが部門 「つかさの景色!」(なつおか裕)▽北海道150年部門「北海道150周年、アイヌ・グルメ」(ビーバー将軍)▽U―15部門「エゾヤマザクラと島梟」(ココア)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/262397

北海道)釧路湿原を見守り トラストサルン釧路が30年

2018-12-28 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2018年12月28日03時00分
 北海道の釧路湿原を守るため、市民から資金を集めて、湿原を「自然保護地」として購入する「ナショナルトラスト運動」を続けてきた市民団体・トラストサルン釧路(黒澤信道理事長)が今月、1988年の発足から満30年を迎えた。今年も新たな保護地が加わるなど活動はいまも活発で、これまでに設定した保護地は28カ所に及ぶ。
 発足の契機は87年、湿原が全国28番目の国立公園に指定されたこと。当時、バブル景気とリゾート開発ブームを背景に、湿原周辺で土地の切り売りや水源林の皆伐が進んでいた。湿原保全に取り組む市民は、国立公園の規制では開発が止まらないことに気づき、自分たちの手で湿原を守るために、ナショナルトラスト運動を始めた。
 アイヌ語で湿原を意味する「サルン」を冠した市民団体は88年12月9日に発足した。初代運営委員長には北海道教育大学釧路分校教授だった鈴木順雄さんが就いた。
 「当時は、開発は地域の利益に…
残り:896文字/全文:1281文字
https://www.asahi.com/articles/ASLD361TZLD3IIPE01T.html

アイヌの矢を手作り 県立博物館、弓で的を射る体験も

2018-12-28 | アイヌ民族関連
秋田魁新報 2018年12月27日 掲載

 アイヌ民族が狩猟に用いた矢を作るワークショップが23日、秋田市金足の県立博物館で開かれた。明治時代のアイヌが活躍する人気漫画「ゴールデンカムイ」の影響もあって若い女性の姿も見られ、市内外から参加した20人がナイフや糸を使って手作りした。
 アイヌ民族文化財団(北海道)との共催で、来月23日まで同館で開かれているアイヌ工芸品展「キムンカムイとアイヌ―春夏秋冬」の関連事業の一つ。財団職員の2人が講師を務めた。
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https://www.sakigake.jp/news/article/20181227AK0022/