先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

川でのサケ漁 1審の判決文で「先住権」に一切触れず 原告のアイヌ民族団体が控訴 北海道

2024-05-01 | アイヌ民族関連

STV 2024/04/30 18:01

北海道浦幌町のアイヌ民族団体が、地元の川でサケをとるのは先住権の一部であるとして確認を求めた裁判で、請求を棄却された原告が控訴していたことがわかりました。

浦幌町のアイヌ民族団体は、地元の川でサケをとるのは先住権の一部であるとして、国などを相手に国内で初めて「先住権」の確認を求める裁判を起こしていました。

1審の札幌地裁は4月18日、「アイヌ文化を共有する権利は最大限尊重されるべき」とする一方で、経済活動としてサケをとる権利については訴えを退けました。

さらに、原告が確認を求めていた「先住権」については判決文の中で一切触れられませんでした。

原告側の弁護団によりますと、この判決を不服として今月25日に控訴したということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e721bd6bf8d9f5f82f72e9218ce97f8f4bfaf29b


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森高生の手作りコースター販売 1日、もりまち桜まつり会場で

2024-05-01 | アイヌ民族関連

高尾晋 会員限定記事

北海道新聞2024年4月30日 19:55

桜などをデザインした道南スギのコースターに塗装剤を塗る3年生

 【森】森高3年生が1日、もりまち桜まつり会場の青葉ケ丘公園で、道南スギを使ったコースターを販売する。生徒が2年生の時にデザインし、インターネットで販売した商品6種で、桜やアイヌ文様などがデザインされている。

 コースターは道南スギの間伐材を使った一辺10センチの正方形。生徒が考案したデザインをレーザー加工機で焼き付けている。消費生活の授業を選択する3年生9人が各種50個、計300個を1個350円で販売する。価格は生徒が考え、複数購入すれば、割引する。

 ・・・・・・・販売時間は午前11時~午後0時半。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1006818/


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<美術季評>1~3月 アートは地域社会を映す鏡 橋本柚香

2024-05-01 | アイヌ民族関連

会員限定記事

北海道新聞2024年4月30日 10:09

ENESS《AIRSHIP ORCHESTRA》

 今年の1月から3月は、アートを通じて地域を見つめる機会に恵まれた。「札幌国際芸術祭 SIAF2024」(主な会場の会期は1月20日~2月25日)は、「LAST SNOW」というテーマの下、札幌の未来の冬を想像するアートイベントとなった。

 「2124―はじまりの雪―」(未来劇場=東1丁目劇場施設)では、劇場空間が存分に活かされていた。「未来ラボ」と名付けられたシアターは、h.o、フジ森らのインタラクティブ(双方向)な作品を通じて、来場者が未来の風景を想像(創造)できる空間となっていた。

 それに対して、「1924-2024 FRAGILE[こわれもの注意]」(道立近代美術館)は、過去100年間のアートに焦点を当てた。同館のコレクションと同時代の作家の作品によって1924年を起点とした美術史を編む、意欲的な展覧会だった。SIAF2024連携企画として同時開催された特別展「AINU ART―モレウのうた」(1月13日~3月10日)では、アイヌ文様の伝統と美しさを認めながら新たな表現を追求する、作家たちの高い技量が見て取れた。

 さっぽろ雪まつり大通2丁目会場(2月4日~11日)では、ENESSによるインタラクティブな光と音の作品《AIRSHIP ORCHESTRA》に、多くの市民や国内外の観光客が集っている光景が印象的だった。車や人の往来が激しい市街地において、アートはどう鑑賞されるべきか考えさせられた。

 モエレ沼公園では、「未来の雪の公園」というタイトルで三つのプログラムが展開された。氷塊を用いたユッシ・アンジェスレヴァ+AATBの《Pinnannousu》は、雪貯蔵庫で制作・展示された。ロボットアームで削られながら徐々に溶けていく氷塊は、早急な対応が求められる環境問題を連想させる。

 「明和電機 ナンセンスマシーン展in札幌」(札幌芸術の森美術館、2023年12月16日~24年3月3日)では、会期中に8日間、アーティストが製品(=ナンセンスマシーン)説明会とミニライブを行った。いかにして機械でコモンセンス(常識)を乗り越えたか、アーティスト自身が語り、実演する場となった。

・・・・・・・

 アートは地域社会を映す鏡でもあることを、改めて認識することができた冬だった。(はしもと・ゆか=札幌芸術の森美術館学芸員)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1006581/


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

KYOTOGRAPHIE 2024 京都文化博物館 | 京都府

2024-05-01 | 先住民族関連

IM 2024年4月30日

美しい春の京都。12回目を迎える「KYOTOGRAPHIE 2024」、12の会場で13の展覧会が始まりました。今年は「SOURCE」(源)がテーマとして掲げられています。

京都文化博物館 別館

ブラジル人アーティストで活動家のクラウディア・アンドュハルとブラジルの先住民族ヤノマミとのコラボレーション展が日本初公開されています。

アンドュハルはスイス生まれのルーマニア育ち。ユダヤ教徒の父をもち、幼いときにホロコーストから逃れ、ニューヨークへ。その後ブラジルへ移り写真家として活動を始めます。そしてブラジル北部で先住民族のヤノマミと出会い、それ以後50年以上にわたり同族の権利や主権を守るために活動と写真作品の制作を続けてきました。

今回の展示では、彼女の写真とともにヤノマミのアーティストのドローイングと映像作品、そしてヤノマミのシャーマンであり、同族の重要人物ダビ・コぺナワが発する言葉(映像とテキスト)が紹介されています。

インタビューを受けるダビ・コペナワ氏

来日しているコペナワ氏は、インタビューでアンドュハルを「戦士」と讃えていたのが印象に残りました。目の前にいるコペナワ氏の堂々とした風格は、果てしなき地平線が続いていくよう……。別世界といえる暮らしをしていても同じ地球人だと感じさせる空気を醸し出していました。

TIME'S

同フェスティバルでは、サテライトイベントとして「KG+」が2013年から同時開催されています。これからの活躍が期待されるアーティストやキュレーターの発掘と支援が目的とされた公募型イベントです。その中でも、 KG+ SELECTは、KG+のアワード部門として2019年に始まった公募型のコンペティションです。グランプリ1組には、次年のKYOTOGRAPHIEオフィシャルプログラムとして展覧会が開催できます。

2023年度のグランプリは、ジャイシング・ナゲシュワラン氏。TIME‘Sで展覧会が開催中です。

不可触民、アンタッチャブルとも言われるインドのカースト制度の最下層ダリット。そのダリット系の家庭に生まれ育ったナゲシュワラン氏は、独学で写真を学び故郷を離れます。それは自身がダリットであることを忘れるため。写真の仕事をこなしながらも「ダリット」である自分と周りとの違和感を抱え、そして大病、コロナ禍を経験します。そして彼の源は、故郷であり家族、家であることに気づき、レンズを向ける対象を変えたそうです。

タブレットや新聞には載らないニュース、考えられないようなことが世界で日々起こっていることを今さらながら再認識します。テーマの「SOURCE」からは、命や根本的なものなどをイメージしますが、これらの展覧会を通して「足元」(かなり意訳ですが)という単語が浮かびました。自分の立つ場所―—実際に住んでいる場所(家、職場)でもあり、また地球――を見つめる意識が湧きました。

京都芸術センターでは、ジェームス・モリソン氏の作品を展示。彼は世界中の子供の寝室の写真を撮影し、そこから見える社会問題を鑑賞者に投げかけています。本展では28ヵ国35人の子どもたちを紹介。モンゴルの裕福な家庭の子ども、オピオイド(麻薬性鎮痛剤)で父親を亡くした少年の部屋など。ほぼ等身大で部屋が映し出されているので、より没入しやすい構成です。

京都新聞ビル地下1階(印刷工場跡)ではヴィヴィアン・サッセンの展覧会を楽しめます。写真、インスタレーション、映像作品もありもあり、会場そのものがアート作品。会場の構成は大阪中之島美術館をデザインした遠藤克彦氏が担当しています。サッセンの色彩の強さと会場の個性、その中を歩くと物語に組み込まれていくように胸が高鳴りました。

今回のレポートは、ほんの一部。一日で回り切るのが大変なほどのボリュームで、写真を味わうだけでは終われない魅力が詰まっています。歴史建造物を楽しむ、知らない社会を知る、人と出会うなど。KYOTOGRAPIEをステップとして「なにか」開かれていく、そんな気持ちにさせてくれることでしょう。

[ 取材・撮影・文:カワタユカリ / 2024年4月12日 ]

会場

京都文化博物館

会期

2024年4月13日(土)~5月12日(日)

もうすぐ終了[あと11日]

開館時間

10:00~19:30(特別展は18:00まで、金曜日は19:30まで)

※最終入場はそれぞれ閉室の30分前まで

※ろうじ店舗物販店/19:30まで、ろうじ店舗飲食店/店舗によって最終入店時間は異なるので要確認

休館日

毎週月曜日(祝日は開館、翌日休館)、年末年始(12/28~1/3)

住所

〒604-8183 京都府京都市中京区三条高倉

電話

075-222-0888

公式サイト

https://www.kyotographie.jp/

展覧会詳細

KYOTOGRAPHIE 2024 詳細情報

https://www.museum.or.jp/report/116053#goog_rewarded


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10年間で10万本の植樹を目指す大型プロジェクト始動「オランウータンの森再生プロジェクト」

2024-05-01 | 先住民族関連

日本ボラセン2024年4月30日

日本財団ボランティアセンターでは、マレーシア・ボルネオ島(カリマンタン島)で熱帯雨林の保護と再生を目的に、10年間で10万本の植樹を目指すプロジェクト「オランウータンの森再生プロジェクト」を立ち上げました。
2024年2月に13名の学生ボランティアを第1陣として初めて派遣し、3月には第2陣として同じく13名を派遣、マレーシアとインドネシアの国境付近に位置するグヌン・アペン国立公園内で各隊2,500本ずつ、合計5,000本の植樹を行いました。

現地の様子や、プロジェクトの活動について紹介します。

急速な環境破壊が進むボルネオ島

インドネシア、マレーシア、ブルネイと3つの国が領し、世界で3番目に大きな島であるボルネオ島(カリマンタン島)は、島の大半が熱帯雨林で覆われ、多種多様な生物が生息しています。絶滅危惧種であるオランウータンも、ボルネオ島に生息しており、この島を象徴する動物のひとつです。

しかし近年、島の熱帯雨林が急速に減少し、2015年には島の熱帯雨林の面積はかつての約3分の1まで減少したといわれています。
その要因の一つが、「パーム油」の原料となるアブラヤシ農園の拡大です。パーム油は、インスタント麺やスナック菓子などの加工食品をはじめ、幅広い用途で世界中で消費されています。

日差しが強く、雨量の多いマレーシアは、アブラヤシの生産に適しており、パーム油の生産のために熱帯雨林は切り開かれ、大規模なアブラヤシ農園がつくられてきました。そのために生態系が変わり、そして現在、オランウータンなど、様々な野生動物の住処が奪われています。

約30年間現地で植林活動を続ける日本マレーシア協会がプロジェクトに協力

日本財団ボラセンが派遣した学生ボランティアは、マレーシア・サラワク州セリアンを拠点に、車で1時間程移動したインドネシアとの国境沿いにある「グヌン・アペン国立公園」で活動を行いました。
「グヌン・アペン国立公園」は、1995年よりマレーシアで植林活動を続け、今回のプロジェクトの協力団体である公益社団法人日本マレーシア協会が長年に渡り植林活動を続けている場所の一つです。

日本マレーシア協会は、現地住民の協力を得ながら植林活動を続けています。現地住民をローカルスタッフとして雇用し、植林に関わる作業や管理を行ったり、植樹に使用する苗木の育成を現地住民に依頼し、成長した苗木を買い取ることで現地住民への経済循環にも繋がっています。グヌン・アペン国立公園でも、この地域の先住民族であるビダユ族のローカルスタッフが、日常の作業や管理を行っています。

学生ボランティアと先住民族ローカルスタッフがバディを組み活動

「オランウータンの森再生プロジェクト」の特色の一つが、学生ボランティアが先住民族のローカルスタッフと2人1組でバディを組みながら、活動を進めることです。

ローカルスタッフは、20代~50代の男性で、学生と同年代のペアもあれば、年代や性別が異なるペアもおり、活動初日はお互いに緊張した表情が印象的でした。特に、学生が不安に感じていたことが言語でのコミュニケーションでした。

第1陣に参加した坂元愛佳さんは、バディとの初対面の印象が忘れられなかったそうです。

「初めてバディと顔を合わせた時、言葉はもちろん、食べるものや普段の暮らし方、常識まで全てがかけ離れているように思ってしまい、バディとの壁は決して低くはなかったと思います。特に、バディに英語が通じないと知った時は、焦りと不安、マレー語を勉強してこなかったことへの後悔の気持ちでいっぱいでした」

不安に感じていたのは、学生だけではなくローカルスタッフも同様です。

「プロジェクトが始まる前、最も心配していたことは、お互いの文化を理解できるかということでした」

ローカルスタッフのリーダーを務めるVincent Anak Bakirさんも、普段から、日本の様々な企業や団体の受け入れる機会はあるものの、その多くが1日や数日程度の短期プログラムで、今回のように1週間を超える長期のプロジェクトは初めての経験で、不安を感じていました。

言語を超えたコミュニケーション

活動初日は、バディ同士での会話は、ほとんどなく進められていましたが、徐々に身ぶり手ぶりや表情といった言語以外の方法でコミュニケーションを取りながら、少しずつ会話や笑い声が聞こえてきました。活動3日目頃には、お互いの言語を教え合う光景も見られました。

また、活動の中盤以降は、休憩時間にスポーツやダンスをしたり、マレーシアの子どもたちの遊びを教えてもらうなど、植林活動以外の時間でも一緒に過ごす時間が増えていきました。

それと同時に、チームワークも高まり、予定よりも早いペースで植樹は進んでいきました。当初は難易度が高いと思われていた各隊2,500本という植樹の目標を、第1陣、第2陣ともに、予定日よりも早く達成することができました。

これには、Vincentさんも驚いたと言います。

「学生たちの前で作業をしていた時、まだ追いつかないだろうと思って後ろを振り向くと、いつの間にか学生たちがすぐ後ろで作業をしていることが何度もありました。

ローカルスタッフが疲れた表情をしている時でも、学生たちはいつも笑顔で、本当に素晴らしい子たちだと思いました」

第1陣に参加した滝本智丹さんは、今回のバディとのコミュニケーションや活動を通じて、自分から踏み出す大切さを学んだそうです。

「初めは言語が通じず、身振り手振りでコミュニケーションを交わすのが精一杯でしたが、徐々に信頼関係を築き、最終日には言語の壁を超えた最高のパートナーとして共に助け合いながら、植樹をすることができたと思っています。

ボランティアは相手を想い、寄り添うというイメージが大きかったのですが、今回の活動を通じて、歩み寄る大切さを知りました。自分から踏み出す一歩が、相手と心を通わせるきっかけになり、協働できることを学びました」

ローカルスタッフにも現れた変化

この活動は、学生だけではなくローカルスタッフにとっても大きかったとVincentさんは言います。

「最初はいくぶん壁があり、打ち解けるまで少し時間がかかりましたが、最後にはとても打ち解けることができ良かったです。

一緒に活動する中で、ローカルスタッフにとっても様々な言語や文化を学ぶ機会になり、今回のプロジェクトに参加できて良かったという声を聞きました」

現地に訪れなければ気づけなかった

バディとの活動の他にも学生たちは様々なことを学びました。

第2陣に参加した植松幸さんは、アブラヤシに対する考え方が変わったそうです。

「マレーシアに来る前はアブラヤシ自体が環境にとって有害だと思っていましたが、実際はアブラヤシ自体が悪いのではなく、在来種を故意に切ってアブラヤシを植えることが問題であることを知りました。

アブラヤシを植えることで短期的に収入をもたらす一方で、長期的にはアブラヤシのプランテーションは森林伐採や生物多様性の喪失を引き起こす原因となっています。環境保護と地域経済の両方のニーズのバランスを考えることが課題であり、難しい問題であると改めて実感しました」

アブラヤシは、大規模な農園でだけではなく、貴重な収入源として各家庭でも育てられています。

学生たちが訪れた先住民族の村でもアブラヤシは育てられ、アブラヤシの実の収穫体験もさせてもらうなど、アブラヤシがマレーシアの人々の生活の身近にあることを知り、印象が変ったという学生は多くいました。

アブラヤシの実の収穫体験

また、学生の多くは今回のプロジェクトで初めての植林活動でした。このプロジェクトを通じて1つの苗木を植えるまでに、多くの人々が関わり、様々な行程があることに驚く学生も少なくありませんでした。

滝本智丹さんもその一人です。

「最初は、目標の2,500本の植樹を達成することだけを考えていましたが、このプロジェクトを通して、植林活動には様々な工程があり、一つの苗木にも多くの人々が関わりながら、いろいろな思いが込められていることがわかりました。それを知ってからは、ただ植えるのではなく、関わった人々の思いや苗木の成長を願いながら丁寧に植樹することを意識するようになりました」

植樹は、苗木を植えるだけでは終わりません。今回植樹した5,000本の苗木も、今後はローカルスタッフが草刈りなどのメンテナンスを定期的に行い、何十年もかけて、森へと成長していきます。

日本財団ボラセンでも、今後10年間、学生ボランティアを派遣し、10万本の植樹を目指しながら、森への成長を見守っていきます。

2024年夏派遣 第3、4陣の参加者募集中

日本財団ボラセンでは、2024年夏に派遣する第3陣と第4陣の参加者を5月29日まで募集しています。

植林活動以外にも、熱帯雨林のジャングルでのナイトウォークや、先住民族の村へ訪問し作物の収穫体験など、様々な異文化交流プログラムを予定しています。

日本財団ボラセン公式Youtubeチャンネルでは、3月に派遣された第2陣の活動の様子を紹介しています。ぜひ、こちらもご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=IskrvnmaEUI

ぜひ、多くの学生のみなさんのお申込みをお待ちしています。

【詳細・申込】

・第3陣 7/29(月)~8/9(金) 羽田空港 集合・解散

https://vokatsu.jp/event/1713488080667×112438101327478780

・第4陣 8/26(月)~9/6(金) 関西国際空港 集合・解散

https://vokatsu.jp/event/1713489480817×443032028152070140

【派遣概要】

■ 期 間

第3陣:7/29(月)~8/9(金)

第4陣:8/26(月)~9/6(金)

■ 場 所

マレーシア ボルネオ島 セリアンを拠点に活動

■ 集合・解散場所

第3陣:羽田空港

第4陣:関西国際空港

■ 費 用

3万円(税込)

■ 定 員

各13人、合計 26人

■ 募集対象

・申し込み時点で大学等に所属する18歳以上の学生

・全日程参加できる方

・熱帯雨林でのキャンプが可能な方(渡航中1日のみ、森の中にある施設での寝泊りがあります)

■ 募集締切

5/29(水)17時まで

https://vokatsu.jp/journal/10年間で10万本の植樹を目指す大型プロジェクト始/


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人権会が「人種差別撤廃条約」の国際審査委員らと座談会

2024-05-01 | 先住民族関連

TAIWAN TODAY 2024/04/30 

国家人権委員会(人権会)が、「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約」に関する台湾初の国家報告書に対する国際審査会議のため訪台した審査委員らと座談会を行った。奥の右から2人目が国家人権委員会の陳菊主任委員。(監察院サイトより)

国家人権委員会(人権会)が29日に発表したプレスリリースで、「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約(ICERD)」に関する台湾初の国家報告書に対する国際審査会議のため訪台した審査委員らと26日に座談会を行ったこと、また同委員らが27日には先住民族の集落を訪れたことを明らかにした。

国家人権委員会の陳菊主任委員は26日の座談会であいさつ、ICERDに関する台湾初の国家報告書の審査は国連の審査モデルに従って行われ、国際審査委員から89点に及ぶ結論性の意見が出された。国家人権委員会は政府がICERDをしっかりと実践していくのを責任もって監督し、人権に関する国際基準への到達を目指す」と述べた。

今回の結論性意見のうち国家人権委員会に関する部分について陳菊主任委員は、「すでに人権に関する申立てと対処の仕組みを定めており、現在は実際の執行状況を根拠に見直しを進めているところだ」と述べ、内外の民間団体との交流や意見の収集も行って中期計画を発表していることを説明した。中期計画には「エスニックグループ主流化」(政策全般にエスニックグループの視点を取り入れていくこと)及び先住民族の重要な権利、家事手伝いのための海外からの出稼ぎ労働者、司法通訳制度などICERDの重要な議題を盛り込んでいる。

陳主任委員は、国家人権委員会がICERDに関する台湾初の国家報告書に関する独立評価と意見をまとめる際には専門家・学者会議を3度、政府機関との座談会を3度、そして先住民族や外国人出稼ぎ労働者、「新住民」(台湾の人と結婚するなどして台湾に移り住んだ外国人及びその子女)、客家人(台湾で2番目に大きいエスニックグループ)、平地先住民、「閩南裔」(台湾最大のエスニックグループ、台湾人)の重要な権利問題について民間の意見を聞くための座談会を4度行ったと説明した。また、台湾東部・花蓮県の先住民族集落も訪問して、集落の代表たちと交流したという。なお、国家人権委員会は5月はじめにも民間団体との定期的な対話を行い、幅広く意見を募る予定だという。

国際審査委員会のManfred Nowak委員長は、自身が過去に国連拷問禁止委員会の特別レポーターを務めていたとき、拘置所や児童の収容施設などで自由の剥奪や人権の侵害が多く行われていることを知ったとして、台湾が早期に「拷問禁止条約」を批准するよう求めた。

国家人権委員会は27日には国際審査委員らを台湾南部・屏東県に案内。審査委員らは現地で先住民族の専門家や学者代表と対面し、先住民族の自決権、対話・同意権(先住民族の集落とその周辺に関わる土地や資源の開発には先住民族との対話や同意、参与が必要なこと)、健康の権利、狩猟の権利、動物保護、文化の権利の推進など先住民族の重要な権利問題について深く交流した。また、同県三地門郷にある先住民族の集落を訪れ、先住民族文化の継承を実地で確認した。

https://jp.taiwantoday.tw/news.php?unit=148&post=251955&unitname=ニュース-政治&postname=人権会が「人種差別撤廃条約」の国際審査委員らと座談会


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聖なる山の開発、先住民の声で「待った」巨大望遠鏡計画で、「境界から」(5)米ハワイ

2024-05-01 | 先住民族関連

山陰中央新報2024/4/30 11:50

 米ハワイ島のマウナケア山で仲間に語りかけるラナキラ。山頂近くには各国の天文観測施設が立ち並ぶ=2023年11月、米ハワイ州(撮影・関口勇一郎、共同)

 眼下に広がる雲海のかなたから朝日が昇る。白い装束をまとったラナキラ・マングエル(37)が、太陽の神に向けて高らかにチャント(詠唱)を唱える。米ハワイ島の真ん中にそびえる標高4200メートルのマウナケア山。山頂に近づくと、赤茶けた溶岩大地に立ち並ぶいくつもの天文観測施設が間近に見えてくる。 「われわれは神聖な山を守るために立ち上がり、大きな変化を起こした。優美さと平和、喜びを持ってさらに目的を達成しよう」。集まった仲間に向けてラナキラの声が響く。 ▽植民地主義 きっかけは2014年だった。日米欧などが建設を計画する巨大望遠鏡「TMT」の起工式を、ラナキラら数十人の住民が阻んだ。2019年には建設強行の動きに反対し、ハワイの島々だけでなく世界中から数千人以上が結集。ハリウッドスターも駆けつけて抗議に参加した。道路に座り込んだ先住民の長老らが逮捕される事態にもなった。 観測に適したマウナケアの山頂には1960年代以降、日本のすばる望遠鏡など各国が運用する13の天文観測施設が建設されてきた。州の土地をハワイ大がほぼ無償で貸し出す形だった。見上げると島のあちこちから山頂にある施設が見える。 「すべて頭越しに決められて、ずっと島に住む先住民の声が反映されることがなかった」とラナキラ。すばるの3倍超の口径を持つTMTができ...

残り1701文字(全文:2268文字)

続きを読むには会員登録が必要です

https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/567641


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩に残された、太古の物語

2024-05-01 | 先住民族関連

ナショナルジオグラフィック2024.04.30

<スリー・リバーズ・ペトログリフ:1400~800年前、ニューメキシコ州> ホルナーダ・モゴヨン族の人々が岩に彫ったこの絵は、ガラガラヘビの尾をもつ大きなネコだと考えられる。こうした岩に刻まれた絵が、玄武岩の尾根に長さ1.5キロにわたって2万1000点も見られる。(PHOTOGRAPH BY STEPHEN ALVAREZ)

何千年もの長きにわたって、先住民の人々は現在の北米各地で、自分たちの物語を岩や大地に刻みつけたり描いたりしてきた。多くの芸術作品の存在が明らかになるにつれ、先住民と非先住民の両方の専門家たちが、豊かな文化遺産を紹介しようと努めている。

 古代の先住民による芸術作品に関しては、わかっていないことが非常に多い。正確にはいつ作られたのか? 作り手にとって、その作品はいったい何を意味していたのだろう? それでも私たちは、岩に彫られ、石に描かれ、泥に刻まれ、大地に築かれた作品から、多くを学び取ることができる。おそらく最も重要な点は、何万年にもわたって、米国先住民の豊かな社会が「カメの島」(多くの先住民は北米大陸をこう呼ぶことを好む)に存在してきたということだろう。

(写真)セゴ・キャニオン・ピクトグラフ

2000~300年前、ユタ州

「この畏敬の念を起こさせる場所には、3つの主な岩壁があり、バリアー・キャニオン、フリーモント、ユートという別々の文化や時代の様式で描かれています」と、ユタ州所属の考古学者だったケビン・ジョーンズは話す。巨大な幽霊のような人物や、ごく小さな動物のようなものを描いた色彩豊かな岩絵は、バリアー・キャニオンに暮らす先住民が、退色しにくい多色の顔料を巧みに使っていたことを示している。(PHOTOGRAPH BY STEPHEN ALVAREZ)

(写真)ブライス・インタグリオス

2000~450年前、カリフォルニア州

米国西部に何百点もある地上絵のなかでも、特に有名な作品。全部で6点あり、最大のものは長さ52メートルに及ぶ。この巨大な沈み彫り(インタグリオス)は、岩の表面の暗い色の砂漠うるし(鉄やマンガンの酸化物)をかき取り、本来の岩の明るい色が現れることを利用して描かれた。作者やその意図については現在も不明だが、コロラド川下流域の先住民は、万物の創造者マスタモと創造を手伝った動物ハタクリャを表すと信じている。(PHOTOGRAPH BY STEPHEN ALVAREZ)

 精巧なペトログリフ(岩に刻まれた絵)やピクトグラフ(岩に顔料で描かれた絵)、地上絵は、過去を現在へ、そして未来へとつなげる役割を果たす。こうした芸術は、先住民の血を受け継ぐ共同体にとって、植民地主義によってほぼ完全に破壊された伝統的な生活様式の復活を象徴するものだ。

(写真)第19無名洞窟

2000~1500年前、アラバマ州

洞窟探検家のアラン・クレスラーと、考古学者でテネシー大学名誉教授のジャン・シメックは、自然光の届かない洞窟空間で、何年も共同で壁画を調査した末に、絵のかすかな痕跡に気づいた。その後、写真家のスティーブン・アルバレスが写真測量法という技術を利用し、洞窟の天井に彫られた絵の3Dモデルを制作して初めて、その痕跡が儀式用の服を着た身長2メートルの人物像だと確認できた。面積460平方メートルの空間の天井に刻まれた数千点の絵は、極めてもろく崩れやすい。場所によっては天井までの高さは約60センチしかなく、先住民はあおむけになり、たいまつの明かりで絵を描かなければならなかっただろう。(スケッチ:JAN SIMEK / PHOTOGRAPH BY STEPHEN ALVAREZ)

次ページ:芸術作品と風景は切り離せない

ここから先は、「ナショナル ジオグラフィック日本版」の
定期購読者*のみ、ご利用いただけます。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/photo/stories/24/041900012/


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿寒湖水開き【釧路市】

2024-05-01 | アイヌ民族関連

釧路新聞2024.04.30

 釧路に本格的な観光シーズン幕開けを告げる阿寒湖水開きが29日、釧路市阿寒町阿寒湖温泉で行われた。新型コロナウイルスの5類移行後初の大型連休となり、観光需要の完全回復に期待が高まる。

 阿寒観光汽船本社前のまりもの里桟橋で行われた湖水開きは、阿寒湖義務教育学校のブラスバンドが演奏で盛り上げる中、セレモニーが行われた。阿寒観光協会まちづくり推進機構の松岡尚幸理事長が「人が動き始めた。世界中から訪れる観光客に楽しんでもらうよう頑張りたい」とあいさつ。その後、阿寒アイヌ工芸協同組合が安全を祈願するカムイノミを執り行った。

 遊覧船の一日船長に任命された釧路市の蝦名大也市長は「国立公園の中でさまざまなアドベンチャーができるのは阿寒湖だけ。``異日常、、を阿寒で感じて」と述べ、「ましゅう丸」で出航した。

 友人とドライブしながら訪れた滝川市の中川裕紀さん(22)は「ネットで見たカムイルミナのフクロウがインパクトがあったので楽しみ」と話していた。

セレモニー出席者や観光客を乗せて出航するましゅう丸

https://hokkaido-nl.jp/article/33748


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ルルレモン」がパリ五輪カナダ代表に特別デザインのウエアを提供 夏季大会は初

2024-05-01 | 先住民族関連

WWD4/30(火) 19:30

(写真:WWDJAPAN)

カナダ・バンクーバーを拠点とする「ルルレモン(LULULEMON)」は、2024年パリオリンピック・パラリンピックに出場するカナダ代表チームの開会式と閉会式などで着用するウエアを提供する。「ルルレモン」はカナダチームの公式アウトフィッターとして、22年北京冬季大会から28年ロサンゼルス夏季大会までの4大会において、チームのウエアを手掛けることになっており、今回は2回目。夏季大会のウエアは初めてになる。

【画像】「ルルレモン」がパリ五輪カナダ代表に特別デザインのウエアを提供 夏季大会は初

「ルルレモン」はウエア製作にあたり、14競技19人のオリンピック&パラリンピックの選手と協働し、彼らの身体的、精神的なニーズをリサーチ。その結果、軽量で吸汗速乾性に優れた素材を使用し、温度調節機能や調節可能なドローコード、新たに設計したポケットを備えたウエアが完成した。

開会式用のボマージャケットとショートパンツには、カナダのアートや建築、自然を表したモチーフが描かれたジャカードプリントをデザイン。表彰台に立つ用のウエアは、ショートパンツに切り替わるパンツやジッパーで袖が取り外せるジャケットがあり、カナダのナショナルカラーの赤と白のグラフィックが全体に描かれている。

また、オリンピックをテーマにしたランニングシューズやメディア対応用のフード付きジャケットやショートパンツを用意。閉会式用には、地元ウィスラーの先住民、サドルレイク・クリー族のアーティスト、メイソン・マション(Mason Mashon)とコラボレーションし、オーロラを含む自然の象徴を表現したプリントのウエアもラインアップする。

ビーチバレーのアスリートで、「ルルレモン」のアンバサダーでもあるメリッサ・ヒューマナ=パレデス(Melissa Humana-Paredes)選手は、「このコレクションで気に入っている点は、それぞれのアスリートにフィットするよう包括的なアイデアで作られていること。デザインも美しく、アイテムを着用することで、自分のクリエイティビティを発揮して自分らしくいることができると感じている」と語った。

パラリンピアンのためには、ウエアに点字やマグネット付きファスナー、感覚でのタッチガイドといった特殊な機能を盛り込んだデザインを採用。また座った姿勢で競技する選手のために、フィット感のいい“シーテッド・フィット・カーペンターパンツ”(Seated-Fit Carpenter Pant)や持ち運びしやすい“パッカブル・レイン・ポンチョ(Packable Rain Poncho)”といった2つのアダプティブスタイルを提案している。

車椅子ラグビープレイヤーであり、「ルルレモン」のアンバサダーであるザック・マデル(Zak Madell)選手は、「この製作プロセスに携わった最大のメリットは、コレクションを開発するために、アクセシブルでアダプティブな解決策を見出そうとする『ルルレモン』の真摯な姿勢を目の当たりにしたことだ」と振り返る。

カルバン・マクドナルド(Calvin McDonald)=ルルレモン最高経営責任者(CEO)は、「2回目となる今回のコラボレーションで、新たなトップアスリートたちと親交を深め、彼らのニーズを最優先したデザインを製作できたことに大変嬉しく思っている。選手の身体と能力をサポートすることにフォーカスした快適性や機能性、スタイルに合った革新的なアイテムになっている。世界最大のスポーツの舞台で戦う彼らを応援するのが待ちきれない」とコメントした。

ウエアの一部は一般販売予定で、4月16日にオンラインで、17日にカナダの一部店舗で発売する。主な商品と価格は、切り替え可能なパンツが198カナダドル(約2万2600円)、ジャケットが248カナダドル(約2万8300円)、ハイライズショーツが68カナダドル(約7770円)、半透明のフード付きジャケットは188カナダドル(約2万1400円)、開会式用のボマージャケットは398カナダドル(約4万5400円)、ショーツは98カナダドル(約1万1400円)、ランニングシューズは198カナダドル(約2万2600円)、持ち運び可能なレインポンチョは298カナダドル(約3万4000円)。この他のカナダチームのアパレルとアクセサリーは7月の大会開幕前にアメリカのオンラインショップとパリの一部の店舗で販売される予定だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4208723b38670f8a011b542776233fa130a617d6


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする