元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

7月7日

2021年07月07日 | 音楽
一日雨降りだった七夕(>_<)。

さて今日の世界史の授業。
ヨーロッパの文化における「18C:古典派」⇒「19C:ロマン派」の流れ、変化について取り上げた。

プリント等資料は予め準備はしていたが、どうせならもっと具体的に提示しようと言うことで、クルマに積んであった音源から幾つかチョイスして聴かせることに(^^)。
ただし、長く聴かせると飽きるだろうから、曲のさわりをちょっとだけ聴かせる程度で。

選んだのはこんな感じ(^^;)↓

古典派代表-WAM:交響曲第41番第一楽章冒頭部分(マッケラス&スコットランド室内管)



ロマン派代表-JB:交響曲第1番第一楽章冒頭部分(フルトヴェングラー&VPO)




ついでに、近代音楽代表①-ドビュッシー:前奏曲集第一集より(ギーゼキング)



近代音楽代表②-ヴァレーズ:インテグラルズ(メータ&LAP)




「何となく違う感じ」が伝わってくれたら良しとしよう(苦笑)。


さて2年ぶりの吹奏楽コンクールが始まっている。
各団体とも練習に熱が入っていることだと思うが、ふと思うのは、特に小中高のバンドで「聴く」ことにどれだけ時間を割いているのかと言うこと。

一生懸命練習して技術を上げても、それだけでは「音楽性」は育たない。
出来るだけ色々なジャンルの音楽を、それも可能な限り系統的に聴くことこそが、音楽性を育てる最良の方法だと思う。

西洋音楽であれば、どんなジャンルでも「クラシック音楽」がベースにある。
まず聴くことを学び、そこから表現することを学ぶのは絶対に必要なはず。

まあ、自分が指導していた時きちんと「聴く」事を学ばせていたかと問われれば、「ごめんなさい」と言うしか無いのだけれども(>_<)。


何はともあれ、若いうちから色々な音楽を沢山聴いて、作品に触れて欲しいと願わずにはいられない。


PS1 そういいながら今日も買ってしまったアリアCD(苦笑)↓

*AB TESTAMENT SBT 1375 ドビュッシー:弦楽四重奏曲 他/ジュリアード弦楽四重奏団 \1790

**AXX TESTAMENT SBT 1434 ラヴェル&ドビュッシー/ジュリーニ&BPO \1790

PS2 本日の鑑賞音源↓


JB:Vn協奏曲、Vn&Vcのための二重協奏曲(Vn:メニューイン、ボスコフスキー 他/フルトヴェングラー&ルツェルン音楽祭管、VPO)

コメント
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