元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

鳴らない『こうもり』

2005年05月14日 | Weblog
2週間ぶりの合奏となったが、今日は真上の教室で模試をやっている関係もあって
思いっきり音は出せなかった。
それにしても、やっぱり鳴らない。響かない。
まだまだ息の使い方が不足している。もっともっと要求して、
もっともっと吹かせないと、何となくこじんまりした響きで終わってしまうだろう。
音にはこだわりたい。これからが正念場だ。

さて車の中では平野公崇の『ジュラシック』。
実は平野さんとは一度お話ししたことがある。
今ほど売れっ子になる前、デビューCDを出したばかりの頃だったと思うが、
アンコンの審査員としてお招きした際、夜の懇親会で思い切って声をかけてみた。
今では何を話したかすっかり忘れてしまったが、とても誠実そうな印象を受けた。
彼のSaxは、とても自由に聴こえる。
「クラシカル・サクソフォーンはこうあるべき」といった風な枠組みから
軽やかに飛び出してしまっているかのようだ。
日本を代表するSax奏者として須川展也さんがいるが、彼とは全然違った
音楽の魅力が平野さんにはある。『ミレニアム』と『ジュラシック』、そして
自作自演の管弦楽曲『七枚の絵』(?)と、3枚のCDを持っているが、
『クラシカ』や新しい『レール』などもぜひ聴いてみたいと思っている。

次のCDは『三文オペラ』。あの何ともチープでアイロニーに満ちた響き!
じっくり聴きたい。
コメント
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