かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

田舎暮らし雑感2021(6)

2021-07-11 20:54:26 | 日記・エッセイ・コラム
不安の一時帰京
明日から田舎暮らしを一時中断して東京に戻りワクチン接種をし、再度田舎に帰ってくる予定だ。最近コロナ感染が増加し緊急事態宣言される東京に戻るのは若干の不安がある。実はそれより気が重いのはこのところ感じる体力の劣化に起因すると思われる倦怠感だ。

先週の金曜日は雨天で、趣味のバドミントン練習をやる直前まで気が進まず迷った。今朝も久し振りの好天で庭やお墓の手入れをする帰京前の唯一の機会だったが、中々その気になれなかった。だが、一旦やり始めるとしつこく最後までやり切った。バドミントンも始めたら楽しく最後までやった。

倦怠感の訳
今年の梅雨はいつもの年より降雨量が多く、高湿度で気分が冴えなかったせいかも知れない。年齢による体力の低下は避けられないが、それに加えて初夏の暑さに老いた身体が中々慣れないのかも。そういえば去年も早めに来た夏バテでグダグダしていたと思い出した。

体力より気分の方が先に参るとは情けない老人になった。後何年生きるかなんて考えたこともなかったが、先月の誕生日に短命だった父や祖父に比べて子供の顔を見ることが出来、孫の顔も見ることが出来て幸せだと言うと、息子はひ孫の顔も見てくれと言われてどうも調子が狂った。

訴訟は自然災害から3年後に
このところの熱海や九州などで雨の自然災害が頻発するたびに、3年前にこの地に甚大な被害をもたらした西日本豪雨を思い出した。ここでも被災した人の為の住宅とか堤防の補強などが未だ建築中だ。今頃と思うが、上流のダムの放水管理が不適切だったと訴訟が先日起こった。

ダムの放流ルールとか当時の記録が明らかにならないと訴訟出来ない、熱海でも専門家の調査や工事会社等の届け出と役所の対応などで不具合が分かって初めて訴訟になる。熱海も裁判沙汰になるのはだいぶ先の事だろう。その間にも、近くの堤防の補強工事が進み通るたびに悪夢を思い出す。

その時の目撃者
実家が土砂崩れにあった瞬間をリアルタイムで目撃したと、今は別のところに住む燐家の主人に聞いた。朝6時頃に目が覚めて東側の山を見ると、「シューッ」と音が聞こえて山の上方から土砂崩れが始まったという。その後は私が聞いた通り土砂は台所を突き抜けて行ったという。

彼は原因は伐採で土が緩んだのが原因だと今まで聞いた話を繰り返した。そして、「よく民家に隣接する山林を売ったね、新地主が隣接する急傾斜地を伐採して丸裸にしたのは土砂崩れの恐れあり」と強調した。私と同じ考えだった。だが、実際に災害が起こるのは俺らが死んだ頃だろうという意見で一致した。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする