かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

行方不明の転送郵便

2021-07-10 14:52:51 | 日記・エッセイ・コラム
都議選の前日の7月3日土曜日に家内から投票場の整理券が届いてないか問い合わせるLINEが来た。今まで田舎にいる時は必ず転居届を出していたので、投票日の1週間前位には家族分の整理券が田舎に届き、家内の名前で再送していた。だが、聞かれてみれば今年は届かなかった。

一方、候補者から公約等を書いたハガキなど通常の郵便は届いていた。翌日家内が市の文化センター内の投票場に行くと、何故かそこで私宛の整理券を預かっていたとメールが来た。一体何が起こったのか理解に苦しんだ。郵便局に転居届は出したが、市役所は知らないはずだ。

私宛の郵便がちゃんと届かないのは困る、重要な連絡が何の説明もなく届かない事態になったら大問題だ。なぜこうなったのか徹底的に調べる必要があると思った。先ず日本郵便のコールセンターに問い合わせたが、話がちんぷんかんぷんで全く要領を得なかった。

電話の途中から相手の女性が私が前提としている背景を知らないことに気づいた。日本郵便のコールセンターは全国に分散しており、都議選とか府中市の文化センターなどと言われてもピンとこなかったようだ。場所を聞いても教えてくれなかったが、コールセンターは四国内だと想像した。

それではと、文化センターに電話すると職員は投票場の場所を貸しているだけで事情は知らないとのこと、しかし市役所の担当に連絡してくれた。時間をおかず市役所から連絡があり、郵便局と相談し都議選や市議選の場合は東京都外に転居した人に整理券を転送しないことにしたという。

何故整理券が転送されなかった理由がわかり、問い合わせの目的は果たした。郵便配達の問題ではなかった。だが、整理券は家族単位で発送されるので不公平ではと問題提起した。今回に限れば家内宛に郵送すれば解決するが、一般論としては正解ではないということでお預けになった。説明してくれた職員も今のやり方が完全ではないと認めたが、私のケースは稀で今のところ解がないという。

翌日、府中郵便局のコールセンターからも電話があり、同じ趣旨の説明があり裏が取れた。最初のコールセンターへの問い合わせがギクシャクしたので、私は相手を非難するのではなく原因を知りたいと友好的な姿勢を保った。お蔭で相手も防御的にならず素早く調べて返事をくれ落着した。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする