定点観測 緊急事態下の１２ｋジョギング

田舎に来て３日目に１０ｋｍ以上の距離を走った。生活基盤を立て直す前に慌てて走った感じだ。理由は東京にいた時から通算１０日間高血圧が続いていた、２０ｋｍ走ったという友人のメールに刺激を受けた、外出自粛要請を受け１日中家にいたのでうんざりしたことだった。

何処まで走れるか自信がなかった。走り始めると初めの３ｋｍは苦しかったが、その後は順調で定点観測用のコースの矢落川から肱川沿いの堤防道の約１２ｋｍを無事走り切った。いつもの定点観測なら対岸の大洲城前の河川敷公園まで走るのだが、昨日は安全を考えてその手前で折り返した。

最近は衰えを実感させられる事が多い定点観測だが、今回は久しぶりにアミノ酸ゼリーを携行し要所でエネルギー補給したせいか順調だった。定点観測は合格だったと思う。今朝ベッドで計った血圧は推奨値の１２０代半ばに戻っていた。やはり私には２日か３日に一度の強めの運動が必要だ。

走る前に全国に緊急事態が宣言されるというニュースが流れた。先行して東京都などに緊急事態が宣言された時から、当地愛媛県でも客足に影響が出ていたと色々な人に聞いた。昨日、走行中に出会った人達はほんの数人だった。東京郊外では遊歩道を歩き走る多くの人達を見かけたのとは大違いだった。

【蛇足】全国に緊急事態宣言されたことに対する当地の知事のコメントを聞いて驚いた。彼は宣言を「突然で、朝令暮改」だと批判した。だが、東京の１日当たりの感染者数がこの数日フラットになった一方で全国の感染者数は増えている。当地の医療システムは知らないが、感染が急速に進んだ時の困難さを理解した発言とは思えない。他県や世界の事情を理解してない知事発言の怖さを感じた。■