さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 サンクトペテルブルク その9

2012年07月10日 | 海外旅行
サンクトペテルブルクは、1703年にピョートル大帝が、ロシア近代化の要として、それまで何も無かったバルト海に面した沼沢地に要塞と街を造ったのが始まりです。

そのため、街はネヴァ川の両岸に広がり、街中に運河が走っています。

運河めぐりの遊覧船も運航されています。



運河沿いには、立派な建物が並んでいます。



夕食後、オプショナルツアーとして、ネヴァ川のクルーズに参加しました。

川の上からの眺めを楽しむのと合わせて、アルコールの飲み物付きで、民族舞踊を鑑賞するというものです。

旅行会社の当初の予定では、この晩のオプションとしてバレエ鑑賞が入っていましたが、バカ高い料金のために参加を見合わせていました。マリインスキー劇場の公演なら料金が少々高くとも良いのですが、夏はシーズンオフで、観光客用のバレエ団が毎日のように公演を行っているようです。ロシアのバレエ団の公演は、日本で何度も見ており、本場で見た公演にアラばかり見ているようではつまらない思い出になってしまいます。

ホテルは郊外にあるし、夜はどうしようと思っていたところで、現地の旅行会社の手配でこのクルーズが行われたので、喜んで参加しました。

二階のある大きな船ですが、私たちのツアー客10人の貸切でした。



まずは、楽団員が歓迎の音楽。



現地ガイドから、ウォッカの飲み方の説明。キャビアのつまみも用意してありました。

ウォッカを一気に飲み、つまみを口に入れて、その味を楽しむとのことです。ウォッカは、舌先で味わうものではないようです。

この最初の乾杯で、酔いが結構回ってきました。キャビアはひと口だけでしたが、ウォッカとシャンペンがビンで置いてあり、アルコールについては充分ありました。



乗船したのは、市街地中心部の東側で、一旦上流部に向かいました。川岸にさほど見るものもないため、しばらく踊りを楽しむことになりました。



バレエ鑑賞よりは、このような踊りの方が、気楽に楽しめます。



すでに9時過ぎになっていました。本来は、ナイトクルーズでほろ酔いで踊りと歌を楽しむというものなのでしょうが、白夜のため外は明るい状態でした。





ロシア民謡は、日本人にも馴染みがあって楽しめました。











ネヴァ川が南に方向を変える付近で、船はユーターンしました。エルミタージュ美術館のある中心地が近づいたところで、ショーは一旦中断し、風景の見学になりました。
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