フェルメール展に続いて、上野の森美術館で開かれている藤田嗣治の展覧会を見ました。
今回の展覧会では、初期の作品から晩年の宗教画までが、系統だって展示されているのに加えて、新たに見つかった大作四点の展示が目玉になっています。
フェルメール展の混雑は予想通りでしたが、藤田嗣治の展覧会は、ほどほどに人がいるという状態で、絵をゆっくり鑑賞できましたが、少し拍子抜けでした。
今回のフェルメールと藤田嗣治の二つの展覧会を比べたら、実のところ、藤田嗣治の方を楽しみにしていました。最近のフェルメール・ブームが少々鼻についてきています。昔は、一般にはほとんど知られていなかったので、素直に好きだと言えたのですが。
ライオンのいる構図(左)
犬のいる構図(右)(展覧会パンフレットより)
争闘I(左)
争闘II(右)(展覧会パンフレットより)
この4点の連作は、縦横3mの大作ですが、長年にわたって行方不明になっており、発見された時の痛みも激しく、6年の歳月をかけて修復が行われたものです。
裸体の群像表現は、ミケランジェロの絵を思い起こさせます。
「仰臥裸婦」(絵ハガキより)
藤田嗣治独特の「乳白色の肌」の裸婦像ですね。
アトリエの再現や晩年の宗教画など、見所の多い展覧会でした。
ミュージアムショップを見ていて、面白い本がありましたので、買ってしまいました。
藤田嗣治の絵で多い裸婦では、大抵はネコが描かれています。先に出した「仰臥裸婦」でもそうですね。
展覧会のポスターでも、ネコと一緒の写真が使われています。
以下、この本からの絵を少々。
「自画像」
「猫」
「横たわる裸婦と猫」
「猫(争闘」
この絵は国立近代美術館所有なので、機会がありましたら見に出かけてください。
ネコ好きなら、藤田嗣治の絵も好きになるのではないかな。
今回の展覧会では、初期の作品から晩年の宗教画までが、系統だって展示されているのに加えて、新たに見つかった大作四点の展示が目玉になっています。
フェルメール展の混雑は予想通りでしたが、藤田嗣治の展覧会は、ほどほどに人がいるという状態で、絵をゆっくり鑑賞できましたが、少し拍子抜けでした。
今回のフェルメールと藤田嗣治の二つの展覧会を比べたら、実のところ、藤田嗣治の方を楽しみにしていました。最近のフェルメール・ブームが少々鼻についてきています。昔は、一般にはほとんど知られていなかったので、素直に好きだと言えたのですが。
ライオンのいる構図(左)
犬のいる構図(右)(展覧会パンフレットより)
争闘I(左)
争闘II(右)(展覧会パンフレットより)
この4点の連作は、縦横3mの大作ですが、長年にわたって行方不明になっており、発見された時の痛みも激しく、6年の歳月をかけて修復が行われたものです。
裸体の群像表現は、ミケランジェロの絵を思い起こさせます。
「仰臥裸婦」(絵ハガキより)
藤田嗣治独特の「乳白色の肌」の裸婦像ですね。
アトリエの再現や晩年の宗教画など、見所の多い展覧会でした。
ミュージアムショップを見ていて、面白い本がありましたので、買ってしまいました。
藤田嗣治の絵で多い裸婦では、大抵はネコが描かれています。先に出した「仰臥裸婦」でもそうですね。
展覧会のポスターでも、ネコと一緒の写真が使われています。
以下、この本からの絵を少々。
「自画像」
「猫」
「横たわる裸婦と猫」
「猫(争闘」
この絵は国立近代美術館所有なので、機会がありましたら見に出かけてください。
ネコ好きなら、藤田嗣治の絵も好きになるのではないかな。