さすらい人の独り言

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さすらいの風景 ヴェルサイユ宮殿 その1

2008年11月21日 | 海外旅行
ヴェルサイユ宮殿は、1682年にルイ14世が建て、フランスの公式宮殿として使われてきたものです。豪華なバロック建築で、付属の庭園もフランス式庭園を代表するものになっています。

歴史の授業でのヴェルサイユ条約や、コミックあるいは宝塚「ベルサイユのばら」の舞台としてお馴染みと思います。

当然ながら世界遺産にも登録されており、パリ郊外の代表的観光スポットになっています。しかし、宮殿内部から庭を含めて一通り見物しようとすると、丸一日の時間と、歩き通せるだけの体力が必要になります。

それでは入場しましょう。現在は、宮殿内の各所で修復工事が行われているようで、様子は変わっているのかもしれません。

まずは、ヴェルサイユ宮殿入口。ナポレオン没落後の王政復古期のルイ18世時代のものなので、そう古いものではありません。



門の上には、フランス王家のユリの紋章が黄金色に輝いています。



中庭には、ルイ14世騎馬像。

「太陽王」とも呼ばれ、「我は国家なり」と宣言したというブルボン朝最盛期の王です。



違った方向から。背筋の通ったきれいな姿勢です。

フランスへは、イタリアからカトリーヌ・ド・メディシスによりバレエが持ち込まれました。ルイ14世は、バレエに魅せられ、本人も15歳で舞台デビューし、バレエを奨励しました。「太陽王」という称号も、太陽神に扮して踊ったことに由来しています。

舞踏愛好家のルイ14世と宮廷音楽家のリュリとの交際については、コルビオ監督「王は踊る」で、映画にもなっていますね。



像の背後のコの字に引っ込んだところは、王の中庭と呼ばれ、建物の正面の顔になっています。

では、中に入っていきましょう。



王家の礼拝堂。

聖王ルイ9世のためにつくられたものです。ルイ16世とマリー・アントワネットの結婚式は、ここで行われました。



ヘラクレスの間。

「バリサイ人シモン宅でのキリストの食事風景」の大きな絵が飾られています。



ウェヌスの間。



戦争の間。

ルイ14世の戦勝姿の浮き彫りが飾られています。



ここより、鏡の間。

ドイツ皇帝ヴィルヘルム1世の即位式が行われ、また第一次世界大戦後の対ドイツとの講和条約であるヴェルサイユ条約が調印された場所でもあります。









平和の間

「欧州に平和をもたらしたルイ15世」の絵が飾られています。



肖像画が並んでいましたが、中央がマリー=アントワネットですね。



フィルム感度の問題もあって、明るいところの写真しか撮っていないので、系統だった紹介とはいきませんでしたが、雰囲気は判っていただけたでしょうか。

宮殿内部の見学を終えて外に出ると、入場待ちの長蛇の列ができていました。個人での入場なら、朝一番に訪れることをお勧めします。

なお、写真中央は、王室礼拝堂を外から見たものです。
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