さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ギザ その3

2018年03月27日 | 海外旅行
女王のピラミッド脇でバスに戻って、坂道を下りました。中央右寄りに見えるのはスフィンクスのお尻です。ピラミッドは砂漠の中にありますが、すぐ近くまで市街地が広がってきています。昔は、ナイルの川岸が丘の下までせまっていたようです。



ラクダが列を作って歩いていました。砂漠のど真ん中のように見えます。



南東のスフィンクス側駐車場でバスを降りると、昨晩見た光と音のショーの脇に出ました。



三大ピラミッドが見えていますが、右端に見えるのはクフ王のピラミッド。



左側には、カフラー王のピラミッド(右)とメンカウラー王のピラミッド(左)が見えています。土産物屋が並んだ歩道を進んでいきます。



カフラー王の河岸神殿に入りました。ピラミッドは単独の構造物ではなく、ピラミッド・コンプレックス(複合体)といって、河岸神殿、参道、葬祭殿、ピラミッドなどが一体となって構築されています。



この神殿の地下で、カイロ考古学博物館に展示されているカフラー王の座像が発見されました。



柱や壁に彫刻は施されています。



河岸神殿から階段を上ります。



階段上のテラスからは、スフィンクスを良く眺めることができます。

スフィンクスは、全長57m、高さ20mの石灰岩を削った彫像です。通説では、カフラー王の時代、約4500年前の遺跡といわれています。

スフィンクスは、ネメシス帽を被った王の頭に、ライオンの胴体をもっています。アラブ人の進入後に鼻を削られたり、付けひげをイギリスに持ち去られたりと、被害を被っています。付けひげは、大英博物館に収蔵されており、返還交渉の対象になっています。



前足の間に石碑が見えます。これは、トトメス4世の「夢の碑」です。

アメンヘテプ2世の王子であったトトメスが、砂に首のあたりまで砂に埋もれていたスフィンkスの傍らで仮眠していると、夢の中でスフィンクスが現れて、「この砂を取り除いてくれたら汝を王にしてあげよう」という言葉を聞きました。お告げに従ったトトメスは、王位に就くことができました。

新王朝トトメス4世の時代には、アメン神宮団の力が強大になっており、それを嫌ったトトメス王はメンフィスで信仰されていたラー・ホルアクティ神(スフィンクスは具象化した姿の一つ)の力を借りて即位したという逸話を残して、自身を正当化したようです。

このアメン神宮団との対立は、二代後のアメンヘテプ4世によるアテン神の宗教改革へと続いていきます。



テラスは、今回のエジプト訪問地で一番の大混雑になっていました。特に中国人が多く、写真撮影でなかなかどかないのが邪魔でした。



スフィンクスのお尻。テレビの旅番組で、「スフィンクスが見つめているものは何か?」という問題で知られたものが、この写真の首の右脇に見えています。



後で、近づいた所で撮影した写真です。1階がピザハット、2階がケンタッキー・フライドチキンの店になっています。ただ、最上段にピザハットの看板が置かれています。解答はケンタッキー・フライドチキンということになっていましたが、実際にはピザハットの方が良いように見えます。



河岸神殿を出て、「光と音のショー」の客席前へ移動しました。ここからは、ピラミッドとスフィンクスを良く眺めることができます。



スフィンクスとカフラー王のピラミッド。



クフ王のピラミッド。左下に太陽の船博物館、右下に女王のピラミッド群が見えます。



三大ピラミッドとスフィンクス。

紀元前2世紀にビザンチウムのフィロンの書いた「世界の七つの景観」に由来する世界の七不思議のうち、現在でも残っているのは「ギザの大ピラミッド」だけですが、現在でも驚異の巨大建築といえます。
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