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女王のピラミッド脇でバスに戻って、坂道を下りました。中央右寄りに見えるのはスフィンクスのお尻です。ピラミッドは砂漠の中にありますが、すぐ近くまで市街地が広がってきています。昔は、ナイルの川岸が丘の下までせまっていたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/1a/a60700bf0b646827ce36ac2b033405ec.jpg)
ラクダが列を作って歩いていました。砂漠のど真ん中のように見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/2c/ce279f6f6c0bfa04cd53e051ce08c148.jpg)
南東のスフィンクス側駐車場でバスを降りると、昨晩見た光と音のショーの脇に出ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/0d/790c0e7bae44f65273dd726c318a747f.jpg)
三大ピラミッドが見えていますが、右端に見えるのはクフ王のピラミッド。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/40/89b1fa11c7d88282db31c5af7a8fdc26.jpg)
左側には、カフラー王のピラミッド(右)とメンカウラー王のピラミッド(左)が見えています。土産物屋が並んだ歩道を進んでいきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/8e/d9e5b1ff5115847f68b7bbca6341fa99.jpg)
カフラー王の河岸神殿に入りました。ピラミッドは単独の構造物ではなく、ピラミッド・コンプレックス(複合体)といって、河岸神殿、参道、葬祭殿、ピラミッドなどが一体となって構築されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/84/f45e9dd8d2870b29051fadb558aade33.jpg)
この神殿の地下で、カイロ考古学博物館に展示されているカフラー王の座像が発見されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/fd/70ed064e29ea32cd19435c5467df7751.jpg)
柱や壁に彫刻は施されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a1/a22c890a8cbbbdc0fa7627243452bc25.jpg)
河岸神殿から階段を上ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a0/7bb731105effef2094f2e7aa41494a67.jpg)
階段上のテラスからは、スフィンクスを良く眺めることができます。
スフィンクスは、全長57m、高さ20mの石灰岩を削った彫像です。通説では、カフラー王の時代、約4500年前の遺跡といわれています。
スフィンクスは、ネメシス帽を被った王の頭に、ライオンの胴体をもっています。アラブ人の進入後に鼻を削られたり、付けひげをイギリスに持ち去られたりと、被害を被っています。付けひげは、大英博物館に収蔵されており、返還交渉の対象になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/61/b09dafd606e2eaed50c530d931a4cf13.jpg)
前足の間に石碑が見えます。これは、トトメス4世の「夢の碑」です。
アメンヘテプ2世の王子であったトトメスが、砂に首のあたりまで砂に埋もれていたスフィンkスの傍らで仮眠していると、夢の中でスフィンクスが現れて、「この砂を取り除いてくれたら汝を王にしてあげよう」という言葉を聞きました。お告げに従ったトトメスは、王位に就くことができました。
新王朝トトメス4世の時代には、アメン神宮団の力が強大になっており、それを嫌ったトトメス王はメンフィスで信仰されていたラー・ホルアクティ神(スフィンクスは具象化した姿の一つ)の力を借りて即位したという逸話を残して、自身を正当化したようです。
このアメン神宮団との対立は、二代後のアメンヘテプ4世によるアテン神の宗教改革へと続いていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/df/ff7353e63d88b8bf87b8d62fc75a6560.jpg)
テラスは、今回のエジプト訪問地で一番の大混雑になっていました。特に中国人が多く、写真撮影でなかなかどかないのが邪魔でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/32/099d2cfd47bca59b8ae11edf75cde110.jpg)
スフィンクスのお尻。テレビの旅番組で、「スフィンクスが見つめているものは何か?」という問題で知られたものが、この写真の首の右脇に見えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/04/130d450351845811ce102a0641a5c3a3.jpg)
後で、近づいた所で撮影した写真です。1階がピザハット、2階がケンタッキー・フライドチキンの店になっています。ただ、最上段にピザハットの看板が置かれています。解答はケンタッキー・フライドチキンということになっていましたが、実際にはピザハットの方が良いように見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/41/08a96610b84df83e5c0fcd2a0dfb846b.jpg)
河岸神殿を出て、「光と音のショー」の客席前へ移動しました。ここからは、ピラミッドとスフィンクスを良く眺めることができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/52/45f7fb95e2fefb177360a0d2fafe4891.jpg)
スフィンクスとカフラー王のピラミッド。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/59/2a8e8482144d915f705a8782c10164b6.jpg)
クフ王のピラミッド。左下に太陽の船博物館、右下に女王のピラミッド群が見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/e9/377ebede469f0f0fb842a1679125baa4.jpg)
三大ピラミッドとスフィンクス。
紀元前2世紀にビザンチウムのフィロンの書いた「世界の七つの景観」に由来する世界の七不思議のうち、現在でも残っているのは「ギザの大ピラミッド」だけですが、現在でも驚異の巨大建築といえます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/1a/a60700bf0b646827ce36ac2b033405ec.jpg)
ラクダが列を作って歩いていました。砂漠のど真ん中のように見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/2c/ce279f6f6c0bfa04cd53e051ce08c148.jpg)
南東のスフィンクス側駐車場でバスを降りると、昨晩見た光と音のショーの脇に出ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/0d/790c0e7bae44f65273dd726c318a747f.jpg)
三大ピラミッドが見えていますが、右端に見えるのはクフ王のピラミッド。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/40/89b1fa11c7d88282db31c5af7a8fdc26.jpg)
左側には、カフラー王のピラミッド(右)とメンカウラー王のピラミッド(左)が見えています。土産物屋が並んだ歩道を進んでいきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/8e/d9e5b1ff5115847f68b7bbca6341fa99.jpg)
カフラー王の河岸神殿に入りました。ピラミッドは単独の構造物ではなく、ピラミッド・コンプレックス(複合体)といって、河岸神殿、参道、葬祭殿、ピラミッドなどが一体となって構築されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/84/f45e9dd8d2870b29051fadb558aade33.jpg)
この神殿の地下で、カイロ考古学博物館に展示されているカフラー王の座像が発見されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/fd/70ed064e29ea32cd19435c5467df7751.jpg)
柱や壁に彫刻は施されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a1/a22c890a8cbbbdc0fa7627243452bc25.jpg)
河岸神殿から階段を上ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a0/7bb731105effef2094f2e7aa41494a67.jpg)
階段上のテラスからは、スフィンクスを良く眺めることができます。
スフィンクスは、全長57m、高さ20mの石灰岩を削った彫像です。通説では、カフラー王の時代、約4500年前の遺跡といわれています。
スフィンクスは、ネメシス帽を被った王の頭に、ライオンの胴体をもっています。アラブ人の進入後に鼻を削られたり、付けひげをイギリスに持ち去られたりと、被害を被っています。付けひげは、大英博物館に収蔵されており、返還交渉の対象になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/61/b09dafd606e2eaed50c530d931a4cf13.jpg)
前足の間に石碑が見えます。これは、トトメス4世の「夢の碑」です。
アメンヘテプ2世の王子であったトトメスが、砂に首のあたりまで砂に埋もれていたスフィンkスの傍らで仮眠していると、夢の中でスフィンクスが現れて、「この砂を取り除いてくれたら汝を王にしてあげよう」という言葉を聞きました。お告げに従ったトトメスは、王位に就くことができました。
新王朝トトメス4世の時代には、アメン神宮団の力が強大になっており、それを嫌ったトトメス王はメンフィスで信仰されていたラー・ホルアクティ神(スフィンクスは具象化した姿の一つ)の力を借りて即位したという逸話を残して、自身を正当化したようです。
このアメン神宮団との対立は、二代後のアメンヘテプ4世によるアテン神の宗教改革へと続いていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/df/ff7353e63d88b8bf87b8d62fc75a6560.jpg)
テラスは、今回のエジプト訪問地で一番の大混雑になっていました。特に中国人が多く、写真撮影でなかなかどかないのが邪魔でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/32/099d2cfd47bca59b8ae11edf75cde110.jpg)
スフィンクスのお尻。テレビの旅番組で、「スフィンクスが見つめているものは何か?」という問題で知られたものが、この写真の首の右脇に見えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/04/130d450351845811ce102a0641a5c3a3.jpg)
後で、近づいた所で撮影した写真です。1階がピザハット、2階がケンタッキー・フライドチキンの店になっています。ただ、最上段にピザハットの看板が置かれています。解答はケンタッキー・フライドチキンということになっていましたが、実際にはピザハットの方が良いように見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/41/08a96610b84df83e5c0fcd2a0dfb846b.jpg)
河岸神殿を出て、「光と音のショー」の客席前へ移動しました。ここからは、ピラミッドとスフィンクスを良く眺めることができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/52/45f7fb95e2fefb177360a0d2fafe4891.jpg)
スフィンクスとカフラー王のピラミッド。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/59/2a8e8482144d915f705a8782c10164b6.jpg)
クフ王のピラミッド。左下に太陽の船博物館、右下に女王のピラミッド群が見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/e9/377ebede469f0f0fb842a1679125baa4.jpg)
三大ピラミッドとスフィンクス。
紀元前2世紀にビザンチウムのフィロンの書いた「世界の七つの景観」に由来する世界の七不思議のうち、現在でも残っているのは「ギザの大ピラミッド」だけですが、現在でも驚異の巨大建築といえます。