さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 シラーズ その2

2014年01月09日 | 海外旅行
エラム庭園に向かう途中、街中に大きなスイセンの飾りが置かれていました。香の強いスイセンが、シラーズの特産品になっています。



エラム庭園に入場しました。



エラム庭園は、ガージャール朝時代の1800年代に造られた庭園で、「ペルシャ式庭園」として世界遺産の構成物の一つに選ばれています。



バラ園も設けられていました。エラムとは、ペルシャ語で天国という意味です。



12月とあってバラの花も僅かになっていましたが、シラージは標高1600mの高地にあるため、四季を通して温暖な天候に恵まれています。



庭園の中心といえるエラム宮殿です。ガージャール朝の19世紀に造られました。



宮殿の前には、水路が延びて噴水も設けられています。四分割されて整然と整備された庭園や水路がペルシャ式庭園の特徴になっています。



宮殿の壁には、美しいタイル装飾が施されていました。



中心には騎馬像。



脇には、上半身裸の女性も描かれています。イスラム的にどうなのでしょうね。



ペルセポリスのレリーフでは「牡牛を襲うライオン」の像が有名ですが、この書き方では雌牛を襲う豹ですね。



反対側にも同じような絵が描かれていますが、微妙に違っています。



女性の群像。



ライオン退治の像。羽のようなものがあるのでグリフィンかもしれません。



花も描かれていました。



女性の像も描かれていました。



エラム宮殿を脇からみたところ。



庭園の木立は刈り込みが行われていました。ペルシャ式庭園は、フランス式庭園と共通点があります。



12月とあって、木の葉も落ちて、冬枯れの雰囲気がただよっていました。



恋人たち。

すぐ脇にシラーズ大学があるので、若者のデート場所になっているようです。



入り口脇には、小鳥占いが客待ちをしていました。手にのせた小鳥が占い紙を引き出すという仕組みのようです。

緑のシーズンから外れていて、花は少なかったですが、ペルシャ式庭園の魅力は味わうことができました。
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