旅行二日目のブダペスト観光は、まず王宮の丘観光から始まりました。バスは、通行規制の関係で、一旦くさり橋に出て、そこから川に面する斜面を登っていきました。
頭上に漁夫の砦が見えてきました。
漁夫の砦への階段下でバスを下りました。
とんがり屋根の塔が見下ろしています。
階段上には、漁夫の砦とマーチャーシュ教会が合わさって見えています。
広場に出て、聖イシュトヴァーン像に再開。夜の風景とは、雰囲気が違っています。
聖イシュトヴァーンは、ハンガリーの統一を行った、ハンガリー建国の父といわれる初代国王です。
1000年に、ローマ教皇からハンガリー国王として聖別をうけ戴冠し、ヨーロッパ世界の一員になりました。
手に持つ二重の十字架は、この地にキリスト教を導入してキリスト教国家を築いたことと、ハンガリーの大司教選ぶ決定権を法王から与えられたという二重の意味を持つといいます。
この二重十字架は、ハンガリーの各所でお目にかかることになりますが、イシュトヴァーンあるいはハンガリーのシンボルとして使われています。
台座のレリーフ。
一端解散となり、希望者は入場料を払って、漁夫の砦とマーチャーシュ教会に入場することになりました。さっそく切符売り場に行って、両者の切符を購入しようとすると、教会の内部見学は11からと言われてしまい、これはあきらめることになりました。
とりあえず、漁夫の砦に入場しました。
ドナウ川の対岸に見える国会議事堂。1885年から17年をかけて建設された、折衷様式の建物です。外観の尖塔はネオゴシック様式、中央のドームはルネッサンス風で、内部は壕かな装飾の施されたバロック様式とのこと。
ここには、聖イシュトヴァーンから引き継がれてきたハンガリー王冠が展示されていますが、時間がなく訪れることはできませんでした。
ドナウ川上流部のマルギット橋方面
下流方向のくさり橋
漁夫の砦は、1905年建造と比較的新しいものですが、美しい姿からブダペストの観光名所になっています。
マーチャーシュ教会を改修した建築家シュレックが、街の美化の一環として、ネオロマネスク様式で建造したものです。この名前は、かつてここには魚の市場が立っていたことと、この付近はドナウお漁師組合が守っていたことに由来します。
入場できる回廊は半分ほどで、この奥の方は外からみるだけでした。
マーチャーシュ教会を背後から見たところ。
マーチャーシュ教会は、13世紀半ばに、ベーラ4世の命によって、聖処女に奉げるためロマネスク様式で建てられ、14世紀にゴシック様式で建てなおされ、15世紀にマーチャーシュ王が塔を増築しました。
1541年にブダペストがトルコに占領されるとモスクに改築されて、その後150年にわたってイスラムの礼拝場として使われます。17世紀に再びキリスト教会に戻りますが、ファザードはバロック様式に改築されてしまいます。
19世紀末に、ハプスブルグ帝国のフランツ・ヨージェフ皇帝と、王妃エルジューベトは、この教会でハンガリーの王と王妃の戴冠式を行います。ヨージェフ皇帝は、バロック様式のファザードを取り払って、教会をかつての美しいゴシック様式の姿に戻すように命じます。建築家シュレックによって改修が7施されますが、第二次大戦の際に大きな被害を受けたものの、シュレックの改修の姿に復元されました。
マーチャーシュ王の命で加えられた高さ88mの尖塔は、王宮の丘のシンボルになっています。
マーチャーシュ教会の前は、三位一体広場と呼ばれ、聖三位一体像が置かれています。
これは、18世紀に流行したペストの終焉を神に感謝して1710~1713年にかけて建てられました。今回の旅で訪問した各都市で、同じような記念碑を見ることになり、ペストの被害の大きさのほどがうかがわれました。
マーチャーシュ教会の屋根は、ショルナイ製のタイルで覆われています。
教会の上には、二重十字架が置かれていますが、その他に金の玉を咥えたカラスが飾られています。マーチャーシュ王の学者としての名前のコルヴィヌス(カラス)にちなんだ飾りのようです。マーチャーシュ王の紋章にもカラスが描かれています。
教会の閉鎖されていた扉です。
聖母子像が描かれていました。
漁夫の砦とマーチャーシュ教会の見学を終えて、民芸品店に向かいました。昨晩歩いた道を行きます。
民芸品店の入り口
内部には、刺繍や人形が並べられていました。
天井からも刺繍がつるされていました。これはカロチャ刺繍と呼ばれ、民族衣装にも使われています。
観光も始まったばかりですが、早くもお土産買いになってしまいました。とりあえず刺繍を。
かみさんへ刺繍の入ったブラウス。土産はとりあえず確保して、気は楽になりました。
店の中を見ていると、赤づきんとおばあさんに化けた狼のぬいぐるみが並んでいるのが目に入りました。面白いので買いました。
このように赤づきんと狼が、上下に取り付けられて、一方はスカートに隠されています。
ハンガリー名物としては、トカイワインやフォアグラがあり、ここでも売っていたのですが、以上の買い物で時間がとられて、買いそびれてしまいました。
頭上に漁夫の砦が見えてきました。
漁夫の砦への階段下でバスを下りました。
とんがり屋根の塔が見下ろしています。
階段上には、漁夫の砦とマーチャーシュ教会が合わさって見えています。
広場に出て、聖イシュトヴァーン像に再開。夜の風景とは、雰囲気が違っています。
聖イシュトヴァーンは、ハンガリーの統一を行った、ハンガリー建国の父といわれる初代国王です。
1000年に、ローマ教皇からハンガリー国王として聖別をうけ戴冠し、ヨーロッパ世界の一員になりました。
手に持つ二重の十字架は、この地にキリスト教を導入してキリスト教国家を築いたことと、ハンガリーの大司教選ぶ決定権を法王から与えられたという二重の意味を持つといいます。
この二重十字架は、ハンガリーの各所でお目にかかることになりますが、イシュトヴァーンあるいはハンガリーのシンボルとして使われています。
台座のレリーフ。
一端解散となり、希望者は入場料を払って、漁夫の砦とマーチャーシュ教会に入場することになりました。さっそく切符売り場に行って、両者の切符を購入しようとすると、教会の内部見学は11からと言われてしまい、これはあきらめることになりました。
とりあえず、漁夫の砦に入場しました。
ドナウ川の対岸に見える国会議事堂。1885年から17年をかけて建設された、折衷様式の建物です。外観の尖塔はネオゴシック様式、中央のドームはルネッサンス風で、内部は壕かな装飾の施されたバロック様式とのこと。
ここには、聖イシュトヴァーンから引き継がれてきたハンガリー王冠が展示されていますが、時間がなく訪れることはできませんでした。
ドナウ川上流部のマルギット橋方面
下流方向のくさり橋
漁夫の砦は、1905年建造と比較的新しいものですが、美しい姿からブダペストの観光名所になっています。
マーチャーシュ教会を改修した建築家シュレックが、街の美化の一環として、ネオロマネスク様式で建造したものです。この名前は、かつてここには魚の市場が立っていたことと、この付近はドナウお漁師組合が守っていたことに由来します。
入場できる回廊は半分ほどで、この奥の方は外からみるだけでした。
マーチャーシュ教会を背後から見たところ。
マーチャーシュ教会は、13世紀半ばに、ベーラ4世の命によって、聖処女に奉げるためロマネスク様式で建てられ、14世紀にゴシック様式で建てなおされ、15世紀にマーチャーシュ王が塔を増築しました。
1541年にブダペストがトルコに占領されるとモスクに改築されて、その後150年にわたってイスラムの礼拝場として使われます。17世紀に再びキリスト教会に戻りますが、ファザードはバロック様式に改築されてしまいます。
19世紀末に、ハプスブルグ帝国のフランツ・ヨージェフ皇帝と、王妃エルジューベトは、この教会でハンガリーの王と王妃の戴冠式を行います。ヨージェフ皇帝は、バロック様式のファザードを取り払って、教会をかつての美しいゴシック様式の姿に戻すように命じます。建築家シュレックによって改修が7施されますが、第二次大戦の際に大きな被害を受けたものの、シュレックの改修の姿に復元されました。
マーチャーシュ王の命で加えられた高さ88mの尖塔は、王宮の丘のシンボルになっています。
マーチャーシュ教会の前は、三位一体広場と呼ばれ、聖三位一体像が置かれています。
これは、18世紀に流行したペストの終焉を神に感謝して1710~1713年にかけて建てられました。今回の旅で訪問した各都市で、同じような記念碑を見ることになり、ペストの被害の大きさのほどがうかがわれました。
マーチャーシュ教会の屋根は、ショルナイ製のタイルで覆われています。
教会の上には、二重十字架が置かれていますが、その他に金の玉を咥えたカラスが飾られています。マーチャーシュ王の学者としての名前のコルヴィヌス(カラス)にちなんだ飾りのようです。マーチャーシュ王の紋章にもカラスが描かれています。
教会の閉鎖されていた扉です。
聖母子像が描かれていました。
漁夫の砦とマーチャーシュ教会の見学を終えて、民芸品店に向かいました。昨晩歩いた道を行きます。
民芸品店の入り口
内部には、刺繍や人形が並べられていました。
天井からも刺繍がつるされていました。これはカロチャ刺繍と呼ばれ、民族衣装にも使われています。
観光も始まったばかりですが、早くもお土産買いになってしまいました。とりあえず刺繍を。
かみさんへ刺繍の入ったブラウス。土産はとりあえず確保して、気は楽になりました。
店の中を見ていると、赤づきんとおばあさんに化けた狼のぬいぐるみが並んでいるのが目に入りました。面白いので買いました。
このように赤づきんと狼が、上下に取り付けられて、一方はスカートに隠されています。
ハンガリー名物としては、トカイワインやフォアグラがあり、ここでも売っていたのですが、以上の買い物で時間がとられて、買いそびれてしまいました。