さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 レイク・ルイーズ・ジャンクション その1

2014年08月27日 | 海外旅行
第一日目の宿はレイクルイーズ泊となっていますが、レイクルイーズの湖畔にはフェアモント・シャトー・レイク・ルイーズという高級ホテルしかないので、一般的には麓のハイウェイ沿いのレイクルイーズ・ジャンクションにある幾つかのホテルに泊まることになります。私たちの宿は、レイクルイーズ・インでした。

これは、レセプションと食堂、室内プールのある建物です。



客室用に、二階あるいは三階建ての棟が設けられていました。



部屋は、最低限の設備で、窓の外が通路のため少々うっとおしいところがありましたが、日本の山小屋泊りと比べれば天国と地獄の差があります。



ホテルの前の通りに出ると、山の眺めが広がっていました。



ホテルのテラスに展望図が置かれていましたが、その場所からは木立に邪魔されて展望は閉ざされていました。



良い場所を探してうろつくと、敷地の奥からハイウェイ脇の土手に出ることができ、そこから山の展望を楽しむことができました。



南に向かって左から、テンプル山(3547m)。山頂にかかるのはマクドナルド氷河。左の一段下の三角ピークは、リトルテンプル(2660m)。



その右手の山塊で一番高く見えるのは、フェアビュー山(2744m)。フェアビュー山から左に尾根を下った先のピークがサドル山(2420m)。釣り尾根の奥にシェオール山(2779m)。



フェアビュー山の右手には、氷河で覆われたヴィクトリア山(3464m)が広がっています。



翌日訪れるレイクルイーズは、ヴィクトリア山の下にあります。



ヴィクトリア山の右に広がる山塊は、左がホワイト山(2983m)、右がニブロック山(2976m)。ニブロック山の手前に広がるのは、セント・ピラン山(2649m)です。



同じ写真の拡大ですが、翌日歩くレイク・アグネスとビッグ・ビーハイブ関係の展望です。

左の赤点がビッグ・ビーハイブ(2270m)で、右の赤点がリトル・ビーハイブ(2240m)です。リトル・ビーハイブしか登りませんでしたが、2000m級ピークまで登ったので良しとしましょう。



ハイウェイが西に延びる先にも山々が広がっていました。



この土手からの展望は気に入って、朝や日没時に度々訪れました。

朝日に輝くテンプル山。



茜色に染まるテンプル山。



日暮れは11時近くになったため、第一日目は待ちきれずに眠りに落ち、二日目にようやく月が昇るのを眺めることができました。東に谷間が広がっているため、月が山にかからなかったのは残念なことでした。



この土手でも花を見ることができました。

ホワイ・トティッスル。白いアザミが普通のようです。





プリックリー・ローズ。タカネバラの一種ですね。



アルバータ州の州花になっており、車のナンバーにも花の図が加えられ、Wild Rose Countryとも書かれています。(なお、車のナンバーは上半分を消してあります。)









レッド・クローバー



ピンクプッシートーズ。ピンク色したネコの手という意味のようです。



ホテルの庭には、沢山の巣穴があり、ジリスを見ることができました。





子供のジリスも巣穴から出て遊んでいました。この後、親が飛んできて、巣穴に追い返されていました。
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