
5月連休の報告が遅れていますが、今年は残雪が豊富で、雪山を長く楽しめますね。
笙ヶ岳は、鳥海山の南西に延びる尾根の長坂道の上部に位置する山です。
5月3日の夕方に鳥海山の鉾立に入りました。駐車場脇には、6m程の雪壁ができており、管区客の記念撮影場所になっていました。
日暮れとともに強風が吹き、翌朝は濃霧になりました。登山は無理とあきらめて、一旦山を下りて鳳来山を登りに移動しました。
鳳来山登山後にすぐ近くの鳥海山荘で温泉に入り、ロビーに無料のネット接続コンピューターが置いてあったので、翌日の天気予報を確認すると、晴時々曇りの予報がでていました。
それならばと、再び、鉾立に戻りました。

連休最後の日は、うっすらと霧がかかるものの、穏やかな天気になりました。

ひと登りした展望台からは、稲倉岳との間に延びる奈曽谷の眺めが広がっており、御浜下の台地からの白糸の滝が時折り轟音を立てながら流れ落ちているのが印象的でした。

尾根沿いに続く登山道からは、雪が消えて夏道が出ていました。山スキーなら、右手の斜面か吹浦コースの方が、履いたたま登れるので楽でしょうね。

台地に出ると、一面の雪原が広がっていました。

中央の藪が少し出ているのが、御浜です。

夏山でいうところの賽の河原から、御浜へは左にトラバース気味に登っていくことになりますが、笙ヶ岳へは右寄りにルートをとっていきます。

扇子森の間から、鳥海山の山頂が姿を現してきました。

稜線上に出ると、風が強く、雪も凍っていたため、アイゼンを付けました。目の前のピークは、三峰で、さらに二峰を越した先が笙ヶ岳の山頂です。

三峰から見る二峰。

二峰から見る笙ヶ岳。

笙ヶ岳の山頂は雪が消えてガレ場が出ており、三角点も姿を見せていました。

ガスも切れ始め、鳥海山の美しい姿も現れてきました。
この眺めでは、鳥海湖が隠されているため、御浜まで歩く必要があります。

鳥海山の山頂を眺めながらの稜線歩きが続きます。

笙ヶ岳を振り返ったところ。三つの峰が連なっています。

御浜手前からは、鳥海湖と鳥海山山頂を同時に眺めることができました。

鳥海湖と鍋森の眺め。夏山では、お馴染みの構図ですが、雪に閉ざされた鳥海湖は、神秘的な雰囲気が漂っています。

御浜小屋も近付いてきました。

扇子森は、雪が消えて黒々としていましたので、歩くのは御浜までとしました。

御浜小屋は、屋根だけが出ていました。

アイゼンも外して下降の準備。鳥海湖に別れを告げました。次は、高山植物の咲き乱れる季節に。

御浜からは、稲倉岳が目の前に聳えます。今年は時期を逸したので、来年の課題ということに。

雪原を斜めに下っていきます。視界が閉ざされていれば、コース判断はGPSのべた読みになるでしょうが、視界は開けているので、足任せに駆け下るだけです。

雪原の下りも、そろそろ終わりです。鉾立の駐車場も下に見えています。
諦めは早く、しかし粘り強く一日待ったおかげで、展望の雪山を楽しむことができました。
笙ヶ岳登山は早めに切り上げることができ、道路の混雑にも会わずに家に戻ることができました。
今年の5月連休は、湯殿山、羽後朝日岳、笙ヶ岳と雪山を堪能することができました。
笙ヶ岳は、鳥海山の南西に延びる尾根の長坂道の上部に位置する山です。
5月3日の夕方に鳥海山の鉾立に入りました。駐車場脇には、6m程の雪壁ができており、管区客の記念撮影場所になっていました。
日暮れとともに強風が吹き、翌朝は濃霧になりました。登山は無理とあきらめて、一旦山を下りて鳳来山を登りに移動しました。
鳳来山登山後にすぐ近くの鳥海山荘で温泉に入り、ロビーに無料のネット接続コンピューターが置いてあったので、翌日の天気予報を確認すると、晴時々曇りの予報がでていました。
それならばと、再び、鉾立に戻りました。

連休最後の日は、うっすらと霧がかかるものの、穏やかな天気になりました。

ひと登りした展望台からは、稲倉岳との間に延びる奈曽谷の眺めが広がっており、御浜下の台地からの白糸の滝が時折り轟音を立てながら流れ落ちているのが印象的でした。

尾根沿いに続く登山道からは、雪が消えて夏道が出ていました。山スキーなら、右手の斜面か吹浦コースの方が、履いたたま登れるので楽でしょうね。

台地に出ると、一面の雪原が広がっていました。

中央の藪が少し出ているのが、御浜です。

夏山でいうところの賽の河原から、御浜へは左にトラバース気味に登っていくことになりますが、笙ヶ岳へは右寄りにルートをとっていきます。

扇子森の間から、鳥海山の山頂が姿を現してきました。

稜線上に出ると、風が強く、雪も凍っていたため、アイゼンを付けました。目の前のピークは、三峰で、さらに二峰を越した先が笙ヶ岳の山頂です。

三峰から見る二峰。

二峰から見る笙ヶ岳。

笙ヶ岳の山頂は雪が消えてガレ場が出ており、三角点も姿を見せていました。

ガスも切れ始め、鳥海山の美しい姿も現れてきました。
この眺めでは、鳥海湖が隠されているため、御浜まで歩く必要があります。

鳥海山の山頂を眺めながらの稜線歩きが続きます。

笙ヶ岳を振り返ったところ。三つの峰が連なっています。

御浜手前からは、鳥海湖と鳥海山山頂を同時に眺めることができました。

鳥海湖と鍋森の眺め。夏山では、お馴染みの構図ですが、雪に閉ざされた鳥海湖は、神秘的な雰囲気が漂っています。

御浜小屋も近付いてきました。

扇子森は、雪が消えて黒々としていましたので、歩くのは御浜までとしました。

御浜小屋は、屋根だけが出ていました。

アイゼンも外して下降の準備。鳥海湖に別れを告げました。次は、高山植物の咲き乱れる季節に。

御浜からは、稲倉岳が目の前に聳えます。今年は時期を逸したので、来年の課題ということに。

雪原を斜めに下っていきます。視界が閉ざされていれば、コース判断はGPSのべた読みになるでしょうが、視界は開けているので、足任せに駆け下るだけです。

雪原の下りも、そろそろ終わりです。鉾立の駐車場も下に見えています。
諦めは早く、しかし粘り強く一日待ったおかげで、展望の雪山を楽しむことができました。
笙ヶ岳登山は早めに切り上げることができ、道路の混雑にも会わずに家に戻ることができました。
今年の5月連休は、湯殿山、羽後朝日岳、笙ヶ岳と雪山を堪能することができました。