さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 グダンスク その3

2016年11月16日 | 海外旅行
ドゥーガ通りを進んでいき市庁舎の脇を通り抜けると、その先はドゥーギ広場になります。ドゥーギ広場は東西に延びて周囲には貴族の館が並び、古くから様々な祭典が行われてきました。

広場は、観光客と何かのイベントの人々で大賑わいになっていました。この日は、クルーズ船の観光客も加わって、一層の賑わいになっていました。



ドゥーギ広場には、ネプチューンの噴水が置かれています。背後の白い館は、同業者組合(ギルド)の本部が置かれていたアルトゥール館。



ネプチューンの噴水は、1633年に完成し、海の神として海上貿易都市であったグダンスクの街を見守ってきました。



ネプチューンの噴水の周りは、鉄柵で囲まれていました。



西向きに振り返って、ようやく市庁舎が順光で良く見えるようになりました。

市庁舎は、1379年に着工し、1561年に現在見られるような高さ82mの塔が完成しました。

市庁舎の内部はグダンスク歴史博物館になっており、塔の上にも上がれるようですが、残念ながら見学のための時間がありませんでした。



ドゥーギ広場を取り巻く瀟洒な建物に目が引き付けられます。



中央の像が並んだ建物は、黄金の家と呼ばれています。17世紀にグダンスクの市長でもあった商人のヤン・シュペイマンが、妻ユディタのために建てたといいます。この建物はユディタの幽霊がでるともいわれるミステリースポットでもあるといいますが、どのようないきさつがあったのでしょうね。



黄金の家は、多くの彫像が飾られています。



ドゥーギ広場を取り囲む建物は、一階部が少し高くなって、地下階へのドアが設けられていました。



建物を見ながらドゥーギ広場を進んでいきます。



広場の東の端には緑の門が設けられています。



緑の門の前から市庁舎方面を振り返ったところ。華やかな広場です。



イベントが終わったようで、民族衣装の一団が歩いてきました。



緑の門のゲートからドゥーギ広場を振り返ったところ。



緑の門から出て振り返ったところ。

緑の門は、1568年に王宮の一部として用いられました。現在は、グダンスク国立博物館の分館として用いられています。

緑の門の外には、モトワヴァ運河が流れ、そこに架かる緑の橋の上からは、ドゥーガ通りやドゥーギ広場以上に華やかな旧港の眺めが広がっていました。
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