さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ヤンゴン その2

2013年02月08日 | 海外旅行
交通量の多い車道を横断して、ロータリーの中にあるスーレー・パヤーに進みました。



スーレー・パヤーは、街の中心にあって参拝者も多く、内部は豪華な造りになっています。



四面に仏さまが置かれており、光背が電飾で輝いています。



若い女性が、「八曜日」の像に水をかけて熱心におまいりしていました。

ミャンマーでは、上座仏教が信仰されていますが、庶民には「八曜日」信仰が広まっています。

「八曜日」は、生まれた曜日によって、その人の基本的な性格、人生、他人との相性が決まるという信仰です。その曜日の星、方角、動物が決められて、ミャンマーのパゴダのそれぞれの方向には、必ず、曜日を現す祭壇が置かれています。なお、水曜日が午前と午後に分かれて八曜日になります。

八曜日とそのシンボルは、次のようになります。「北 金曜 金星 モグラ」、「北東 日曜 太陽 トリ」、「東 月曜 月 トラ」、「南東 火曜 火星 ライオン」、「南 ポッダウ(水曜の午前) 水星 キバのあるゾウ」、「南西 土曜 土星 ナーガ(竜)」、「西 木曜 木星 ネズミ」、「北西 ヤフー(水曜の午後) ラウ(架空の星) キバの無いゾウ」

お釈迦さまは金曜日生まれとのこと。私も同じ金曜日生まれでうれしいのですが、シンボルがモグラというのは、ちょっとね。



パドダは、46mの高さがあります。





「八曜日」の祭壇。



このヒンタあるいはハムサと呼ばれるヒンドゥー教・仏教の伝説上の聖なる鵞鳥の像は、ミャンマーの寺院やパゴダの境内で良く見かけます。



四面に置かれた仏さま。



四面に置かれた仏像と八曜日の祭壇を見ながら、パゴタをめぐっていきます。





縁起物のピッタインダウンの像が置かれていました。







私が属する金曜日の祭壇のようで、モグラの像が下にあります。ただ、モグラの像はネズミと見分けが難しく、尻尾で見分けることになります。

しかし、八つの動物というのなら、もう少し別な選び方があると思うのですが。
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