さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
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さすらいの風景 メルブ遺跡 その2

2020年01月02日 | 海外旅行
グヤウル・カラを移動していると、氷室が見えてきました。12世紀に造られたもののようです。雪で冷やしたといいますが、どこで雪を手に入れたのでしょう。素焼きの容器に入れた水の蒸発熱を利用して冷やしていたのではないでしょうか。



スルタン・カラ地区に入ると、アスハブ廟が見えてきました。



7世紀にイスラム教を広めた聖人の廟で、15世紀のティムール帝国時代に建てられました。イスラム教徒にとって聖地になっており、廟もきれいに修復されています。アスハブ廟の周囲にはお墓が並んでいますが、世界遺産に認定されてからは新しくお墓を造るのは禁止されているようです。



スルタン・カラの外壁の向こうにスルタン・サンジャール廟が見えていました。



廟か何かの小ぶりな建物がありました。



メルブ遺跡を代表する大キズカラが見えてきました。



大キズカラに向かい合う小キズカラ。



大キズカラは、ササン朝ペルシャ末期、7世紀頃の豪族の居城と考えられています。二階建てで20mの高さがあります。一階部分は砂に埋もれています。



キズは乙女、カラは城という意味で「乙女の城」という意味になります。これには幾つもの説があり、裕福な主人が毎晩乙女を呼んで宴会を開いたとか、後世のモンゴル襲来の時に、乙女がここに立て籠り、モンゴルの手に落ちる前に身を投げたためとか言われています。大キズカラにいた男性が小キズカラにいる女性にリンゴを投げて、うまく到達したら二人は結ばれるという伝説もあります。



大キズカラの周囲には柵が設けられて内部には入れません。



日干しレンガ造りの建物としては最大級のもので、その威容に目を奪われます。



少し前に撮影された写真では、鳥の巣になっている多くの穴が開いていましたが、現在は修復されています。



大きさの比較のために、人物を入れた写真も載せておきます。



続けて丘の上にある小キズカラへ。





小キズカラは、壁が僅かに残るだけになっています。



小キズカラの魅力は、ここからの大キズカラの眺めです。



これも定番の眺め。



大キズカラのアップ。



小キズカラからは、エルク・カラの眺めも広がっていました。



大キズカラに戻って、最初の下車地の反対側に進みました。こちらが入り口だったようです。

再びバスに乗って、スルタン・サンジャール廟に向かいました。
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