
日の出を見るため、まだ暗い中ユルタを出て、丘を目指しました。丘の斜面には草地が広がっているのでどこでも登れるのですが、家畜の糞が落ちているので、踏まないようにヘッドランプで足元を照らす必要がありました。登る途中でヘッドランプの灯りもいらなくなりました。直登は急なため、右手の尾根に回り込んでピークを目指しました。
薄明るくなったところで、露岩帯になったピークに到着しました。登ったのは標高差にして100m少々といったところでしょうか。ソン・クル湖が標高3016mということなので、3000m峰登頂ということになります。
ピークの先は緩やかな尾根になって奥の稜線に続いていますが、時間がないので、ここで夜明けを待つことにしました。
夜になってから冷え込みが厳しくなっており、寝ている間もフリース、マイクロダウン、ゴアの雨具を着込んでいました。太陽を登るのを待つ間は少々寒かったですが、風が全く無かったのが幸いでした。

太陽はなかなか姿を現しませんでした。空が茜色になったところで、ようやく朝霧の中から姿を現しました。

残念ながら真っ赤な朝日は拝めませんでした。

周辺も良く眺められるようになりました。時間があれば先の稜線まで進みたいところです。

白く雪を頂いた峰々が、その頭を見せていました。

泊まったユルタが眼下に見えていました。ソン・クル湖の対岸は、朝霧に隠されていました。

西側にも、ツーリストキャンプ場らしいユルタが並んでいました。
朝霧のためにぼんやりとしていましたが、これはこれで美しい風景です。ソン・クル湖も草原からでは水面が確認できるだけであったので、丘に上がってようやく眺めを楽しむことができました。

ピークの奥は台地になっており、馬が放牧されていました。

時間をおいて見直すと、全く姿勢を変えていないのに気がつきました。
馬は、草食動物の習性で、いつ肉食動物に襲われても逃げられるように、立ったまま寝るようです。太陽が登って明るくなると、動いて草を食べ始めました。

ピーク周辺は露岩帯になっており、草原とは違った背丈の低い花が見られました。

小型のマンテマです。







この日の出発は早かったため、朝食の時間に合わせて、風景と花を眺めながら丘を下りました。




下りの途中から眺めたユルタ。影が長く伸びていました。



草原まで下ってきました。朝霧がまだ広がっていました。


ユルタ周辺の花を改めて探しました。


ウスユキソウ属の大群落が広がっていました。


ガイドブックや旅行会社からは、エーデルワイスと紹介されていますが、エーデルワイスや日本のハヤチネウスユキソウと比べると、花は小型です。日本で見られるものでは、ヒナウスユキソウ相当といって良いでしょう。花が小さいという不満の声も聞こえていたので、エーデルワイスと呼ぶのは、誤解を生む表現ですね。

朝食をとった後、出発しましたが、もう少し周辺を歩きまわりたかったですね。丘に上がったのも、他には女性一人だけでした。丘からのソン・クル湖の眺めを楽しまなかったのは、ガタガタ道に揺られてはるばるやってきたのに、もったいないとしか言えません。
薄明るくなったところで、露岩帯になったピークに到着しました。登ったのは標高差にして100m少々といったところでしょうか。ソン・クル湖が標高3016mということなので、3000m峰登頂ということになります。
ピークの先は緩やかな尾根になって奥の稜線に続いていますが、時間がないので、ここで夜明けを待つことにしました。
夜になってから冷え込みが厳しくなっており、寝ている間もフリース、マイクロダウン、ゴアの雨具を着込んでいました。太陽を登るのを待つ間は少々寒かったですが、風が全く無かったのが幸いでした。

太陽はなかなか姿を現しませんでした。空が茜色になったところで、ようやく朝霧の中から姿を現しました。

残念ながら真っ赤な朝日は拝めませんでした。

周辺も良く眺められるようになりました。時間があれば先の稜線まで進みたいところです。

白く雪を頂いた峰々が、その頭を見せていました。

泊まったユルタが眼下に見えていました。ソン・クル湖の対岸は、朝霧に隠されていました。

西側にも、ツーリストキャンプ場らしいユルタが並んでいました。
朝霧のためにぼんやりとしていましたが、これはこれで美しい風景です。ソン・クル湖も草原からでは水面が確認できるだけであったので、丘に上がってようやく眺めを楽しむことができました。

ピークの奥は台地になっており、馬が放牧されていました。

時間をおいて見直すと、全く姿勢を変えていないのに気がつきました。
馬は、草食動物の習性で、いつ肉食動物に襲われても逃げられるように、立ったまま寝るようです。太陽が登って明るくなると、動いて草を食べ始めました。

ピーク周辺は露岩帯になっており、草原とは違った背丈の低い花が見られました。

小型のマンテマです。







この日の出発は早かったため、朝食の時間に合わせて、風景と花を眺めながら丘を下りました。




下りの途中から眺めたユルタ。影が長く伸びていました。



草原まで下ってきました。朝霧がまだ広がっていました。


ユルタ周辺の花を改めて探しました。


ウスユキソウ属の大群落が広がっていました。


ガイドブックや旅行会社からは、エーデルワイスと紹介されていますが、エーデルワイスや日本のハヤチネウスユキソウと比べると、花は小型です。日本で見られるものでは、ヒナウスユキソウ相当といって良いでしょう。花が小さいという不満の声も聞こえていたので、エーデルワイスと呼ぶのは、誤解を生む表現ですね。

朝食をとった後、出発しましたが、もう少し周辺を歩きまわりたかったですね。丘に上がったのも、他には女性一人だけでした。丘からのソン・クル湖の眺めを楽しまなかったのは、ガタガタ道に揺られてはるばるやってきたのに、もったいないとしか言えません。