さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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白笹山、南月山、茶臼岳 (2009.6.7.)

2009年06月18日 | 登山
尾瀬の花を楽しんだ後は、ツツジの花を楽しもうと那須の山を歩くことにしました。野宿場所と翌日のコースを考えて、沼原から白笹山、南月山、茶臼岳、姥ヶ平という周回コースにしました。以前にもこのコースは歩いているので、気楽に歩くことができます。

夜中の雨も朝にはあがっていました。駐車場からは白笹山が見えていました。



白笹山への登りの傾斜が増すようになると、登山道の脇にシロヤシオが目立つようになりました。昨晩の雨のせいか、落ちている花が多く、散り残りの花を眺めながらの登りになりました。



半ば諦めムードでしたが、標高を上げると、満開のシロヤシオの花が広がるようになりました。

シロヤシオの写真を撮りながらの登りになりました。



沼原の駐車場を見下ろすことができました。



つづら折りの登りが続きますが、シロヤシオの花は途切れることがありません。













結局、シロヤシオの花を撮影しているうちに白笹山の山頂に到着しました。



白笹山からの下りにかかるところでは、ミツバツツジも咲いていました。



鞍部にかけて一旦は針葉樹が広がるようになりますが、その後でシロヤシオが現れてきました。



ガスの切れ間から那須の町を見下ろすことができました。





南月山近くのシロヤシオは咲き始めたばかりのようです。

白笹山から南月山にかけてのシロヤシオは、大きな標高差で分布しているので、盛りの花に出会える確率は高いようです。



アズマシャクナゲの花も現れました。



南月山の山頂に到着。



山頂を過ぎると、ザレ場が広がるようになって、火山性の風景に変わります。

風が強くなり、雨具の上着を着ることになりました。



日の出平のミネザクラは有名なようですが、すでに終わっていました。代わりにシロヤシオを十分楽しんだので、満足です。

牛ヶ首と茶臼岳の眺めが広がりました。



牛ヶ首手前の草地ではシロバナエンレイソウを発見。



牛ヶ首からは、右周りに周回道に進みました。振り返ると、南月山がなだらかな山頂を見せていました。



ロープウェイ駅からの道に合流して茶臼岳の山頂に向かうと、強風に足がよろめくようになりました。



振り返ると、ロープウェイ駅が見えていましたが、強風のために運休になっているようです。



茶臼岳の山頂に到着。強風のため長居はできず、すぐに下りました。



峰の茶屋手前から、牛ヶ首へ引き返します。



周回道の途中では、勢いよく噴気を上げているすぐ下を通過します。



牛ヶ首からガレ場を下り、姥ヶ平で昼食にしました。茶臼岳の眺めが広がっています。



広場の周りには、ミツバツツジが咲いていました。



姥ヶ平から少し下ったところから道が分かれ、木道を歩いていくとひょうたん池に出ました。



下っていくと三斗小屋との分岐に出て、その後は長く感じられるトラバース道が続きます。

薄暗い林床には、初夏の花も見られました。

ツマトリソウ。



マイヅルソウ



ユキザサ



沼原湿原に出て、最後の眺めを楽しみました。



白笹山から南月山にかけての稜線の眺めが広がっていました。



湿原では、タテヤマリンドウが満開でした。



湿原のレンゲツツジは蕾でしたが、駐車場脇の園地のツツジは、満開になっていました。

南那須でも、シロヤシオをはじめ沢山の花を楽しむことができました。
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