さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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三八豪雪

2006年01月06日 | 雑感
日本海側は、記録的な大雪にみまわれている。そろそろ、新聞などのメディアにおいても、三八豪雪との比較が出てくることであろう。
 「12月末から2月初めまでの約1か月にわたり北陸地方を中心に東北地方から九州にかけての広い範囲で降雪が持続した。
 冬型の気圧配置が続く中、前線や小低気圧が日本海で発生して通過したため、平野部での降雪が多くなった。最深積雪は福井で213cm、富山186cm、金沢181cm、伏木(富山県高岡市)225cm、長岡(新潟県長岡市)318cmを観測した。 鉄道はストップ、道路も除雪が追いつかず、孤立する集落が多数でた。雪の重みによる住家や施設の倒壊も相次いだ。」
インターネットより拾った、三八豪雪の説明である。積雪量を除けば、現在の状況がそのまま当てはまる。
当時、東京に住んでいたわけで、直接の体験はないが、湯沢方面には、スキーに出かけており、身近な事件として、ニュースを見た。
この三八豪雪で、伝説ともなっているのが、自衛隊による火炎放射器作戦である。雪を溶かそうと、火炎放射器を向けたが、全く効果は無かったという。ゴジラに対して自衛隊の戦車やメッサー砲が出動するが、全く歯が立たないという映画に重なって、惨事の中ではあるが笑いをかった。
列車も止まり、上越線の上り線の急行「越路」が、106時間31分もの遅延で上野に到着したという。途中で、おにぎりの差し入れを受けている姿をニュースで見たような。昔の急行なら、新潟上野間は、8時間程だったかな。5日目に到着したわけで、昔の人は忍耐強いというべきである。
新潟県は、大雪に見舞われているという報道がされているが、ここ新潟市では、道路が凍って危ないが、積雪量は、ほとんどない。
生活にも支障は出ていないが、これは豪雪対策を施した上越新幹線やトンネルで谷川連峰を貫いている関越道のおかげであると思う。在来線の上越線は雪のために止まったままで復旧のめどがたっていない。三国峠越えの国道も雪崩のために不通になり、湯沢・水上間の高速が無料になって、一般道の代替えになっている。孤立状態になっている秋田市と、大きく違っているところである。
ただ、この寒さが三八豪雪並に2月初めまで続くようだと、新潟市でも影響は大きくなっていくのではないだろうか。寒気が弱まることを願っている。



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