さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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フェルメール展

2008年11月23日 | 雑感
この週末は、東京で用事があったため、その機会にということで、上野の都美術館で開催されているフェルメール展に行ってきました。

フェルメールは、レンブラントと並んで17世紀のオランダ美術を代表する画家ですが、残されている作品は30数点しかありません。

今回は、7点が公開されるとのことで話題になっています。



新潟を始発の新幹線で出発し、到着したのは開場30分前の8時半に到着しました。列もそれほどではなく、切符もすぐに買うことができました。

入口付近には、デルフトの画家の絵が展示されていましたが、まずは奥にあるフェルメールの絵を目指して進みました。そのおかげで、どの絵も向き合ってゆっくりと眺めることができました。



「小路」

フェルメールの残した風景画は二点しかなく、そのうちの一点です。



「マリアとマルタの家のキリスト」

フェルメール唯一の宗教画。

フェルメールの雰囲気からは離れていますね。



「ディアナとニンフたち」

これもフェルメール唯一の神話を題材にした絵。



「手紙を書く婦人と召使」

やはりフェルメールは、このような風俗画が魅力的ですね。

興味深いのは、同様に展示されていたデルフトの画家のピーテル・デ・ホーホも同じような風俗画を描いていたことです。フェルメールの絵が、他の画家の絵とどこが違うのか、説明することは難しいのですが、輝きが違うといったら良いのかな。



「リュートを調弦する女」



「ヴァージナルの前に座る若い女」



「ワイングラスを持つ娘」

一通り見て会場を去る時には、落ち着いて絵をみるのは難しい混雑状態になっていました。

(絵の写真は、ミュージアムショップで買った展示7作品セットの絵葉書を撮影したものです。)
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