クレムリン内部の見学を終えて、赤の広場に向かいました。
まずは、ヴァスクレンスキー門をくぐりました。
ヴァスクレンスキー門は、もともとは17世紀に造られたものですが軍事パレードの邪魔になるということで、1931年にスターリンの命令によって破壊されました。ソ連崩壊後の1995年に再建されました。
門をくぐると、赤の広場の眺めが広がりました。
赤の広場というと、ソ連時代の共産党のシンボルカラーを連想しますが、古代スラブ語の「美しい広場」に由来します。
赤の広場の広さは、約700m×130mあります。ニュースで見たソ連時代の軍事パレードでおなじみの広場ですが、中に式典のステージが設けられているせいもあり、意外に狭く感じました。ちなみに、中国の天安門広場は、880m×500mの広さがあります。
広場に面して、クレムリンの城壁が広がっています。クレムリンも、もともとは「城塞」という意味です。
赤の広場の中央の城壁の下には、レーニン廟が置かれています。1924年に亡くなったレーニンの遺体が死体防腐処理されて安置されています。
ソ連時代が終わった現在では、このレーニン廟を赤の広場から撤去すべきか議論のまとになっているようで、この日も記念式典の音響・照明施設の後ろになってしまっており、存在感が薄れている様子がうかがわれました。
天安門広場には毛主席紀念堂内があって、同様に死体防腐処理されて安置されているのも似ていますね。おそらく北朝鮮の広場にも同じような廟が造られるのでしょう。
広場の南の端に聳えるのは、朝方には内部に入れなかったボクロフスキー聖堂です。この後に入場見学しました。
赤の広場の北端には、国立歴史博物館が広がっています。
赤の広場で、クレムリンの城壁と向かい合うように広がるのは、グム百貨店です。
グムとは、国立百貨店の頭文字をつなげたもので、レーニンの命によって1921年に開店しました。現在の建物は、1893年に建てられたものを、1953年に大改造したものです。
ボクロフスキー聖堂の内部見学の後に、グム百貨店の中に入りました。
中央通路には噴水も設けられ、気球も飾られて華やいだ雰囲気になっていました。
二階のテラスから見下ろしたところです。
グム百貨店に並んでいる店は、写真にうつっているようなカルチェなど、有名ブランドで、ロシア的な雰囲気は見られませんでした。
この日の最後は、サーカス見学になりました。
訪れたのは、ニクーリン・サーカスで、「古いサーカス」という愛称を持っています。
創設者のニクーリンは、20世紀に人気をはくしたピエロでした。
劇場の前には、車に乗ったニクーリンの像が置かれて、記念写真のまとになっています。
サーカスの入場者は子供が多いので、館内には子供向けの店が並んでいます。
記念写真用の豹です。正面から撮影すると、お金を請求されるので、脇から。
虎もいました。少し怖いですね。
内部は円形劇場になっていました。上演中の撮影は禁止でした。客席は満杯状態で、子供連れが目立っていました。
サーカスの内容は、クマやライオン、犬といった動物を使ったものがメインで、その間にピエロの演技が挟まるというものでした。子供の頃に見たボリショイサーカスの公演と変わらず、まさに「古いサーカス」という内容でした。最近主流になってきたシルク・ドゥ・ソレイユ的な公演の方が見ていて美しいので好みです。また、アクロバット系では、上海雑技の超人的な技には及ばない感じでした。
この公演の後に夕食をとり、長い一日が終わりました。
まずは、ヴァスクレンスキー門をくぐりました。
ヴァスクレンスキー門は、もともとは17世紀に造られたものですが軍事パレードの邪魔になるということで、1931年にスターリンの命令によって破壊されました。ソ連崩壊後の1995年に再建されました。
門をくぐると、赤の広場の眺めが広がりました。
赤の広場というと、ソ連時代の共産党のシンボルカラーを連想しますが、古代スラブ語の「美しい広場」に由来します。
赤の広場の広さは、約700m×130mあります。ニュースで見たソ連時代の軍事パレードでおなじみの広場ですが、中に式典のステージが設けられているせいもあり、意外に狭く感じました。ちなみに、中国の天安門広場は、880m×500mの広さがあります。
広場に面して、クレムリンの城壁が広がっています。クレムリンも、もともとは「城塞」という意味です。
赤の広場の中央の城壁の下には、レーニン廟が置かれています。1924年に亡くなったレーニンの遺体が死体防腐処理されて安置されています。
ソ連時代が終わった現在では、このレーニン廟を赤の広場から撤去すべきか議論のまとになっているようで、この日も記念式典の音響・照明施設の後ろになってしまっており、存在感が薄れている様子がうかがわれました。
天安門広場には毛主席紀念堂内があって、同様に死体防腐処理されて安置されているのも似ていますね。おそらく北朝鮮の広場にも同じような廟が造られるのでしょう。
広場の南の端に聳えるのは、朝方には内部に入れなかったボクロフスキー聖堂です。この後に入場見学しました。
赤の広場の北端には、国立歴史博物館が広がっています。
赤の広場で、クレムリンの城壁と向かい合うように広がるのは、グム百貨店です。
グムとは、国立百貨店の頭文字をつなげたもので、レーニンの命によって1921年に開店しました。現在の建物は、1893年に建てられたものを、1953年に大改造したものです。
ボクロフスキー聖堂の内部見学の後に、グム百貨店の中に入りました。
中央通路には噴水も設けられ、気球も飾られて華やいだ雰囲気になっていました。
二階のテラスから見下ろしたところです。
グム百貨店に並んでいる店は、写真にうつっているようなカルチェなど、有名ブランドで、ロシア的な雰囲気は見られませんでした。
この日の最後は、サーカス見学になりました。
訪れたのは、ニクーリン・サーカスで、「古いサーカス」という愛称を持っています。
創設者のニクーリンは、20世紀に人気をはくしたピエロでした。
劇場の前には、車に乗ったニクーリンの像が置かれて、記念写真のまとになっています。
サーカスの入場者は子供が多いので、館内には子供向けの店が並んでいます。
記念写真用の豹です。正面から撮影すると、お金を請求されるので、脇から。
虎もいました。少し怖いですね。
内部は円形劇場になっていました。上演中の撮影は禁止でした。客席は満杯状態で、子供連れが目立っていました。
サーカスの内容は、クマやライオン、犬といった動物を使ったものがメインで、その間にピエロの演技が挟まるというものでした。子供の頃に見たボリショイサーカスの公演と変わらず、まさに「古いサーカス」という内容でした。最近主流になってきたシルク・ドゥ・ソレイユ的な公演の方が見ていて美しいので好みです。また、アクロバット系では、上海雑技の超人的な技には及ばない感じでした。
この公演の後に夕食をとり、長い一日が終わりました。