さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 バナーラス その1

2011年12月21日 | 海外旅行
1日目にデリーに到着しましたが、二日目は、まずバナーラスに移動です。

バナーラスの街は、英語風にベナレス、あるいはヴァーラーナスィーなどと表記されて、いささか混乱しますが、ガンジス河沐浴の聖地として知られています。

空港に到着しましたが、霧のために飛行機の出発は2時間近く遅れました。ヴァナーラシには二連泊するため、日程に余裕があるので、のんびり待つことになりました。



機内では、昼食としてカレーが出てきました。このエアー・インディアのカレーは、美味しかったです。



バナーラスの空港は、ガンジス河の沐浴見物の観光客が利用するため、きれいな建物でした。当の巡礼者が利用するのは、鉄道やバスでしょうけど。



バナーラスの街中は、リクシャやオートリクシャ、自動車で大混雑でした。



デリーよりもカオス度が増して、車窓からの眺めに目が離せません。お供えの花でしょうか。



果物ジュースの売り手



のら牛

話には聞いていましたが、街中をマイペースで歩くのら牛には驚かされます。



ヒンドゥー教を信仰するインドでは、シヴァ神の乗り物が白い牛(ナンディー)であることから、牛は神聖な動物とされて、食用にはされていません。牛乳は、貴重な蛋白源として利用されていますが、乳出さない老牛や雄牛は、放置されてのら牛になります。食堂などで出される野菜くずをもらったり、露店に並んだ野菜を泥棒して、頑張って生きていくことになります。実際に、野菜を盗んだのが見つかり、どなり声をあげて棒で殴られて追い払われている牛も見かけました。




交差点では、事故が起きないのが不思議なほどの混雑です。日本人には、プロドライバーであっても、車の運転はできないでしょうね。



バナーラスでのホテルクラークスのドアマン。

5つ星ホテルで、快適に過ごすことができました。



機内食を食べましたが、ホテルでビュッフェ形式の昼食。



飛行機が遅れた関係で、午後の観光は、バーラト・マーター寺院だけになり、バスで向かいました。

お供え物の花屋



バーラト・マーター寺院に到着。



「Bharat」は「インド」、「Mata」は「母」を意味し、母なるインドの大地に捧げられた寺院です。



本尊は、大理石に彫られた大きなインドの立体地図です。この寺院は、インドの独立運動の高揚を目的に1936年に建立されたました。



ヒマラヤの峰々も掘りこまれています。これが一番高いので、エベレストでしょうか。

夜のガンガー訪問のため、一旦ホテルに戻りました。
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