さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 プノン・バケン

2010年04月21日 | 海外旅行
ブノン・バケンは、アンコール・トムの南門近くにある標高60mの丘で、その上には、国家鎮護寺院として、クメール建築で最初の総砂岩造りのピラミッド型のブノンバケン寺院が建てられました。時代的には、アンコール・ワットよりも前の9世紀末に造られ、遺跡群の中でも最初期のものです。

現在では、この丘は、ツーリストにとっては、夕陽をみる観光スポットとして、人気の高い場所になっています。

夕方、丘の登り口は、多くの観光客が集まっていました。



良く整備された山道を20分ほどかけて登ることになります。

朝から、アンk-ルトムとアンコール・ワット観光で歩きつめのため、足にも疲労が出ていました。登山愛好家としては、弱音をはくほどではありませんが、一般観光客にとっては、きついスケジュールです。



丘のうえに建つ寺院の遺跡。大勢の観光客が、上に登って、夕陽が落ちるのを待っていました。

集合時間が決められて、自由行動になりました。



寺院の上への階段は、見た目よりも急で、傾いているところもあり、要注意でした。



寺院上部のテラスは、大混雑になっていました。



若い僧侶も、夕陽が落ちるのを待っていました。



砂埃か、もやっており、夕陽もぼやけた状態でした。真っ赤な夕日は見られないようです。

かりに日没を眺めることができても、これだけの大勢の人間が階段を下ろうとすると、大混雑は必至です。

少し早めに別の階段から下ることにしました。それでも、石段に足を下ろそうとすると、登る人の手が出てくるさわぎで、下るのにも苦労しました。



下ったところには、牛の像が置かれて、お線香が置かれていました。ヒンドゥー経関係の聖牛なのでしょうか。



寺院の上は、さらに大混雑になっていました。



結局、早めに丘を下ることになりました。



バスに戻ると、道路脇には、このような道路標識がありました。象に注意という標識でしょうかね。

これで、ようやく第一日目の観光が終わりました。
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