![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c0/726bbcfc56ee7ec9bda69e4f514eac39.jpg)
ハセガワ・メモリアル・パブリック・スクールの見学を終えてからは、カリマバードの上に聳えるバルティック・フォートの見学を行いました。
バザールに戻り、坂道を登っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/93/9df9c256e316beff88fa5f7b747f5f34.jpg)
息を切らして急坂を登っていくと、バルティック・フォートが見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/72/a22e4af4b7bbf4f65e35e54c2d79dc7b.jpg)
バルティック・フォートは、フンザのミール(藩主)の居城として長年にわたって用いられてきたものです。近年は荒廃していましたが、イスマイール派の最高指導者のアーガー・ハーンの援助によって1990年から6年の歳月を経て修復されました。
チベット王国の一部であったバルティスタンから嫁いだ王女が、大工や石職人を従えてきて改築・装飾を行ったので、チベット建築の影響が見られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/cd/9c21d711646a0e223513ae1f1b33311e.jpg)
バルティック・フォートの基部には石垣がめぐらされて要塞化されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/a5/0294676aa817d9507b797317828bed3b.jpg)
背後にはウルタルの山が聳えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/33/da939d6009c0836076a8e9d8fd8a6fec.jpg)
髭が特徴的な警備員。この人は、ガイドブックにも写真が載っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/53/f211f62b1cbe3ca226a9813aead24a9e.jpg)
狭い階段を上がって内部に入りました。なお、バルティック・フォートは入場料が必要ですが、その他に内部の写真撮影には別料金を支払う必要があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/fe/bdf895c9c67957b6b92d2e713f08f4fd.jpg)
薄暗い牢獄を見下ろすことができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/db/54768d3ab95fd49e693421e762c92728.jpg)
薄暗い廊下が階段上のホールの周りに続いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/c1/9e49a4cdc08afdebf4575e09c363e2d3.jpg)
ミール(藩主)の衣装が展示されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/41/09b0f4ea5a2a95b585c780b53845d4c8.jpg)
絨緞が敷き詰められており、寝室のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/7b/820c8131bd076bf8c133fd1738038d28.jpg)
食堂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/dc/a6972192423d1da6435befa321789e4b.jpg)
明かり取りと排煙のための天窓。板をずらして何枚も重ねて造った天窓は、中央アジア西部が発祥といわれており、フンザの建築の特徴になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/ee/154b774a5c62b9b01cc1eada7ac33ccf.jpg)
階上のテラスに出ました。ベンチの置かれた東屋が設けられていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/75/56f47d901ca3edd693506126de869566.jpg)
壁には、アイベックスの頭蓋骨が飾られていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/7b/27c0262d32f7c30cb3c86b34a03760df.jpg)
テラスからは、フンザの谷を見渡すことができました。フンザは、宮崎駿の「風の谷のナウシカ」のモデルになったといいます。この眺めを見ると、風と共に飛びたくなりますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7f/b5829fbe9198ee6920fce43a69dbc27e.jpg)
テラスの背後には、ウルタルを見上げることができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ce/3e03c6061a458d415fd886b9fe32fef8.jpg)
ウルタルの谷を見下ろすことができます。この谷は、カラコルム山系の20万分の1地図には、Death Valleyと併記されます。これは、長年にわたる水道工事中に、落石や雪崩によって何十人もの死者が出たため、そのような名前が付けられたようです。現在は、カリマバードの水源として、生命の谷になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/01/42d82414ce56084a74e1dfa56b198dd1.jpg)
長谷川恒夫が亡くなったウルタルⅡ峰を見上げることができました。7000m峰をあまりに近くから見上げているため、スケール感が失われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/62/a69775bb7c2552372b5e29cca90bd282.jpg)
屋上にも部屋が設けられていました。ミール(藩主)の写真が飾られていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/2d/79f92f6aadde3bb3d0ad5283944ab60e.jpg)
居間。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/8a/dcfbb37f7abbe61a48facdc4c293e658.jpg)
階下の部屋とは違い、ガラス窓が設けられて開放的な造りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/43/3671e8e5de0f3a2ffcb3ffe3351847e0.jpg)
飾りが設けられた柱が、風景にアクセントを付けています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/36/e2f2680fbb4bf7973bfb329899384cb8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/f8/d1121c7e658ab03fb8a2f3633f6ac646.jpg)
窓に色ガラスがはめられた小部屋が設けられていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/26/4ab05c7d79013fc4bb9743c8c8bca8bf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/b4/82828fe384ef3827ce966a90907715d2.jpg)
調理器具の他に、赤ん坊の揺り籠が置かれていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/0f/7ce80a1008275a5f5db0ef77f4d6f194.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/a1/017c333a5c7f5ef967c25643ecb16646.jpg)
客間として用いられていたらしい大広間。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/5a/e27fcd09bf4fb93f0dd9d7d29f1c58d1.jpg)
楽器が飾られていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/98/429fea39c510cb855176c31f75cae66f.jpg)
内部の見学を終えて外に出て、フンザの谷の眺めを楽しみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/89/5d2fa1c172e2fe161b6523efc39b9294.jpg)
最後にバルティック・フォートを見上げて別れを告げ、坂を下りました。
バザールに戻り、坂道を登っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/93/9df9c256e316beff88fa5f7b747f5f34.jpg)
息を切らして急坂を登っていくと、バルティック・フォートが見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/72/a22e4af4b7bbf4f65e35e54c2d79dc7b.jpg)
バルティック・フォートは、フンザのミール(藩主)の居城として長年にわたって用いられてきたものです。近年は荒廃していましたが、イスマイール派の最高指導者のアーガー・ハーンの援助によって1990年から6年の歳月を経て修復されました。
チベット王国の一部であったバルティスタンから嫁いだ王女が、大工や石職人を従えてきて改築・装飾を行ったので、チベット建築の影響が見られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/cd/9c21d711646a0e223513ae1f1b33311e.jpg)
バルティック・フォートの基部には石垣がめぐらされて要塞化されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/a5/0294676aa817d9507b797317828bed3b.jpg)
背後にはウルタルの山が聳えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/33/da939d6009c0836076a8e9d8fd8a6fec.jpg)
髭が特徴的な警備員。この人は、ガイドブックにも写真が載っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/53/f211f62b1cbe3ca226a9813aead24a9e.jpg)
狭い階段を上がって内部に入りました。なお、バルティック・フォートは入場料が必要ですが、その他に内部の写真撮影には別料金を支払う必要があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/fe/bdf895c9c67957b6b92d2e713f08f4fd.jpg)
薄暗い牢獄を見下ろすことができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/db/54768d3ab95fd49e693421e762c92728.jpg)
薄暗い廊下が階段上のホールの周りに続いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/c1/9e49a4cdc08afdebf4575e09c363e2d3.jpg)
ミール(藩主)の衣装が展示されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/41/09b0f4ea5a2a95b585c780b53845d4c8.jpg)
絨緞が敷き詰められており、寝室のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/7b/820c8131bd076bf8c133fd1738038d28.jpg)
食堂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/dc/a6972192423d1da6435befa321789e4b.jpg)
明かり取りと排煙のための天窓。板をずらして何枚も重ねて造った天窓は、中央アジア西部が発祥といわれており、フンザの建築の特徴になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/ee/154b774a5c62b9b01cc1eada7ac33ccf.jpg)
階上のテラスに出ました。ベンチの置かれた東屋が設けられていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/75/56f47d901ca3edd693506126de869566.jpg)
壁には、アイベックスの頭蓋骨が飾られていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/7b/27c0262d32f7c30cb3c86b34a03760df.jpg)
テラスからは、フンザの谷を見渡すことができました。フンザは、宮崎駿の「風の谷のナウシカ」のモデルになったといいます。この眺めを見ると、風と共に飛びたくなりますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7f/b5829fbe9198ee6920fce43a69dbc27e.jpg)
テラスの背後には、ウルタルを見上げることができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ce/3e03c6061a458d415fd886b9fe32fef8.jpg)
ウルタルの谷を見下ろすことができます。この谷は、カラコルム山系の20万分の1地図には、Death Valleyと併記されます。これは、長年にわたる水道工事中に、落石や雪崩によって何十人もの死者が出たため、そのような名前が付けられたようです。現在は、カリマバードの水源として、生命の谷になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/01/42d82414ce56084a74e1dfa56b198dd1.jpg)
長谷川恒夫が亡くなったウルタルⅡ峰を見上げることができました。7000m峰をあまりに近くから見上げているため、スケール感が失われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/62/a69775bb7c2552372b5e29cca90bd282.jpg)
屋上にも部屋が設けられていました。ミール(藩主)の写真が飾られていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/2d/79f92f6aadde3bb3d0ad5283944ab60e.jpg)
居間。
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階下の部屋とは違い、ガラス窓が設けられて開放的な造りです。
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飾りが設けられた柱が、風景にアクセントを付けています。
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窓に色ガラスがはめられた小部屋が設けられていました。
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調理器具の他に、赤ん坊の揺り籠が置かれていました。
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客間として用いられていたらしい大広間。
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楽器が飾られていました。
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内部の見学を終えて外に出て、フンザの谷の眺めを楽しみました。
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最後にバルティック・フォートを見上げて別れを告げ、坂を下りました。