さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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この週末の山 六十里越街道

2007年09月10日 | 登山
六十里越街道は、庄内と内陸部を結ぶ旧街道で、交易路として、あるいは湯殿山の参拝路として使われていました。現在の、山形自動車道の月山ICと湯殿山ICの間の高速道未開通通区間が、旧街道の区間に重なります。最近では、湯殿山ホテルなどが主催になって、ツアーを開催しています。

写真は、志津の道路わきにある六十里越の碑と石畳。

車の回収の問題があって一人では歩けず、ebiyanさんと歩くことになりました。

田麦俣の集落は、多層民家と呼ばれる茅葺屋根の民家が二軒並んでいます。



旧街道入口から、いざ出発



ひと登りすると、弘法茶屋跡にでました。道の途中には、史跡や斉藤茂吉の歌碑が現れて、いちいち目を通すのも大変なくらいです。



国道を横断すると、美しいブナ林が広がるようになります。



大堀抜(おほのぎ)と呼ばれる切と通しも現れます。



細越峠を越して笹小屋跡から街道を離れて、湯殿山本宮を目指しました。最後に仙人沢の徒渉がありますが、うまくやれば、靴のままでも渡れますし、裸足になれば、問題はありません。

先日、月山を登るために訪れたばかりですが、再び湯殿山の大鳥居に再会です。



ここまでが、3時間20分の歩きで、場合によっては、ここで歩きを打ち切って、湯殿山御神体の参拝にしても、充分のような気もします。

ここまでは、良く整備された道でしたが、湯殿山から志津の間は、人のあまり歩かない登山道といった感じの道になりました。湯殿山の山裾をまいていき、地形の特徴がないので、GPSを参照でもしないと、地図を見ていてもどこにいるか判らないようになると思います。

この区間は、ブナ林はあまり発達していませんが、池や湿地が現れました。これは雨池



オニシオガマの花



志津側の出口ですが、こちらには標識もないし、入口も草に隠されています。



湯殿山から志津へは3時間30分。入口の標識の問題で、田麦俣から志津へと歩くのが判りやすいと思います。

詳しくは、ebiyanさんのブログをどうぞ。
http://miyagi1305.exblog.jp/
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