六十里越の翌日は、肘折温泉近くの高倉山を登りました。といっても、これだけで判る人は、まずいないでしょう。分県登山ガイドにも載っている今熊山と同じ登山口から登る山です。ガイドブックには、「御池から2時間ほどで山頂にたてるが、展望はあまり良くない」とだけ書かれています。写真は、山頂のものですが、これでは、どんな山かはわかりませんね。
今熊山が573mの標高なのに対し、この高倉山は1054mの標高で、主峰と考えられます。登山道があるなら、登ってみなければなりません。ただし、Web上でも、この高倉山の記録は見つからないようです。
まずは、今神温泉をめざします。念仏温泉とも呼ばれ、日帰りはおろか、2、3日もおことわりの、湯治・病気療養の温泉ということですが、現在は閉鎖になっているようです。
4kmの未舗装の林道の走行が第一関門です。路面状態は悪くはないものの、車のすれ違い困難なところが続きます。
登山口から一歩入ると、美しいブナ林が広がっています。
ブナ林に囲まれた静かな御池の畔に出ます。驚いたことに、周辺の山は、スラブをまとっていました。
池の畔を少し回り込むと、高倉山の分岐になります。ここには、高倉山の登山標識がたっています。
この先で沢を渡ると、急登の連続になりました。足場を探しながら登る必要もあり、体力をよけいに使いました。
下がえぐれている痩せ尾根や足場の悪いトラバースなど、滑ったら致命的な事故につながる所もあります。
台風後のフェーン現象なのか、気温も上がって、全身がずぶぬれになるほどの大汗をかくようになりました。途中の岩峰の下で水を得ることができたのが、救いになりました。
そこの水場の脇にはチョウジギクが群落状に咲いていました。
御池からは、2時間ほどで山頂に到着しましたが、最後は、休み休みで、息も絶え絶えに追い込まれました。このような2時間程の登りの低山で、登頂断念かと追い込まれたのもひさしぶりです。
下山は、足元に注意しながらの歩きが続きました。途中、御池と今熊山の眺めが広がりました。
下りは、御池まで1時間半。結局、今熊山は登らないで下山しました。ついでに両山は、難しいようです。今熊山の再訪は、紅陽の季節がよいでしょうね。
今熊山が573mの標高なのに対し、この高倉山は1054mの標高で、主峰と考えられます。登山道があるなら、登ってみなければなりません。ただし、Web上でも、この高倉山の記録は見つからないようです。
まずは、今神温泉をめざします。念仏温泉とも呼ばれ、日帰りはおろか、2、3日もおことわりの、湯治・病気療養の温泉ということですが、現在は閉鎖になっているようです。
4kmの未舗装の林道の走行が第一関門です。路面状態は悪くはないものの、車のすれ違い困難なところが続きます。
登山口から一歩入ると、美しいブナ林が広がっています。
ブナ林に囲まれた静かな御池の畔に出ます。驚いたことに、周辺の山は、スラブをまとっていました。
池の畔を少し回り込むと、高倉山の分岐になります。ここには、高倉山の登山標識がたっています。
この先で沢を渡ると、急登の連続になりました。足場を探しながら登る必要もあり、体力をよけいに使いました。
下がえぐれている痩せ尾根や足場の悪いトラバースなど、滑ったら致命的な事故につながる所もあります。
台風後のフェーン現象なのか、気温も上がって、全身がずぶぬれになるほどの大汗をかくようになりました。途中の岩峰の下で水を得ることができたのが、救いになりました。
そこの水場の脇にはチョウジギクが群落状に咲いていました。
御池からは、2時間ほどで山頂に到着しましたが、最後は、休み休みで、息も絶え絶えに追い込まれました。このような2時間程の登りの低山で、登頂断念かと追い込まれたのもひさしぶりです。
下山は、足元に注意しながらの歩きが続きました。途中、御池と今熊山の眺めが広がりました。
下りは、御池まで1時間半。結局、今熊山は登らないで下山しました。ついでに両山は、難しいようです。今熊山の再訪は、紅陽の季節がよいでしょうね。