早ちゃんの近況

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鳥居龍蔵博士の足跡を訪ねて:4日目

2008年09月22日 | 徒然なるままに
【鳥居龍蔵博士の足跡を訪ねて】
林東~朝陽

今日も良い天気です、青空(モンゴリアンブルー)が眩しい、先ず市街地に近い「北塔」を見学しました。



「市街地を見守る様に立つ北塔です」

その後、遼上京博物館を見学しました、朝早いにも係わらず入館させて戴きました、館長さんのご好意に感謝致しました、館長さんは鳥居龍蔵博士の事は良くご存知でした、館内に鳥居龍蔵博士を紹介するパネルが掲示されていました。



「遼上京博物館です」



「鳥居龍蔵博士の紹介パネルです」

バスで山の中腹にそびえ立つ「南塔」へ向かいました、青空をバックにそびえ立つ仏塔は威厳が有りました、風に吹かれ風鐸のカラン・カランと響く音に心癒されます。



「青空をバックにそびえる南塔です」

続いて「祖陵」を見学しました、小高い山の中腹に向かって階段の参道が整備されていましたが、だらだらと続く登りは厳しいですね。



「巨大な御影石で作られた石棺?」



「この坂道(階段)を登って来ました」

その後、中国・内モンゴルの草原をバスに揺られて大移動、放牧の羊や駱駝を眺めながら本日のいえ今回のツアーのメインイベントの白塔へ向かいました。
しばらくバスに揺られうつらうつらしていましたが、昨年4月に見た景色の様な気がしていたら、はるか彼方に白塔(仏塔)が見えてきました。



「モンゴルの大草原にそびえ立つ白塔です」



「白塔をバックに一寸すまして見ました」

展示室も見学しました、収蔵品や改修時のパネルも展時されていました。



「白塔改修時の様子を説明しているパネルです」



「真下から見上げた白塔です」

今から100年前に交通インフラも整備されていない時代に、ご夫婦で乳飲み子を抱え馬車で現場を調査された鳥居龍蔵博士ご夫妻の熱意に頭が下がります。

白塔見学後朝暘に向かいました、シラムレン河をバスで渡りましたが、今は高速道路が造られ当然立派な橋が造られていますが、鳥居龍蔵博士夫妻が訪問時は当然橋など無く、馬車で渡河するために何日も足止めされて苦労していたそうです。



「鳥居龍蔵博士夫妻が苦労して渡河した、シラムレン河です」

途中からとんでも無い悪路になりました、高速道路の建設現場を横目で眺めいると、突然の大渋滞に後から解った事ですが、対向の大型貨物車が荷崩れを起こし道路をふさぎ通行不能状態になって約1時間あまりのタイムロス、やっとの思いで朝暘のホテルについた頃は日付が変わっていました。



「朝暘のホテル・朝陽燕都国際酒店です」