刀剣ブーム

【今日の　趣味】

先日、電車の中で雑誌を見ている人がいた。

「なに見ているのかな」と隣から覗き込んだら

刀の写真が一杯載っているページを見ていた。

1ページに日本刀が何本も写っている。

刀など、どれもおんなじだろうが彼は一心不乱に眺めていた。

「分からない」趣味の世界は「分からん」

◆

今、川越し市博物館で「川越し市の刀鍛冶と天下三名槍（めいそう）」と言う企画展をしている。

新聞によるとこの企画展は大盛況で、博物館開館以来2番目の入場者数だという。

（ちなみに1番は開館したときであるという、この1番は当たり前かも。）

これを除いて近来まれにみる人出だそうだ。

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いま、「刀剣ブーム」だそうなのだ。刀剣女子も多いと聞く。

なんで？日本刀ブーム？

どうもこのブームの火付け役はオンラインゲームなようだ。

ワシはさっぱりだが、ネットが普通の生活に入り込んでからは

思いもかけないことがブームになる。

そういう時代なのだっちゃ。

◆

日本刀をじっくり見る若い人の気持ちは全然分からないが

そういえば、ワシの園芸の師匠は鳩レースを趣味にしている。

彼が毎月購入している鳩レースの雑誌を見せて頂いたことがある。

鳩の写真ばっかり、同じような鳩がこれでもかと写っている。

彼に言わせると「全然違う、体格とか羽の色・艶とか」

◆

趣味の世界は、その趣味を持たない外部の人間にはとても分からないもんだ。

今は買わないがワシも、自動車レースやラリーファンだった時分は

定期的に毎月何冊かその手の雑誌を買っていた。

今思えば、連れ合いなど「いつも同じレースカーの写真眺めてよく飽きないもんだ」と思っていたのであろう。

 

 

 

 

イノシシ肉の燻製

【今日の　いただきもの料理】

前回いただいたケンチクの山さんに、再びお声を掛けてもらったイノシシ肉

前回はしし鍋と、連れ合いが圧力なべで適当に料理した角煮

しし鍋の方は歯が丈夫になった。適当の方は上出来上出来であった。

 

今回は、前回果たそうと思ってできなかったワシの得意な燻製に挑戦する。

ベーコンづくりの要領で、きれいに洗った後は水気を拭き取り肉切りをして

用意してあった塩２３ｇ、黒コショウ７ｇ、砂糖７ｇ、そのほか各種の香辛料を肉に摺り込む。

　少しブレた。

二重にしたビニル袋に密封して冷蔵庫に入れる。

今度は1週間ほどほかっておくか。

 

野生の肉なのでおかしな病原菌や寄生虫などが心配である。

このため後片付けはこれでもかと言うほどきれいにして消毒もする。

原因不明な病気になるのは嫌だから。

 

イノシシ肉の燻製をイノシシのベーコンと言うのかどうか分からないが

たーのしみ、である。

 

 

 

 

気になった言葉

【今日の　言葉】

日曜夜の9時からTBS系列でドラマをやっている。

昔からTOSHIBAが1社単独スポンサーであったが

近頃は数社のスポンサーである。世の移ろいを感じる。

特にTOSHIBAだからその感が強い。

 

先日そのドラマ最終回を観た。

”A LIFE　愛しき人”　と言うドラマである。

この回の、この場面で気になる言葉が出てきた。

木村拓哉扮する外科医が「・・・・・違わないだろう」と言ったのに対して

相手役の副院長役の浅野忠信が「ちがくねえ・・・・」と返した。

なんだ、大病院の副院長ともあろう者が「ちがくねえ」

おいおい、脚本家はこれで良しなのかよ。監督もこれで良しか？

「ちがくねえ」ワシの聞き違いかと思い何度もリピートして聴いてみたが「ちがくねえ」と言っていた。

「違わない」または「違わねえ」が正しい日本語

 

この使いかたって「ちがくね」

 

日曜夜9時TBSドラマも地に落ちたもんだよ。

 

食中毒かも

【今日の　期限切れ】

土曜日の昼食にインスタントラーメンを食べた。

昨年の春に「これは安い」とばかりに一括購入を決めたものである。

安いはずだよ、期限が少ない。

2016年の6月7日であった。

こんなものは期限などあって無きがごとき、とばかりにもったいないのでたまに（連れ合いが不在の昼食に）食べていた。

何ともない。

今年に入ってからも1月に食べたがどうってことはなかった。

 

土曜日に食べたが別に何でもない。

連れ合いは「私なら絶対に食べないわ」

なーに、麺は乾燥しているから酸化はしちゃいない、スープもしっかりとアルミ蒸着袋に入っているから全然平気だ。

おいしくいただきました。

◆それから3時間過ぎて

どうも胃のあたりがおかしい。食べたものが胃と食道に詰まっている感じである。

普段ならとっくに胃を通過しているころだが、ゲップは出るし、のど元まで食べたものが逆流している感じである。

これはおかしいと、しばらくベッドに横になっていたがますます胃が調子が悪い。

夜7時ごろに意を決して（胃だけに）個室にこもって右手の人差し指でのどの奥を刺激してやった。

待ってましたとばかり逆流して噴出した。その勢いで後ろにひっくり返ったわけでは無いが

たくさんお出ましをした。都合3回ほどロケットスタートをさせて、再びベッドに横になって良い子にしていたが

どうもまだ胃の違和感（胃だけに）がある。8時頃に再び個室で同じ作業を今度も3回のサーブをした。

◆

つまり自殺をして、病院に担ぎ込まれて胃洗浄をされていることを自分でしているのだ、つまり、マイ洗浄ね。

◆

なかなか胃の調子が取り戻せない。11時ごろまで30分おきぐらいにそれぞれ3回サーブ、

合計すると30回ほど胃洗浄をした計算になる。

体力は無くなるし、胃の内容物ってことは強酸性物質が食道を逆流させたわけだから

食道も参っている。

その内眠ってしまったので後のことは知らぬ。

◆

日曜日の朝は、すっかりと良くはなかったが、無事娑婆に帰ってきた感がある。

大事を取って朝食はおかゆとオカカでかるーく身体を慣らす。

一日中ベッドに横になって読書をしていた。

◆

今は、月曜日の夜である。回復率９８％と言ったところか。

◆

今回の反省点

少しばかりの期限超過は良いが、9か月もオーバーしたものは食べない方がよろしいようで。

６０歳を半分以上過ぎた老人のやることではないわいな。

 

 

4輪駆動車の本来の使い道

【今日の　三菱パジェロ】

先月からワシの家の前の２級河川で工事をしている。

溜まり過ぎた川の中の砂利の浚渫作業をしている。

この砂利はそのままほって置いたら、大雨で洪水が起こったときに海に流れて行って

海岸に漂着して砂浜になる。これが自然の摂理（せつり）だ。

 

ところが、人間とは勝手なもので、少しでも河川に砂利が堆積すると

「大水が出ると堤防を乗り越えて洪水になる危険性がある、管理者は何をしているのか

住民の生活の安寧（あんねい）を護るために、溜まった土砂を取り除いてほしい」と要望する。

そのくせ、「海岸線が後退して自然を破壊しているから何とかせよ」と要望する。勝手なものだ。

 

久しぶりに川の様子を見たらその浚渫工事をしている。ええけれどもさ。

この砂利は吉田町まで運ぶのだそうだ。ガソリン使ってわざわざ遠くへ運ばないでもいいと思うが

 

と、以上はワシの個人的な意見である。

◆

現場の重機のオペレータが乗ってきた車にワシは思いを新たにした。

この車は「三菱パジェロ」と言う４輪駆動車だ。

ああ、そうだった、４輪駆動車は本来このような環境で使われるためにつくられた車であったのだ。

近頃はRV（リクリエーシナル　ビークル）と呼ばれて野外レジャー向けとなっている。車の雑誌などではそういった扱いだ。

しかし、それは少し違う、どんな路面の状況でも移動できるように４輪が駆動する「はたらく車」なのだ。

ワシ、そんな基本的なことをすっかり忘れていました。

 

あわてて家のカメラを持って撮影したのだ。

この車がいっちゃん似合う風景である。

◆

対岸に渡って撮影をする。

あれ？重機のオペレータが何かしているぞ。なにしているひと？

望遠で覗いてみると

ダンプが来るまでのあいだ時間があるので

カモメになにかエサを与えている。

やさしい人であったのだ。