【今日の コンビーフづくり】
先ずはコンビーフ
コンビーフとは、英語表記にすると「Corned Beef」コーンドビーフ。「Corn」は粒状の粗塩で「Corned」は、塩漬けという意味。「Beef」は牛肉。つまり「塩漬けの牛肉」と言う意味らしいぞ。
なんで缶の形状が台形かと言うと、詰めやすいから、空間が出来にくいからだそうな。台形の広くなっている方が上と言う考え方だ。でもね後に続くものが出なかった。なんでか。
ワシは缶詰は無理だが、ポリ袋に入れて冷凍保存する予定。
なんも缶詰でなくても良いのだ、柔軟な発想が大事だ。
◆
牛モモ肉を買ってきた。
このままでもおいしそう、何にも好き好んで加工しなくても。このまま食えば。
いやワシはコンビーフ作るのだ。 かたくな。
連れ合いが必要な分をあらかじめ取り、残り450グラム。これを使う。
鍋に、塩、砂糖、黒コショウ、コリアンダー、ロリエ、マスタードシード、クローブと水を入れて、ひと煮立ち
そして冷ます。
ビニル袋にこれらと、牛モモ肉と玉ねぎスライス、セロリ、ニンニク、ニンジンスライスを加えて
空気の入らないように密閉して冷蔵庫で1週間。
◆
冷蔵庫から出して、ビニル袋から出して
大鍋に入れて塩抜きをする。
その間こまめに味見をして「これで塩分の具合は良しっ」となったら鍋から引き上げる。
◆
鍋に水、長ネギの青い部分、スライスニンジン、セロリの葉、ニンニクの潰したもの、牛脂、それに塩出ししたばかりの牛肉を入れてコトコト3時間ほど煮る。(普通のねぎを間違って買ってきた)
ワシは圧力鍋を使用したので時短できたぞ。
◆ 火を止めて粗熱を取る
◆ ボウルに入れてほぐす
ブラタモリと言うNHK土曜夜の人気番組で、タモリが好きな地質の一つ「柱状節理」が現れる。
(ここで一言:タモリは地学について詳しいなあ。以前、静大の先生をはじめとした静岡地学会の人たちの会話を聞く機会があったが、あえて「会話を聞く機会」と書いたがその通りで「会話をする」などと不遜なことは出来なかったからだ。 その地学に一生を捧げているような先生方が、タモリのことをほめていた、そして「ブラタモリ」と言う番組で、普段、日が当たらない地味な学問である地質や地学のことがとり上げられるのでありがたいと会話していた。 のを黙って聞いていたことがある)
これはまさしく「コンビーフ」だ。 試食してみると おいしい。 上出来上出来。
◆
コトコトと牛肉を煮た残りの湯は、まさしく牛肉その他の野菜のスープである。
これを捨てちゃもったいない。SDGsの精神に反するぞ。
このおいしいスープでカレーを作る。
【今日の トマトカレー】
角切りにした牛肉を奮発。これを表面に焼け目が付くまで炒める。
カレーにする玉ねぎは、うんと細かく裁断してきつね色になるまで炒めるのだが。
今回はそれは省略。ザク切りの玉ねぎを簡単に炒める。
牛肉のスープにこれらを入れて
カレー粉を入れて
やっぱりジャガイモとニンジンは欠かせない。田舎カレーだからさ。
トマトホール缶イタリア製(安い)を開けて
火が通るまでコトコトして
出来上がり
いつものカレーと異なり、ちょっぴり酸っぱくて、結構辛いカレーが出来ました。
2人家族だから何度も食べられる。ウェルシュ菌が怖いので食べ終わるとそのたびに急冷し、冷蔵庫に鍋ごと入れる。
結構面倒だがマメにやっている(これは連れ合いの役目)
◆
すましてお洒落な具の無いカレーを知らんこたあ無いけど。
これぐらい具があった方がワシは好き。淋しいじゃん。
◆
コンビーフとカレーの素敵な関係でした。
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