鯖のへしこは小浜に限る？

【今日の　へしこ】

金沢研修旅行の帰りに北陸自動車道の南条ＳＡで買ってきた。
我が家は２人暮らしなので巨大なへしこはもてあます。一番小っちゃいのを買ってきた。￥６８０円



へしことは鯖の糠漬けであるぞ。
いっちゃん最初に食べたのは数年前、ワシが用事で行けなかった仲間の小浜旅行の土産。
魚の糠漬けなんかどんなんか、こんな臭っさいもの食えんぞ。しかも毒しょっぱいし、血圧上がりっぱなしだぞ。


２度目に北陸旅行に行ったとき、家の土産に買ってきて再挑戦した。うまい！
この臭さが癖になる。刺身でたべたがいける、いける。
もうすっかり「へしこ」のとりこになった。

と言う訳で、へしこは小浜に限定のものと思っていたが、若狭と丹後では普通の食文化と言うことだ。

でも人間擦り込みが大事、と言うか擦り込まれやすい性格のワシ
サンマは目黒に限るし、へしこは小浜に限る。

と言う訳で刺身にする。


柚子をかけると一段と美味だ。

◆今日は「ヘシコ・スパゲティー」に挑戦した。

フライパンにオリーブオイル（これはお決まり）細かく切ったトウガラシ、ニンニク（今日はフライドガーリックにする）を入れ、少しいためてから細かくした「へしこ」（ヘシコフレークと呼ぶ、以下同じ）をさっと炒めて、茹でといたパスタをからめて出来あがり。
なお、それぞれの量については勝手に好きにしてちょうだい。



出来あがりはこうなった。見た目は別に普通

あまりのうまさに連れ合い超絶賛！！



◆へしこにくっついていた糠は捨てずに炒って食べると美味しいという。
騙されたつもりで今度食べてみようと思っている。
これぞ「モッタイナイ」精神だ。

【今日の　蛇足】

福井県三方郡美浜町は「へしこのまち」で町おこしをしているそうである。
だから「へしこちゃん」と言う当節流行りのゆるきゃらとやら（韻踏み）も当然ある。



このゆるきゃらは週刊SPA!が主催する「ゆるキャラアワード2009」で、300以上のゆるキャラの中から、見事グランプリに輝いたそうだ。くだらん！実にくだらん！

美浜町と言ったら五木ひろしの産まれた町だ。
なぜ知ってるかと言うと、ワシの大学時代の下宿の同級生が美浜の出身でこれの兄貴が当時（本名）松山和夫と友達だった、から。
つまりワシも言うなれば五木ひろしの友人ってわけ。（これを都合のいい友達の輪！という）

「ひろしちゃん」というゆるきゃらもつくったらどう。ひろしの町で町おこし。
これこそ実にくだらん！