【今日の 低い】
近頃の人間は背が高い。
国立国会図書館が、全国の図書館と共同運用している『レファレンス協同データベース』によると
江戸時代の男性の身長は155~158cm,女性の身長は143~146cmと考えられるとのことだ。
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、平成24年(2012年)の日本人の平均身長は20歳男性170.9cm、女性157.8cm となっている。
(実はワシはもっと背が高いかなあと思っていたが、意外ですなあ)
静岡市の南部、海沿いを走る国道150号は清水方面から来て、東名高速道路静岡IC取り付け道路方面へ右に強くカーブする。
と同時に旧150号との交差は立体交差になる(予定)なので、右カーブの手前から勾配が付いて徐々に上に上がっていく。
写真の右側に見えるのが建設途中の150号、撮影は側道となっている部分から。
この交差点の右に小さな四角い穴が開いているのがわかるだろうか
左側の、直角に交わる道路から見ると
正面の通路の事である。
昔はこういった穴を『ガード』と言った。川越し市ではなぜか『マンボ』という。
英語で桁を『ガーダー』Girderと言う、だから『ガード』。
『マンボ』の方は、実はよく分らないのだが『マンホール』が訛ったものだろうと思っている。
(アメリカンをメリケン粉、ソーイングマシンをミシンと聞き間違えた有名な話の様に。ワシの推測だ)
話を元に戻すと、
この穴の高さはたった180Cmしかない。
危険なので『自転車からおりてください』と表示がある。
昔作った『ガード』ならこういったことはある。事実ワシの家から港に行く、JRをくぐるガードは170Cmしかない。
でも、いまどき造るものにこのような低い構造物は無いんじゃないの。どう考えてもこれは低くて危険だ。設計者はワシのところに来い!
ワシが思うに、これは住民の強い希望でやむなく作ったものではないか。
今まで何不自由なく利用していた市道をぶった切って国道が出来てしまう。この道が出来れば隣組も分解するし、通学する児童もどうするのか、通路が出来ないと町内としてバイパスには反対する。
なんて言われちまって、自転車と歩行者のみの横断となりますが良いですか。という事で出来たのだろう。
少し西側に行けば正規の大きさの横断ボックスカルバートがあるのにね。変な感じだよ。
◆『ボックスカルバート』とは断面が箱型の、コンクリートで出来たトンネル状の構造物である。
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