おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

また同じ事故が

2012-04-24 16:43:23 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 道路行政・交通行政】

23日午前8時30分ごろ、京都府亀岡市の府道で、集団登校中の列に、18歳の少年の運転する軽自動車が突っ込んだ。
このクソガキは無免許運転だという。

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この午後に、事故にあって意識不明だった小学校2年生の女の子と、引率していた26歳のママが死亡した。ママは妊娠中だったという。
他に意識が戻らない重体2人重軽傷者6名。

このクソガキは居眠り運転だというではないか。

何とも悲惨な事故であるが、こういった悲しい事故が無くならないのはなぜか?

一義的には運転者の責任であるが、このクソガキを処罰して、これで済ませてしまっているところにこそ重大な欠陥が隠されているのである。

この府道は、これに並行して走っている幹線が常に渋滞するので、バイパス的に使う車が多い道だという。幅員6.5mほどの道路で歩車道分離ではない。危険なのであえて一方通行にしたのだそうだ。それで制限速度40kmの規制をしてあるが守る車は無い。

ああ、なんと愚かな。一歩通行にしたのならきっちりと歩車道を分離したり、速度が出るならハンプを付けたり、それも不可能なら児童が歩く道を裏に作ったりして努力するのが行政じゃあないか。

なに?それでは車が走るのに不便でしょうがない?
ええじゃんそれで。車なんぞは歩く人に遠慮しいしい走ればいいのだ。

車が走りやすくなればなるほど交通量が増すのだ。もうこんな古い考え方を捨てて人間中心の世の中に変えていきたいと思う。

この前などパトロールカーが用事で止まっていたが、車道に止めると交通のジャマになると考えてのことか、なんと 歩道に乗り上げて駐車 していた。これって完全に車優先の体質であるぞ。おまわりでも、いやおまわりだからこその行動だ。いやになっちゃう。今度こういったことがあったら写真撮って公に訴えるぞ。でもあんまり効果はないかなあ。

「歩行者がいなくても歩道に乗り上げて車を止めないこと。」

報道ではいつも、亡くなった人たちは良い人たちであったといった視点に重点が向けられて、感傷的な記事にしているが、それも否定はしないが「被害者はかわいそう、憎むべきは違反をした運転者だ」といった画一的な記事でなく。道路行政や交通行政の欠陥に視点を置いてほしい。

同じような事故がまたいつかどこかで起こります。






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