おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

映画はしご  再び

2012-11-16 19:44:56 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 北のカナリアたち】

いきなり北国の雪に包まれた分校、小学生生徒6人、先生は吉永小百合。
このシーンで思わずジーンときてしまったぜ。

ずーと昔、NHKの「新日本紀行」という番組で、片道6kmとかの北海道の分校へ通う小学生のドキュメンタリーを見て大泣きしてしまったワシを思い出した。
雪・小学校・分校にワシは弱いのだ。

雪こそ降らないが、小豆島の岬の分校の生徒と、そこに赴任してきた若い先生との心の触れ合いを描いた「二十四の瞳」主演:高峰秀子も良かったが(これも泣いたー) テーマこそ違え(二十四の瞳は反戦)似た感じを受けたはワシだけか。

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詳細な評価こそできないが”良い映画です”
映画で泣きたい人はぜひ。
共演者すべてが熱演だよ。

【今日の ソハの地下水道】

ナチス占領下のポーランドの物語、下水道の修理を職業にするソハが主人公。
ある日彼は、下水道の中で隠れているユダヤ人たちを見つける。そのユダヤ人たちから金と引き換えに、迷路のような下水道を知り尽くしたソハは彼等をかくまうのだ。

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実際にあった話だそうな。

真っ暗な下水道の中が話の舞台であり、真っ暗な映画館で見ていることもあって
ナチスにとうとう見つかってしまいそうなシーンで、折り悪く隣の席に置いたワシのジャンパーが床に落ちた時は(ああまずいこの音でナチに気づかれてしまう、失敗したー)と脈拍が急上昇したよ。

のめりこんでしまう映画であるぞ。君ももし鑑賞するときはやたらと音をたてないように注意すること。

この時、日本は肥溜めの時代だがポーランドでは下水道。
その下水道管は煉瓦巻き立てでありながらも断面形状は「卵形管」。
こんなところも注意してみるように。いいね。