おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

ノーベル賞 物理学賞

2012-10-10 15:27:31 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 開国 】

ノーベル医学・生理学賞に京大の山中伸弥先生が受賞することが決まって、日本中が大騒ぎだが
昨日物理学賞をフランス人とアメリカ人が受賞したことは、特にマスコミではニュースにされていない。

受賞理由はiPS細胞と同じで、読んでも良く分らないが「原子を使って光子の状態の重ね合わせを操作したり、計測したりすることに成功した」「電荷を帯びた原子に光を当てることで、重ね合わせの状態を保持させることに成功した」というさっぱり●×▼のことだ。

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これがニュースにならないのは内容そのものが難解なこともあるが
日本人が受賞したのでないことだと思う。
そりゃあそうだ。
日本人で無けりゃあノーベル賞なんて関係ないもんなあ。
「開国」してグローバルな日本にならんといかん。

【今日の ノロウイルス】

これまた日本では新聞の片隅にも書かれていないが
ドイツでノロウイルスが原因の集団食中毒が発生したということだ。
なんと、1万2千人の児童が「中国」から輸入された冷凍イチゴを食べて食中毒だって。

◆2012年10月5日、独消費者保護・食品安全庁は1万人以上もの子どもが食中毒にかかった事件について、給食の冷凍イチゴが原因である可能性が高いと発表した。6日、RFI中国語版が伝えた。

9月末、ドイツ東部の学校及び幼稚園など500カ所で約1万2000人の子どもが食中毒症状を示した。少なくとも32人が病院で治療を受ける騒ぎとなった。問題が起きた学校、託児施設はいずれも仏フードサービス大手ソデクソを利用していたという。

調査の結果、被害はノロウイルスによって引き起こされたものと判明。イチゴの砂糖煮が原因である可能性が高いとみられている。料理に使われたのは中国産冷凍イチゴ。ソデクソは予防措置として問題のイチゴの使用を中止した。(翻訳・編集/KT)

★思い出すのは2007年に発生した中国製の「冷凍餃子」事件である。

◆07年12月下旬から08年1月にかけて、中国の天洋食品が製造、JTフーズが輸入、日本生活協同組合連合会が販売した冷凍餃子を食べた千葉県千葉市、市川市、兵庫県高砂市の3家族計10人が下痢や嘔吐などの中毒症状を訴えた。
このうち、市川市の女児が一時意識不明の重体に。両県警が餃子を鑑定したところ、メタミドホスなど有機リン系殺虫剤が検出された。
その後の詳細な鑑定の結果、市川市の家族が食べて吐き出した餃子の皮から3,580ppm、具から3,160ppmのメタミドホスが検出された。これは検疫基準を大幅に上回り、数個食べただけで死に至る可能性がある量であった。
食品安全委員会によると、人が一度に摂取すると健康被害を及ぼすメタミドホスの量は体重1kg当り1日0.003ppmである。

★この事件では中国側があくまでも日本の流通段階での事件と言うことを主張したりして、今の日中関係同様険悪な関係になった。

◆2010年3月26日、新華網は、中国製冷凍ギョーザ中毒事件の容疑者を逮捕したことを報じた。
逮捕されたのは、餃子の製造元である天洋食品(河北省石家荘市)の元臨時工・呂月庭容疑者(36歳、河北省出身)。取り調べに対し、毒物を注入したことを認めており、給与問題と同僚への不満が動機であったと供述。中国公安ではすでに犯行に使用した注射器を押収。また、大量の証言も得ている。

その後3年も後になってから、。中国の1工員が会社への恨みから注射器で農薬を注入したことである程度の結論付けたが
いまだ不自然な点がおおく「闇」に「包まれた」ままだ。(餃子だけに)

★今回の、このドイツ始まって以来と言われる集団食中毒事件の原因追及に対して、ドイツと中国はどのように対応していくのか、注目していくと面白いと思っている。