おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

他人が不幸になることよりも、自分が幸せになることを

2012-03-08 19:06:22 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 退職金】

人事院の調査では、2010年度に退職した国家公務員の退職金と、将来受け取る見込みの年金の上乗せ分の合計額は、
民間企業(従業員50人以上)の従業員よりも403万円多い。

人事院は、国家公務員の退職給付について、見直しを行うことが適切、との見解


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1%の穏やかなインフレにする目標を掲げている日銀は、このことをどう見るか

いずれ、地方の職員にも波及する問題である。

公務員の給料が多いと誰もが言うが、公務員の給料が安い時、誰か、あげてやれと、いった人がいる?

「人の不幸は蜜の味」と言うが、まさしくそれだな。

しかしだな、よっく考えてほしい。地方の会社では、給料の水準を決めるときに、公務員の給料が一定のバロメータになっているので、公務員給料の水準が下がれば、あなたの会社の給料の水準もつられて下がるのだ。

これを「賃金のデフレスパイラル」とワシは言う。

公務員を大事にしない社会は、自分の首を絞めているのである。

ますます生活が大変になってくるぞ。

また、政府は、国家公務員の来年度の採用枠を大幅に削減する方針であるそうだ。
その分民間に流れて、民間の採用にもれる若い人が大幅に出ることは自明の理。

公務員の所得を下げて良い気持ちになるよりも、自分の所得を公務員の水準に上げていこう。
日本全体でそうなれば「緩やかなインフレーション」は案外簡単なことかもしれない。