MrKのぼやき

煩悩を解脱した前期高齢者男のぼやき

広島野球の真髄

2007-08-15 23:26:32 | スポーツ

日本全国、異常な暑さが続いている。

今日は40度を越えたところも

あったそうだが、

それって、猛暑日を通り越して

『激暑日』?(そんな言葉はないって!)

ちなみに『酷暑日』ってのもあるらしいが

『猛暑日』と同義とのことだ。

そんな暑い中、

毎日野球をやっている

プロ野球選手、高校球児のみなさんも

大変だが、

ここんとこ、カープがいい試合を

している。

一方、広陵高校も

圧倒して勝つのではなく

相手のミスにつけこんで点をとる

『広島野球』を実践している。

その『広島野球』といえば

思い出されるのが、

昭和48年の

第55回全国高校野球選手権。

この大会、広島商業が全国制覇を成し遂げた。

豪腕投手がいるでもなく、また

強力打線で打ち負かすという

わけでもなかった。

ただ飄々と自分達のペースにもちこみ、

相手のミスを誘って、

終わってみれば勝っていた、という

試合の連続だった…

この大会、

作新の江川、高知商の鹿取、

鹿実の定岡、東邦の山倉、

北陽の岡田など、錚々たる選手が

出場していた。

その中で、広商のエース佃は

平凡な左投手であったが、

どんなピンチにも動じることなく、

失点を防ぎ(達川捕手の好リードもあった?)、

かろうじて失点を上回る得点で勝ち進んだ。

3回戦の日田林工戦では、

意表をつく2ランスクイズで勝ち越した。

決勝の静岡戦では、

最終回、大利選手のスリーバントスクイズで

サヨナラ勝ちした。

今の時代なら、佃投手は

『不動王子』とか

『平静王子』(←これ結構気に入ってる)とかの

ニックネームをつけられて

もてはやされていただろう。

その佃投手、

13日に食道がんのため

52歳の若さで逝去されたそうである。

http://megalodon.jp/?url=http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/fu/news/20070815k0000m060176000c.html&date=20070815231317

カープがまだ一度も優勝していなかった時代、

野球好きの広島県人を熱狂させた立役者の早過ぎる死。

誠に残念である。

ご冥福をお祈りする。

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