ついに終わった、北京オリンピック…
あ
あ
あ
日本の、金メダル9個をはじめ、計25個のメダル獲得は
よく健闘したと思う(なにせ世界で8位ですから…)。
しかし、なんとも釈然としないオリンピックだった。
多くの競技で、身体的にも、精神的にも
圧倒的な力の差を見せつけられた感じがした。
とにかく観戦には疲れた…(だから見ないって言ってたのに…)
1つの勝利の喜びを味わうために
9つの悔しい敗北を見なくてはならない、
そんな繰り返しの17日間だった。
強い精神力を持って身体能力を競うオリンピック競技で、
日本人が世界の上位に躍り出ることは
見果てぬ夢であるような気がした。
今回、
マラソンや野球の特別待遇に苦言を呈したあの選手団長が
国からの全額の補助を求める趣旨の発言をしていたが
そんなことで解決するようなレベルの問題ではなかろう。
これまでの日本人の勝者は身体機能に劣る部分を
精神力で乗り越えてきていたと思う。
今回、これまでメダルを維持してきたシンクロ団体が
5位という結果に終わったが、関係者の衝撃は大きく、
意識を消失する選手までいたほど頑張った選手達に対して、
その健闘を讃えるどころか、
不成績を叱責するかのような発言が集中した。
挙げ句に選手の一人は、
「日本の恥とはいわないまでも…」などと発言した。
ついに出た~~!『日本の恥』!
いつか誰かの口から出てくるだろうと思っていたのだが…
選手にそのような言葉を言わせてしまうのは、
様々な圧力で追い詰めているからだろう。
こんな状況にある選手に好結果を期待する方がおかしいと思う。
あ
一方、プロ野球選手をかき集めてVIP待遇で臨んだ野球…
結果、メダルを獲得できず、3強に一勝することもできなかった。
予選で格下の中国に大勝した時、
監督、選手たちのあの相手をバカにしたような態度…。
(中国嫌いだけどあれはいただけない)
実は上位3チームから、自分達も同じように見られていたとも
知らないで…(ちょっと言いすぎか?)
ま、確かに慢心があったのだろうし、
勝利への執念が全く感じられなかった。
あの仲良しダメコーチ陣と即席寄せ集めの選手達では
国際試合に勝てる道理がない(おっと、つい橋田壽賀子調に)。
あ
さて、北京オリンピックの、あの開会式と閉会式…
度肝を抜かれた。
莫大なお金がかけられていたのだろうが、
人口の多い国の活力をいやというほど見せつけられた。
少子高齢化の進む斜陽の国では
いくら金を積んでも真似はできないだろう。
閉会式では、戦いを終えた選手達がリラックスした表情で
余韻を楽しんでいたが、
気になったのはケータイを耳に当てながら
閉会式に参加していた日本選手団。
閉会式の最中に一体誰と話をしているというのだろうか。
「俺、今、国家スタジアムにいるんだぜ、映ってるか?」とでも?
ニヤニヤした顔で数人の選手が
ケータイ片手に話し込んでいた。
あれは日本向けの映像だったと思うが、
そんなおバカな行動をしている人間は
他の国の選手には誰一人としていなかった。
ああいう場でこそ他国の選手と
交流しろよっ!握手しろよっ!ハグしあえよっ!…
何やってる?日本選手団!
最後の最後に
本当の『日本の恥』を見せつけられた気がした…
やっとオリンピックが終わりましたね。
これでやっとテレビから変?なコメンテーターが消えてくれるかと思うと、ホッとするこのごろです(笑)。
しかしよく金メダルが9個もとれました(でも北島選手が2個とったのだから、差し引き7個か・・・)
今日のニュースで、今後谷選手に対し特別扱いしないと報じられていましたが、今回のオリンピックに出場されたメンバーの中には、どう考えても?の付く選手が含まれてました(前回のトリノも酷かったですけどね。今回の野球の4番バッターAは酷かった・・・)。
もしオリンピックで勝てる選手を育てたいと思うのなら、補助がどうとかの問題ではないと思います。
今の日本の競技のレベル自体、参加者・競技者の数等が下がってきているように思います。
今までは企業主体のスポーツクラブがほとんどでしたが、バブルの崩壊以降、企業主体のクラブや競技者が減ってきているのも事実です。
たしかに、トップのレベルを上げることも必要かもしれませんが、もっとボトムのレベルアップをはかる必要があると思います。
日本のサッカー界が、Jリーグの発足を機会にレベルアップしましたが、各地方にスポーツクラブを作って、市民が自由に参加できる市民レベルでのスポーツコミュニティを作ることで、今以上の競技参加者の増加を図りレベルを上げていくことが大事だと思います。
いかがなものでしょうか?
Nurse.Aさんのおっしゃるとおり、環境を整え、競技人口を増やすことが大切だとは思いますが、本音を言いますと、国全体が、「オリンピック?必死になる必要なし。頑張りたい人が頑張れば?選手の皆さんには伸び伸びと競技いただいて、まぁ一つでも銅メダルがとれたら最高!」ぐらいの気持ちになれたらいいのに、と思っています。もしそうでないのなら、とことん気合入れてやれ!と言いたい。今回銀メダルの太田選手も小学校3年からフェンシングを始めたそうですね。
環境の整ってない日本では、国内競技人口の少ない種目で世界の実力に肉薄するのは大変なことだろうと思います。
ところで、星野ジャパンの新〇は、カープを捨てて出て行った薄情なやつ(あそこまで育てるのにどれだけ我慢したことか)で、(人格的にも技術的にも)とても日本代表の4番を任せられるような人間ではなかったのですが…。星山田3バカトリオの見る目の無さが露呈されましたね(ボロクソ)。