今日は五月晴れのいい天気、
K君の運転で往診へ。
こちら大朝では、
いまだ朝晩は肌寒い。
その寒さでまだ動きの遅い
蛇くんたちは
ぽかぽか陽気の日中、
からだを暖めるためだろう、
町内いたるところ
道路の真ん中にねそべって
ひなたぼっこだ。
お寺の息子のKくん、
仏の教えに従って、
さっそく遭遇した
最初の蛇くん、
うまいハンドルさばきで
これをかわした。
ところが、
広い道路に出て
スピードがあがったところで
ちょっと油断したKくん、
まさかの二匹目の蛇くんを
よけきれずに、ぐしゃっ…
顔をひきつらせるKくん、
「あれはたぶん、蛇じゃなくて
木の枝だったと思いますよ」
「それじゃ、帰りに通るから
確認してみよう」
で、往診終わって帰り道、
やばっ、
しっかり蛇くんだったよ~(惨)。
仏教で行ってはならないとされる
「十悪」のひとつ、「殺生」の
罪を犯してしまったKくん、
しばし呆然と…。
ただ、救いがあるとすれば
往来の多い広い道路で
寝そべっていた蛇くんにも
非があったといえるし、
すでに他の車に
轢かれていたのかもしれない。
それと、
往診の行きかえりの
不可抗力のできごとだから、
「無益な殺生」には
当たらない、と
言いきかせるかなぁ。
そうそう、
手厚く葬ってあげていれば
これ以上のことは
なかったのにと、
後になって悔やんだりして。
でも、やっぱり気持ち悪いよ~。
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