100が切りたいぞ（３）

８月にやった過酷な「２７ホール踏破！」にご一
緒させてくれた方が、職場対抗競技で１０位だっ
たそうです。県職場対抗競技は８０チームもの参
加があり、この目で一度見てみたいものですが、
この方は去年が７位と、安定した力をもっていま
す。

彼は、最先端のクラブをいつも試していますし、
お友達の話では、ゴルフショップを開業できるだ
け、すべてそろっていると伺いました。ほなさん
とやるときは、常に新しいクラブを持参し、試し
うちをおりました。

まずは、普通のスイングをすることができない私
は、このクラブギアのここをこうするとフェード
系になり、ここをこうするとドロー系の球筋にな
る、とかいわれると、ふーん、というため息しか
でません。

ほなさんが普通に打てば、なじんだスライスとな
り、ひっかけたら右カーブしますので、ドローと
かフェードとか言われるお上品な、しかも高度な
技は持ち合わせておりません。
よくぞまぁそんなところへ打ち込んだものよ、と
なじられるようなOBのはじまりを示す杭の横であ
ったりするのです。

今日こそは、そんなことはしない！
グリーンのタッチを掴むために、いつも以上の早
朝練習をしていると、従兄弟の連れられた○藤さ
んが、
「ここは（Ｊ）、練習グリーンとタッチが違うぞ。」
と教えてくれたのでした。
ほんなこと、今頃言われても、どうしようもない
でぇ、とほなさんは肩を落としたのでした。

ちょうどスタートの時間です。キャディさんが、さ
あ行くわよ！と手招きをしました。
アウトの１番ホールは、すぐそこであります。