ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

100が切りたいぞ(9)

2011年10月14日 | 日記
12番ホール370Yパー4は、予定通り3オンし
たものの、カップまで遠く、思い切りよく打っ
たつもりのボールは中途半端な距離を残してし
まいました。距離感というものは、だんだん狂
ってきます。
この動揺は3パットの結果をうみ、ダボとなり
ました。

続く13番168Yパー3は、左から大きく回りこ
んだ向こう岸にグリーンがあるホールでした。
Jクラのコースガイドをリンクさせましたが、
この日のピン位置は、図よりまだ右側でありま
して、誰もに、どうしても直接狙いたいと思わ
せるものがありました。

なので、ほなさんは「俺も男子だ、ついてるも
のは、喩えそれが貧相でも、ついているんだ!」
と自分に言い聞かせ、慎重に向こう岸に狙いを
定めました。
午前中の池で、二度目で越えられたことが自信
になっていました。従兄弟が、ニアピン賞の申
し込みをせよとか、プレッシャーをかけるなか、
ほなさんの一打は、快音を発しました。

やった!と心で叫び、球の行く末をみ、
「ない、、、、ありません。ボールはどこだ?」
とほなさんが言いますと、
「見事に逃げたなぁ。ほれ、左にプッシュアウト
 して、左のグリーンエッジにおるわ。」
と従兄弟が教えてくれました。

二つのグリーンがひとつになったような、ひょう
たん形グリーンの左の端のエッジにちょこんと見
えてるのが、ほなさんの球のようです。
やっぱし、ほなさんには、ついているものもお粗
末なようで、自分自身が池越えできないと、心の
そこでは思っているのでしょう。
「くそーっ!」
とだけ、みなの手前、ほなさんは舌打ちしたので
した。

次は、薬局さんでした。
気の毒だとは、きょうの薬局さんのことをいうの
です。一発目は、ニアピン賞をもらおうと宣言し
打ちました。この球は旗めがけて一直線、が、ひ
と伸び足りず、ドボン。
池の傍からの二発目は、力が入ってダフり、その
まま池へぽちゃん。

3発目を落とした時は、
「だれか~、球をくれ!」
と薬局さんは叫びました。従兄弟が持ってた球を
渡し、これもまたドボン。
もうあきません、一番飛距離を出せる薬局さんの
今のスイングは、だれが見ても、池を超えそうに
ありませんでしたが、6ッ発目で、やっと越えま
した。だれも慰めの言葉すらかけることができま
せんでした。

こうなってみると、どこかのだれかのような、池
へゴー!のような無様ではなく、ほなさんの左へ
逃げたエッジへオンの球でも、立派なもんであり
ます。

ところが、ここからが難しかった。段差のあるひ
ょうたん形グリーンのへこんだ部分は、池なので
した。つまり、ほなさんのエッジからは、そうと
うな左カーブの大回りをして下ってゆくか、水の
上を飛び越してゆくかしかありません。
結局ほなさんは、4回パターを叩いてカップイン
となったのでありました。
1オンでもここもダボ。

14番ホール390Yパー4は3オン、1パットのボ
ギーでクリア。
15番ホール391Yパー4は3オン2パットのダボ。
ここまでで「79」、あと3ホール分のパー12
を20でいけばいいのです。

いよいよ100切りは実に順調であると思えた、
明日という日が輝いてみえた、水曜日の午後でした。