ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

息子とラウンド(3)

2010年04月07日 | 日記
イシさんは、ほなさんよりちょっとだけ年上
の会社員さんです。
ほなさんは昨年末時点で同じハンデでしたが、
イシさんは、今年から雨の日以外パブリック
コースを連日周ってから出勤する生活をして
いるらしく、腕はそうとう上げています。そ
の証が寄せにあらわれ、ワンパットであがる
ことが多くなりました。

前もってイシさんに、
「年に一度しかやらないからメッチャヘタで
 すが、それでもかまいませんか?」
と息子の腕前を正確に告げてありましたが、
それをどう判断されたかイシさん次第です。
まさか謙遜した言葉だと思ってないようにと
それを危惧しつつカートの場所にもどった所
にイシさんが到着したもようです。

「(パブリックを)今朝1回周ってきたわ」
開口一番に言ったイシさんに驚きました。
まだ7時40分なんですから、
「いったい何時から周ったの?」
とほなさん親子。
「5時過ぎから、、」
と言った口ぶりは、夜明け前からのラウン
ドは納得の内容であったことをうかがわせ
ました。

夜明け前から朝錬をやるなんざぁ、この人
すごい、凄すぎる、、、と一歩下がった私
達でありました。
ところがギッチョンチョン、
それが良い結果に結びつくかどうか、それ
はゴルフというスポーツの面白さ、奥深さ
であります。

息子とラウンド(2)

2010年04月04日 | 日記
息子殿を現場に慣れささないといけないから
早めの朝6時過ぎに家を出て、ゴルフ場へむ
かう。
天気は曇り。いつも強風で有名なところだが
今日は風がなく、絶好の日和になりそうだ。

「帽子きるのぉ?」
と嫌がる彼に無理やりかぶせ、パター練習場
へ直行。ほなさんはポケットからボールを3
個落とし、端の方で打ってみる。

グリーンには砂がたくさん入っており、転が
りが悪いようだった。彼は、オリジナルマー
クだと言い、骨の継ぎ目のような不安定な線
球全体に書き入れ使っている。確かに、自分
のボールだと判別しやすいが、まっすぐ転が
っているかどうかよくわからない。彼はなに
を目標して、パターをするのだろうか。

年に一度だから、彼にバンカーをやらせてお
かなければと、スタートホール手前のバンカ
ーとアプローチ練習場へゆく。時間帯が早い
ためか、われわれ以外ひとりしか見えなかっ
た。好都合だ。

自分で3発やって、彼にさせてみると、ボー
ルは全くバンカーから出なかった。ボールの
手前に線を引き、ここを打ってみろ!と教え
たら、
「それができるぐらいなら、」
とすんなり彼は応え、
その正直さに、なるほど、とほなさんは答え
るほかなかった。

バンカーショットは、例えていうなら、目玉
焼きにした玉子をバンカーに置くとすると、
黄身を直接打つんじゃなくて、白身も含めた
目玉焼き全体を、バンカー外に出すようにし
なくてはいけないのだ。
息子の状況から、今日は言うのをよそうと思
った。

もうひとりメンバー「イシさん」はまだ到着
しない。息子の腕を知らないイシさんが、こ
の現状を知ればなんと言うだろう、ふと不安
になった。

息子とラウンド(1)

2010年04月02日 | 日記
あまり貧乏くさい話ばかりが続き、誠にすみま
せん。たまには本題、ゴルフの話を、、。
(これもまた貧乏臭い、ウーン!)

平日の一番安いサービスデーに7500円(食事付)
というゴルフ場が、4名ならひとり3千円、3名で
は3500円という格安価格(3日間のみ)にすると
聞いたので、主婦業をしている同級生をお誘いし
た。

以前から「今年は行こう!」と正月に頼んでいた
のだが、ゴルフ場に電話してみると、あまりに安
くて、1日に60組も予約があり、7時代の早い時間
帯しか空いてないという。

主婦業の彼女達には、この時間帯はいくらなんで
も早すぎる。それで仕方なく、わが息子殿と、パ
ブリックで知り合った、優しそうな方にお願いし
て、行くことになった。もちろん息子殿の一切合
財は、私もちなのだ、これも諦めよう。

これから本格シーズンに突入するから、安い価格
は今後ないので、今回を逃してはいけない。息子
とぜひとも行こう!と気合を入れた。ほなさんの
場合、それぐらい本コースに出る機会が少ないし、
息子は、1年前の1月終わりに行ったっきり、練習
もしている風がなかった。

ゴルフ練習場の回数券を渡し、これで練習してこ
い!と言っておいたが、前の日まで行ったようで
ない。本人曰く、
「年に一度だから、直前でないと、練習しても
 忘れる」
という。当日の朝、成果をたずねると、まずまず
だったと言った。ホントかしら、、。

プラスとマイナス

2010年04月01日 | 日記
「サービスランチ」の「追記」に書いたこと
は、
何かを失うことで、何かを得るものがあると
申したかったのです。

ほなさんは禁煙を勧める掲示板で長くお世話
になった事が、ネットと関わり始めでした。
タバコを吸うのが止められないというのは、
ニコチン依存症というリッパな病気なんです
ね。

ですから禁煙最初の苛立ちを抜けますと、新
しい世界というか、吸う前はこうだったんだ
と思える世界が数十年ぶりに現れ、まことに
興味深かったんです。自分の体と心が、新し
い世界に反応しつつ変わって行くことは、た
へいん面白いことでした。

何かをやめるということは自分の生活に不都
合が生じることなんですが、実際は、そのマ
イナスされた分かそれ以上に得することが多
くあります。

これが実感としてわかると、とても楽しく過
ごせるんですがね。なんでもマイナスだと感
じた当初は、そのマイナスばかりに目が行っ
て、寂しさだけが友達だ、なんて感傷的にな
りますが。

一病息災なんて言葉があるように、健康なう
ちは体に無頓着です。若いうちは無頓着でも、
疲れは一日寝ればとれましたから、健康を無
駄使いしてしまっていました。ほなさんにお
金持ちの時代はありませんでしたが、お金も
健康と同じだと思うようになりました。

以前に盲目の方を阿波踊り見物にお連れし、
とても喜んでいただけた時に思いましたが、
目が見えない分、健常者以上の鋭い観察力が
ついているようでありました。

何が得か損か、わからないのです。
損したとき、こう思いましょう。
どこか減った分、また何かが増えているから
今からそれを探しましょう。
それはきっと、失ったもの以上の価値ある物
のような気がしますね。
そして、失わなければ得られないことのよう
です。

うちの「諭吉」には、すべて名前があります。
数少ないとこういう遊びもできますよ。