ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

誕生日プレゼント(3)

2018年05月03日 | 日記
プレゼントの「ハンケチ」が見当たらないという
重大な「事実」を、ほなさんはひとりその小さな
胸のうちに秘めておりました。

ところが妻の臭覚は、その立場がそうさせるので
しょうが、我が家の週刊文春は、夫の失敗と隠し
事には的確に反応するのでありました。

「?」
という妻の鋭く小さな疑問は、憶測と推理を呼び、
そして大事な大事な、夫の存在そのものをも上回
る娘の旦那からのプレゼント品を無くしている、
という事実へ見事に結論を見出してくるのであり
ます。

なぜに女房殿は、ここまで凄いのでしょうか。
それは夫婦生活を円満に送るための「心構え」に
男と女では差がありました。

「お金がないわ」という妻の言葉と裏腹に、女房
殿が持つ服は「確実」に増えてきてますが、「家
庭円満」にする旦那の務めは「ここは見て見ぬフ
リ」であると、洗濯ものを畳む役目を頂戴してい
る私は、黙ってたたむ日々であります。

日々の洗濯物が30点だとすれば、共通のもの10点
、奥様のもの16点、夫のもの4点というところでし
ょうか。日によっては私のものが全く無いことがあ
ったりして、私の仕事は最後のタタミだけだからと
思いつつ「ご奉仕ご奉仕」といい聞かせても、
ついひとこと言いたくなって、
「今日はオレのは無かったぞ。」
と言うと、
「毎日出さないあなたが悪い。」
と妻の返事でありました。

日々の洗濯物が多いから大変、、と嘆いていたのは
奥様、あなたじゃなかったの、と言いたいのぐっと
我慢した、冬の夜でありました。