ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

福祉用具みてある記

2016年05月14日 | 日記
ご参加いただいた方へのメール内容です。

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先日はご参加いだきありがとうございました。苦労様でした。
かつて衣料品が売れていた頃、「一番店商法」のセミナーが流行
りました。本が本屋にも並んでいました。あれからずいぶん経ち
ますが、衣料品から売れる商品が無くなり、メーカーさんや問屋
さんが減り続けました。

今、「ユニクロ」「GU」「しまむら」などに統合されてきた中
で、われわれがまだ店を続けられているのは、地域のお客様が必
要とする衣料品があるからです。

そのひとつが肌着・靴下・パジャマ・タオル類です。特にパジャ
マは、「○○○○」などの量販では売場が減ってきたように思い
ますが、われわれの総売上は減っても占める割合は減っておりま
せん。いわゆる「入院グッズ」と呼ばれる商品は同じような傾向
ではないでしょうか。

今回「バリアフリー展」で見ていただいた介護用品・福祉用具は、
「入院中から退院後グッズ」です。シニア世代が骨折や手術で入
院すると、まず大きな救急病院で処置します。ここでは長くて2
週間までで、そこから回復期病院や療養型病院へ移り「社会復帰
という名のリハビリ」がはじまります。元気な患者は自宅に帰り
リハビリをします。この時に必要なのが、バリアフリーでみてい
ただいた福祉用具の類です。

例えば「靴」です。リハビリに必要ですから買います。
ぴったりしていないと介護職員から転倒予防の注意がされます。
杖が必要になるかもしれません。杖の使い方もリハビリの時に教
えてくれます。

要介護等の認定がおりる方は、現時点で6人に1人です。1人は
介護保険を使えますが、あと5人は使えません。これが2018
年目指してさらに進んでいくものと思われます。というのは、社
会保障費カットの建前から、この前お話したように軽度者を切り
捨てにかかっているからです。現在、国が進めているモデル事業
を取り入れた大分県のB市では、軽度者が使っている「歩行器レ
ンタルが0になった」という実績?が出ています。

利用者が居なくなるはずがありませんので、「自費レンタル」
「自費購入」という全額自己負担の軽度者カットの前ぶれ?
かもしれませんね。
疑問や今後ことなど、ご意見がありましたら、ご遠慮なくほなさ
んまでメールください。