ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

良い会社とは、(2)

2014年08月23日 | 日記
ほなさんを商人へ導いてくれた恩師は、
「どんな時でも、損得の前に善悪を優先させなさい」
と言ったあとで、
「あなたを食わせてやろうと思って買って下さる
 お客様はひとりも居ないよ。だから顧客のために
 尽くしなさい。」
といつも教えてくれました。

「善悪優先」「お客様第一主義」です。
ところが坂本先生は、
「まず従業員ありきだ。」
「従業員第一主義だ。」
と言いました。確かにそうです。これだけ日本経済
の地殻変動がおきている中では、まずスタッフを守
らなくてはいけません。スタッフともども生活を継
続できることが一番です。

写真フィルムをつくっていた大企業だって、もうフ
ィルムで食っていける時代はとっくに過ぎ、化粧品
やら医療機器などの分野が主力だとききます。かつ
ての農業国だった日本が工業国となり、今後は、ま
た新しい形に変わっていくことでしょうが、ともに
働く仲間の仕事を確保しなければなりません。

工場を簡単に閉鎖し、従業員を切り捨てていくよう
な企業は、いくら日本を代表する会社だといっても
認められない、と坂本先生は切って捨てました。
そして工場を誘致するために多額の税金を使ってき
ている地元自治体も、大きな企業じゃなく、地元に
役立つ小さな会社を育てなさい、そしてこういう良
い会社というのは、実はあちこちにあるのだ、とお
っしゃいました。

「スタッフとともに長く続くことが良い会社か、、」
と講演会を聴き終わって、ほなさんは思いました。
これを機会に、価値観の順位を新しくしなければな
りませんね。


コメント
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